ローソンは、11月10日の「トイレの日」と11月19日の「世界トイレデー」に合わせて、トイレの重要性について考えるきっかけづくりとして、11月15日から全国のローソン店舗のトイレ扉部分にアートステッカーを貼付。
このステッカー内のQRコードを用いて、。トイレの大切さと使用者と清掃者の双方に感謝を伝える動画を配信していく。
また11月18日から東京都と神奈川県の3店舗では、トイレ全面をアートシールでデコレーションしたアートトイレも展開。11月はトイレ美観月間として店舗のトイレ清掃を強化していくという。
同社は、いつでも気軽にトイレを利用したいという利用者の声を受けて、1997年にコンビニエンスストアチェーンで初めてトイレを開放した。
試算では、全国の店舗で1日に約100万人がトイレを利用しているという。いつでも使用可能なコンビニトイレは、長期休暇中や年末年始など外出の機会が増える時にニーズが高まり、高齢者や障がいのある人など外出時のトイレに不安を抱えている人にとっても重要な役割を担っているといえる。
同社では、いつでも安心して利用できるコンビニトイレのサービスを継続するため、今回の取り組みを通じて、コンビニトイレについて利用者が考える機会につなげたいと考えていると説明している。
アートトイレとアートステッカーのデザインは、普段からトイレを綺麗に使っている利用者への感謝の気持ちを伝えるため、「ありがとう」をテーマに福祉施設「PICFA(ピクファ)」のアーティストが描いている。
2022年2月に「マチカフェカップ」をデザインして、多くの反響があったことから今回の取り組みにつながった。「PICFA」のアーティストには、ローソンからデザイン費が支払われて障がい者アートの支援にもつながる取り組みとなっている。
「トイレの日」&「世界トイレの日」の取り組み概要
1.全国の店舗でのアートステッカー掲出
2022年11月15日から2023年2月27日まで掲出されるステッカーに表示されたQRコードから、トイレの重要性やトリビア、利用者への感謝を伝える約1分の動画を確認できる。
2.関東3店舗でのアートトイレ実施
2022年11月18日から2023年2月27日まで、次の関東3店舗でアートトイレを展開する。
■ローソン中央晴海三丁目(住所:東京都中央区晴海 3-3-3)
制作メンバー:東島ゆきのさん、加田有紀さん、樋口裕乃介さん、安永憲征さん
■ローソン馬車道店(住所:神奈川県横浜市中区相生町 5‐81)
制作メンバー:安永憲征さん、加田有紀さん、樋口裕乃介さん、杉野 るかさん
■ローソンダイワロイネットホテル横浜公園店(住所:神奈川県横浜市中区山下町 204-1)
制作メンバー:園田瑞樹さん、加田有紀さん、樋口裕乃介さん、杉野 るかさん、安永憲征さん
https://www.lawson.co.jp/lab/tsuushin/art/1459034_4659.html
構成/KUMU