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家が広く使えておしゃれ!インテリアの悩みを解決する「壁掛け家電」のメリットとデメリット

2022.11.15

家のスペースが足りない・手狭に感じる――。テレワークや外出自粛生活で、そんなストレスを感じたことはないだろうか。模様替えをしたり、ものを減らしたりしてなんとか乗り切ってきたが、まだ部屋が狭い。そんな人は、壁掛け家電を取り入れてみてはいかがだろうか。テレビ、脱臭機、スピーカー、CDプレーヤーまでインテリアとしても優れている、これらの壁掛け商品を見ていこう。

配置ストレスフリー!壁掛けテレビ

「ウォールフィットテレビ LW1/LW1L[55v]」パナソニック公式サイト予約価格 LW1 36万6300円、LW1L 32万6700円

パナソニックから2022年11月18日に発売される「ウォールフィットテレビ(LW1シリーズ)」は、大規模工事なしで壁に簡単に取り付けられる壁掛けテレビだ。

製品の発売に先駆けて、引越しや部屋の模様替えを経験・検討したことがある、20~60代の男女500名を対象に、同社が2022年9月に実施した「家具・家電の配置」に関する調査では、家具・家電を配置・検討する際に「希望の場所に置けなかった経験がある」人は57.6%となり、「部屋の家具・家電のレイアウトは、テレビを中心に決まることが多いと感じる」人は85.4%となった。さらに、そのことについて「不満を感じる」人も73.8%にのぼっている。

テレビの置き場所は、理想の家具・家電の配置を叶いにくくすることも多いようで、テレビが要因となって「他の家具や家電が希望の場所に置けなかった」(55.2%)、「模様替えが思うようにできなかった」(54.0%)、「部屋を広く使えなかった」(52.4%)、「掃除がしづらくなった」(52.0%)など、さまざまな不満を抱えている人が多数いることが分かった。パナソニックはこの不満について「配置ジレンマ」と呼んでいる。

このようなニーズを背景に、くらしに寄り添う新しいテレビ「くらしスタイルシリーズ」の新製品として「ウォールフィットテレビ(LW1シリーズ)」をリリースする。

パナソニックのコンシューマーマーケティング ジャパン本部 コミュニケーション部 山本智子氏は同製品について次のように解説する。

「従来のテレビはアンテナ線の近くでテレビ台の上に設置するのが当たり前となっており、お部屋のレイアウトも好きな場所に家具を置けなかったりと自由度が低かったと思われます。『ウォールフィットテレビ(LW1シリーズ)』は、壁から画面まで約3.5cmと壁と一体になるようなスッキリとした壁掛け設置を実現しており、モニター(テレビ)とチューナー部を分離し、映像はチューナー部から無線接続でモニターに伝送するので、アンテナ線の位置を気にすることなく、モニターを好きな場所に設置することが可能です」

ただ壁に掛けられるだけでなく、薄さと軽さにもこだわったという。

「スピーカーボックスを無くして、画面を振動させて音を出す画面振動スピーカーを採用し、厚みを抑えることで有機ELテレビならではの薄型デザインを進化させました。また従来機と比較して、約4割の軽量化に成功しました」

取り付けは簡単。石こうボードの壁に付属の専用金具を細いピンで固定するだけだ。

「テレビ台が不要でお部屋の好きな壁に掛けられるので、よりスペースを広く有効活用でき、くらしやすい住空間づくりを実現できます」

スペースの有効活用に加えて、スッキリとしたテレビのルックスに、テレビ、ネット動画、ゲーム利用時も快適さを感じられそうだ。

ペットのトイレ臭を解決!壁掛け脱臭機

「QAIS-air-(クワイスエアー) 04A1J(for Pet)」38,500円(税込)

在宅生活が定着すると同時に、ペットのいる家庭ではペット臭の悩みも頻繁に聞かれるようになった。そんな声にペットの生態も配慮して開発され。2022年9月に発売となったのが、サンスターグループのサンスター技研による除菌脱臭機「QAIS-air-(クワイスエアー) 04A1J(for Pet)」だ。

従来のよくある据え置き型とは異なり、ペット用トイレなど、ニオイが気になる場所の上に壁掛けで設置することを想定している。

同製品について、サンスター技研 E-サイエンス事業部 商品企画部 グローバル商品企画グループ 香川早苗氏は次のように解説する。

「ペットと暮らす家庭が増え、ニオイの悩みも増加しています。既存の対策では解決できないとの悩みもあり、人もペットも健やかに暮らす環境を提供する、新しいスタイルの脱臭機を開発しました。

ペットのトイレ臭の主成分であるアンモニアガスが空気より軽く、お部屋の上に上がっていくことに着目し、お部屋に広がる前にすばやくキャッチできる壁掛けタイプにしました。

脱臭に特化し、ニオイを発生源の近くで除去するスタイルを追求したことで、コンパクト化と静音化、軽量化が実現ました。結果、目標としていた壁への設置が手軽になり、ニオイの悩みだけでなく、お部屋でも広々と快適に過ごしていただけるようになりました」

