世界糖尿病デー
糖尿病の全世界的脅威を認知するための国際デー。インスリンを発見したカナダのバンティング医師の誕生日だそうです。
元々国際糖尿病連合(IDF)と世界保健機関(WHO)が定めていた記念日であったが、2006年12月20日、国連で「糖尿病の全世界的脅威を認知する決議」が採択され、あわせて世界糖尿病デーが国連の記念日として認定された。
クマの冬眠には糖尿病治療のヒントが隠れている?
クマは冬に入る前、大量に食べて体重を増やし、そのあと数カ月間は横になったまま動かないというパターンを毎年繰り返しているが、糖尿病にならない。 その理由の一端が、米ワシントン州立大学のBlair Perry氏らによって解明され、「iScience」に2022年9月21日、論文が掲載された。
【参考】https://dime.jp/genre/1481585/
栄養不良による糖尿病患者が世界で8000万人に達する可能性、アルバート・アインシュタイン医科大学報告
栄養不良に伴う糖尿病に関する、米アルバート・アインシュタイン医科大学のMeredith Hawkins氏らの研究報告が、「Diabetes Care」2022年6月号に掲載された。 同氏らは、「本研究は、このタイプの糖尿病は1型糖尿病や2型糖尿病などとは大きく異なる独自の代謝特性を示すことを明らかにした初の報告であり、治療法の開発における重要な知見と言える。栄養不良に関連する糖尿病のさらなる研究が求められる」と述べている。
【参考】https://dime.jp/genre/1431997/
浴槽入浴の頻度が高い糖尿病患者は血糖コントロールの指標「HbA1c」が良好、国立国際医療研究センター国府台病院報告
湯に漬かる入浴(浴槽入浴)の頻度が高い糖尿病患者は、血糖コントロールの指標であるHbA1cが良好であるというデータが報告された。 国立国際医療研究センター国府台病院糖尿病・内分泌代謝内科の勝山修行氏らの研究によるもので、詳細は「Cardiology Research」2022年6月発行号に掲載された。HbA1c以外に体格指数(BMI)や拡張期血圧も、浴槽入浴の頻度が高い患者の方が良好だという。
【参考】https://dime.jp/genre/1448527/
開発中の1型糖尿病治療用インスリン錠剤が動物実験で有望性を確認、ブリティッシュコロンビア大学報告
現在は1日に数回、インスリンを注射する必要がある1型糖尿病の治療が、将来的には、口の中で溶ける錠剤に切り替わるかもしれない。 ブリティッシュコロンビア大学(カナダ)のAnubhav Pratap-Singh氏らの動物実験の結果が報告され、これまで経口インスリン開発の大きなハードルとされていた、消化管で分解されてしまい大半が無駄になってしまうという問題をクリアできたという。研究の詳細は「Scientific Reports」に2022年6月15日掲載された。
【参考】https://dime.jp/genre/1473402/
就寝時刻が遅い人は2型糖尿病や心臓病のリスクが高い可能性、ラトガーズ大学研究報告
就寝時刻が遅い人は2型糖尿病や心臓病のリスクが高い可能性を示唆するデータが報告された。米ラトガーズ大学のSteven Malin氏らの研究によるもので、詳細は「Experimental Physiology」に2022年9月19日掲載された。 この研究によって、就寝時刻が遅い「夜型」の人は、早く寝て朝早くに起きる「朝型」の人よりもインスリン抵抗性が高いことが明らかになった。
【参考】https://dime.jp/genre/1486781/
構成/DIME編集部
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