国産スニーカーブランド「blueover(ブルーオーバー)」は、バリスティックナイロンを使った強靭なスニーカー「SHV3」を発売した。
SHV3はblueoverが過去に発売したクラシックランニングスニーカーモデル「shorty(ショーティ)」のバージョンアップモデルだ。
今回のバージョンアップが3回目ということでSHV3(ショーティ Ver.3)というモデル名としてリリースすることに。カラーはブラック、ネイビー、グレー、カーキ、ベージュの5色を展開、いずれも落ち着いた色のラインナップとなっている。
補強部には極厚口のベロア材やスムースレザーを使用
使用しているラスト(足型)をブランド定番のマイキーと同じものを採用。履いた時の足入れ感はこれまでよりもゆったりしている。
そしてシューズの履き口を広くすることで足入れが容易となった。今回のSHV3はこれまでに比べ、全体的に履きやすい設計となっている。
使用しているソールは、「築地銀だこ」とのコラボレーションで開発された「タコヤキソール」を採用。
たこ焼きの鉄板からインスピレーションを受けデザインしたこのアウトソールは、半球状のスタッドが規則的に配列され、見た目だけではなく、グリップ性と屈曲性を考慮した機能的なソールとなっている。
この「タコヤキソール」は私達が食べ親しんでいる「たこ焼き」という日本文化から生まれた、唯一無二のソールだ。
そして本体に使われている素材は、アメリカにあるインビスタ社「1680D CORDURA Ballistic」を採用。
防弾チョッキにも採用されるほど強力な耐摩耗性は、いつまでも履き続けられる頑丈な素材だ。この素材を本体メインに採用し、補強部には極厚口のベロア材やスムースレザーを使っている。
アッパーデザインは従来のクラシックランニングスニーカーの基本パターンは踏襲しながらも、スポーツシューズに見られる有機的なラインを排除している。そしてそれに対比するようあえて直線、平行といった建築的、工業的なアッパーパターンを施した。
靴としての基本機能は疎外せず、ブランド理念の「当たり前に履きやすく歩きやすい」ことを前提としながら、奇抜さで目が行くような手法でなく、スニーカーとしての既視感の中に意図的なズレを施し、バランスをとりながらコントロールするデザインを取り入れた。
製品概要
モデル名:SHV3
価格:25,850円(税込)
素材:ベロア、バリスティックナイロン
サイズ:23.5cm 24.5cm 25.5cm 26.5cm 27.5cm 28.5cm
色展開:ブラック、ネイビー、グレー、カーキ、ベージュ
関連情報:https://blueover.jp/products/shv3
構成/Ara