またペットやペットオーナーへの配慮もされているという。

「人間より小さくデリケートなペットは、環境変化に敏感です。そのため、ペットファーストな設計にこだわり、オゾンや薬剤を出さない脱臭方式を採用しました。独自の『UV光×光触媒』は脱臭性能が自動で復活する技術なので、フィルター交換が不要です。

ファンの音を静かにすること、電源コードに保護カバーをつけること、スイッチをフラットにすること、万が一ペットが噛んでも心配ないよう電圧を下げて供給する配慮なども行っています」

ニオイ対策と共に壁掛けによりスペースが広がるという一石二鳥の製品といえる。ペットもペットオーナーの生活をより快適にしてくれそうだ。

家庭の音響が進化!壁掛けスピーカーシステム

「BeoSound Shape」44万5500円~(税込)※6枚連結した場合の三越伊勢丹での最低価格。デザインにより価格は変動する。

壁に六角形のタイルが連なっているこのアイテムは、デザイン性の優れたアートオブジェクトに見えるが、実は壁掛け型スピーカーシステムだという。このデンマーク発のBang & Olufsenが手がける「BeoSound Shape(ベオサウンドシェイプ)」はスピーカーを壁に貼るという新発想と共に、家庭での音響との付き合い方すら変えてくれそうな、次世代の家庭用音響システムだ。

日本総代理店バング・アンド・オルフセン・ジャパン株式会社の担当者は次のように解説する。

「BeoSound Shape は、生活の変化に合わせて拡張・進化できる、独創的でフレキシブルなスピーカーシステムです。一般的にオーディオ機器は床に置くものですが、BeoSound Shapeは壁に貼るという大胆な転換を果たしました。タイルの奥行きは11.1cmと薄く、物が多くて設置場所に困るような室内でも、空間を圧迫しません。

幅広いカラーオプションとモジュール式デザインコンセプトは、キッチン、役員会議室、レストランなどあらゆるスペースにも合わせてカスタマイズでき、その場の雰囲気を上質なものに昇華します」

室内の音響をコントロールする性能もあるという。

「雪の結晶からインスピレーションを得た六角形のタイル型モジュールで自由に構成でき、各モジュールはプレーヤーやアンプ、スピーカーだけでなく、室内の不要な反響を抑えるアコースティックダンパーも用意し、音響を調整できます。またアコースティックダンパーは音楽を流していない時の空間の音響調整も可能で、音楽だけではなく静寂さも最適化します」

最大44個のスピーカーをつなぎ合わせられるというそのカスタマイズ性は、音楽ファンのみならずインテリア好きにも響きそうだ。

ジャケットも飾れる壁掛けCDプレーヤー

「Instant Disk Audio-CP1」14,850円(税込)

近頃、随分とCDを聞く機会が減ったけれど、自宅には好きなアーティストの楽曲はすべてCDでそろえてあるという人、CDのジャケット自体に愛着があるという人も多いのではないだろうか。そんな人が大事にするCDに日の目を見させてあげられそうなのが、この壁掛けもできるCDプレーヤーだ。

Instant Disk Audio-CP1(以下、CP1)は、持ち運びができるだけでなく、別売りの壁掛けアクセサリーを使用することで、簡単にインテリアの一部としてフォトフレームのように壁に掛けられる。

Bluetooth 5.0搭載でワイヤレスイヤフォンやBluetoothスピーカーに接続ができるので、部屋の中で多様な楽しみ方ができるのもポイントだ。

開発元のkm5株式会社、担当者は次のように語る。

「コロナ禍で家にいる機会も増え、久しぶりにインテリアと化していたCDを聴いてみようと手を伸ばしたとき、再生できる機器が意外にない。今さら、大きなオーディオコンポを購入するより、せっかく持っているBluetoothスピーカーなどでCDが聞けたらというときに、CP1なら小型で場所を取らず、壁に掛けて使用することもできます」

そして特徴的なのが、CDのジャケットを入れて飾ることができる点だ。

「CDジャケットを入れればアートを飾るようにCDを楽しめます。CDプレーヤー内部に歌詞カードを収納し、写真やアートを飾るように愉しんでいただけます。本体の余白はインスタントフィルムと同じフォトフレーム比率になっており、ジャケットアートを引き立てます」

インテリア性にはさらにこだわりがあるという。

「リチュームイオンバッテリーによる充電式なので、壁にかけても7~8時間連続再生ができ、配線が壁から出ることもありません(充電時は壁から外して行ってください)。料理中のキッチンや、テレワークの机などスペースのないところでも、壁にかければ簡単に場所を取らずCDをワイヤレスで楽しむことができます」

CDを聴くきっかけを提供してくれると同時に、インテリア性も十分もたらしてくれるこの製品。おうち時間が充実したものになるだろう。

4つの壁掛け製品は、いずれもおうちスペースを広く使えるようになると同時に、私たちのおうち生活をより快適に、そしてより楽しくしてくれそうだ。

取材・文/石原亜香利

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