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今までと何が違う?Wi-Fiの最新規格「Wi-Fi 6E」対応製品3選

2022.11.13

 近頃よく耳にする「Wi-Fi 6E」。Wi-Fiの最新規格であるWi-Fi 6の拡張版(Wi-Fi 6EのEはExtend=「拡張」のE)で、6GHz帯の周波数を使えるWi-Fi(無線LAN)だ。

6GHz帯も使えるWi-Fi 6がWi-Fi 6E

 無線通信に利用する電波は、混信を防ぐため国が周波数の用途を定めている。Wi-Fiでは2.4GHz帯と5GHz帯が使えるようになっていたが、2022年9月に公布された総務省令で、日本国内でも6GHz帯の無線LANが利用できるようになった。5GHz帯が使われるようになったのが1999年なので、20年以上ぶりとなる。最新の無線LAN規格であるIEEE 802.11ax(Wi-Fi 6)の通信方式のまま、6GHz帯にも対応するという意味でWi-Fi 6の拡張版=Wi-Fi 6Eだが、より高速な通信を体感できると期待されている。

 Wi-Fiと無線LANを併記しているが、Wi-Fi(ワイファイ)とは無線LANのブランド名のようなものだ。「IEEE」という学会、技術標準化機関が「IEEE 802.11○○」という無線LANの規格を策定している。そのIEEE 802.11規格に準じており、他社製品とも相互接続可能と業界団体の「Wi-Fi Alliance」が認めたデバイスはWi-Fiのロゴを使用できる。

Wi-Fiのロゴマーク

 Wi-Fiの後に続く数字は世代を表しており、Wi-Fi 6が最新だ。なお、1から3はなく、ナンバリングされたのは「Wi-Fi 4」から。また、次世代の「Wi-Fi 7」は2024年に策定予定だ。

(Wi-Fi表)

Wi-Fi 4

Wi-Fi 5

Wi-Fi 6

Wi-Fi 6E

Wi-Fi 7

規格

IEEE802.11n

IEEE802.11ac

IEEE802.11ax

IEEE 802.11be

最大通信速度

600Mbps

6.9Gbps

9.6Gbps

46Gbps

周波数

2.4GHz帯/5GHz

5GHz帯

2.4GHz帯/5GHz

2.4GHz帯/5GHz/6GHz

より広い帯域幅が使えて電波干渉も受けにくい

 Wi-Fiの便利さはパソコンやスマホなどで実感しているだろう。しかし、Wi-Fi端末が増えてくるに従い、速度の低下や他の電子機器との電波干渉が問題になってきた。

 例えば2.4GHz帯は、5GHz帯よりも周波数が低いため遠くまで届きやすく、障害物にも比較的強いが、使える帯域幅が狭く、Bluetooth機器や電子レンジで使っている周波数と同じなので電波干渉を受けやすく、速度が低下しやすい。

 5GHz帯は2.4GHz帯と比べると電波干渉は少ないが、航空/気象レーダー波を検出すると一時的に無線出力を停止する「DFS(Dynamic Frequency Selection:動的周波数選択)」という仕組みがあり、通信が途切れてしまうことがある。また、Wi-Fiルーターやスマホなどで5GHz帯への対応が進んだため、集合住宅などでは電波干渉が起こって速度が低下するという声も聞くようになってきた。

 一方、6GHz帯は帯域幅が広く、160MHzのバンド幅で3本のチャンネルが選択できる(5GHz帯は2本)ため快適に通信できる。DFSで通信が途切れることもない。新たに使えるようになった周波数帯なので帯域が空いていて、干渉を受けにくく速度も低下しにくいことが期待できる。集合住宅でも快適に通信できそうだ。

Wi-Fi 6Eに対応したWi-Fiルーターは?

 6GHz帯のWi-Fiを使うには、パソコンやスマホ、タブレットといったクライアント(子機)とWi-Fiルーター(親機)の両方がWi-Fi 6Eに対応している必要がある。片方が対応していない場合は利用できない。

 省令の公布後、早速、無線LANルーターが登場している。6GHz帯に対応するWi-Fiルーターは「Wi-Fi 6E対応」と紹介されているので分かりやすい。一方、Wi-Fi 6Eに対応しているパソコンやスマホはまだ数が少ない。最新のiPhone 14シリーズもWi-Fi 6Eの対応は見送っている。ただもちろん、Wi-Fi 6E対応のルーターはこれまで通り2.4GHz帯、5GHz帯のWi-Fiルーターとして使えるので、先行投資しておくのもいいだろう。

 以下からWi-Fi 6Eに対応したWi-Fiルーターを紹介しよう。

■バッファロー WNR-5400XE6 オープン価格(実勢価格2万円前後)

従来機種「WSR-2533DHPLS(11ac世代)」よりも理論値比較で約1.4倍に速度が向上。三次元的アンテナ配置で、通信距離の短い6GHz帯の通信をしっかり確立。また、端末との電波強度を判断し、遠くまで届く2.4GHz帯と速度の速い5GHz帯の切替を自動で行う「バンドステアリングLite」機能で、部屋中どこでも快適に通信できる。TWT(Target Wake Time)対応で、スマホなど端末の待ち受け時間を制御してバッテリーを節約する。「Wi-Fi EasyMesh」ペアリング済みセットモデルの「WNR-5400XE6/2S」(オープン価格、実勢価格3万5000円前後)もある。

■Aterm WX11000T12 オープン価格(実勢価格5万円前後)

非常にハイスペックなWi-Fi 6E対応ルーターで、6GHz帯、5GHz帯、2.4GHz帯それぞれ4ストリーム、トータル12ストリームに対応する。Atermシリーズの高速通信のカギとなるワイドレンジアンテナが新技術の「ワイドレンジアンテナPLUS」にパワーアップ。また、独自技術「ハイパワーシステム」でWi-Fi電波のカバレッジを広げ、360度、高速で安定した通信が行える。トレンドマイクロのセキュリティ管理アプリ「トレンドマイクロホームネットワークセキュリティ」を最大90日間無料で利用可能。「リモートワークWi-Fi(ネットワーク分離機能)」によって、テレワークとプライベートのネットワークを分け、万が一ウイルス感染などがあった場合でも被害の拡大を抑えることができる。

■Aterm WX7800T8 オープン価格(実勢価格2万2000円前後)

WX11000T12よりもスペックを抑えたコスパ重視モデル。5GHz帯は4ストリーム、6GHz帯と2.4GHz帯は2ストリームの8ストリームに対応。「ワイドレンジアンテナPLUS」や「ハイパワーシステム」といった機能は同様だ。

取材・文/房野麻子


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