新開発の2420万画素センサーを搭載!キヤノン「EOS」史上、最速の高速連写を実現した「R6 Mark II」の実力
2022.11.09■連載/ゴン川野の阿佐ヶ谷レンズ研究所
新開発、約2420万画素センサーを搭載!
わずか2年と4ヵ月でR6の後継機であるR6 Mark IIが発表された。新型のセンサーの搭載により、有効画素数は約2010万画素から、約2420万画素にアップ。常用感度はISO100〜10万2400まで使える。5軸のボディ内手ブレ補正機能で、レンズとの協調制御で最大約8段分の補正効果を実現。
EOS史上、最速の高速連写、AF/AE追従で40コマ/秒を達成。メカニカルシャッターでは12コマ/秒となる。約0.5秒前のプリ撮影に対応したRAWバーストモードも採用された。AF機能「EOS iTR AF X」により、認識できる被写体に馬と鉄道・飛行機が追加された。また自動選択モードを追加、自動的に人物、動物、乗り物を検知して、優先度、構図からメインの被写体にピントを合わせる。撮影可能枚数は省電力で760枚、なめらかさ優先で580枚、オプションのバッテリーグリップ「BG-R10」も使える。発売は12月中旬で、予想実勢価格約39万6000円、RF24-105 IS STMレンズキットが44万円。RF135mm F1.8 L IS USMも発表された。2023年1月下旬発売予定で、予想実勢価格約33万8800円。
電源スイッチが左側から右側に移設され、左側は静止画と動画の切り替えレバーを新設。ホットシューはR3と同等のマルチアクセサリーシューとなり、スピードライトEL-5のカメラ連動機能に対応
背面に大きな変更はなく、マルチコントローラーのデザインが見直され操作しやすくなった
SDカードスロットはデュアルタイプで、どちらもUHS-IIに対応