新アプリには子どものやる気をエンパワーする新機能も多数採用
コクヨは鉛筆に取り付けて、日々の努力を“見える化”するIoT文具『しゅくだいやる気ペン』のリニューアルを発表した。
ハードウェアは従来から変更がなく、ソフトウェアのスマホアプリで体験価値をアップグレードするという。なおリニューアルアプリは、2022年11月30日に公開予定。
『しゅくだいやる気ペン』の価格はオープン価格。対応OSは、iOS 11以上とAndroid 7.0以上。アプリ価格は無料でアプリ内に有料コンテンツを用意。これまでに『しゅくだいやる気ペン』を購入した人も、無料でアップデートされたアプリを利用することができる。
IoT文具『しゅくだいやる気ペン』は、市販の鉛筆に取り付けるセンサー付きアタッチメントとスマホアプリと連動させることで、子どもの日々の努力を「見える化」して家庭学習の習慣作りをサポートしてくれる商品。
子どもが楽しみながら学習習慣を身につける仕掛けが満載で、2020年には「第14回キッズデザイン賞」(子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門)も受賞。主に小学校低学年から中学年を対象に累計出荷数約3万台のヒットになっており、同社ぼ最新のユーザーアンケート結果では、78パーセントが「1ヶ月以内で家庭学習が習慣化した」と回答したという。
今回のリニューアルでは子どもが自分の「好き!」を発見して、内なる知的好奇心が「やる気」のエンジンとなって学習習慣が身につくような体験デザインにチャレンジ。
これまで蓄積した130万時間におよぶIoTデータを分析し、延べ1万2000人以上の親子にアンケートやヒアリングを行い、それぞれに対するニーズ分析の結果からアプリコンテンツを再構成した。
アプリ開発には、子どもの発達支援の専門家で一般社団法人日本こども成育協会理事やチャイルド・ラボ所長を務める沢井佳子さんをアドバイザーに起用。新アプリには、「デジタルずかんカード」など子どものやる気をエンパワーする新機能も多数盛り込まれており、子どもが楽しみながらコツコツと学び、知的好奇心と視野を広げる仕掛けづくりに取り組んでいる。
『しゅくだいやる気ペン』リニューアルアプリ概要
『しゅくだいやる気ペン』を握って書いたパワーでスゴロク形式の世界を冒険し、さまざまな”不思議”に出会える。動物、恐竜、海、宇宙など各ステージのテーマにちなんだデジタル図鑑カードを収集し、探検記として繰り返し眺めたり、お気に入りを並べ替えたりしながら、自分の興味を発見して知識を広げていける。
「JAMSTEC(ジャムステック・海洋研究開発機構)」や国立極地研究所とコラボレーションしたスペシャルステージをはじめ、知的好奇心を刺激するコンテンツが200種類以上を収録。親にとっては、「子どもがほんとうに好きなこと」が可視化されて、子どもの個性の理解にも役立つ。子どもたちのワクワク感を盛り上げるUIやBGMの変更や特別演出の追加なども用意されている。
アドバイザー/沢井 佳子さん(さわいよしこ)
チャイルド・ラボ所長 (一社)日本こども成育協会理事。認知発達支援と視聴覚教育メディアの設計および学習 コンテンツ開発が専門。お茶の水女子大学大学院修了。発達心理学専攻。幼児教育番組『ひらけ! ポンキッキ』(フジテレビ)の心理学スタッフ、お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科・研究員(総務省 e! school 研究)、静岡大学情報学部・客員教授などを歴任。幼児教育番組『しまじろうのわお!』監修。人工知能学会「コモンセンスと感情研究会」幹事。日本子ども学会常任理事。
https://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/yarukipen/2022_lp2/index.html
構成/KUMU
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