小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

2028年にかけて年間平均成長率は8%の予想、サステイナブルな包装材料マーケットの今後

2022.11.04

市場調査を行うUMI(UnivDatos Market Insights )が9月27日、サステナブルな包装材料のマーケットシェアについての報告書「 Sustainable Packaging Material Market」を発表した。

報告書によると、サステナブルな包装材料のシェアは堅調な伸びが予想されており、2022年から2028年にかけての年平均成長率は8%、約850億米ドルの追加成長が予想されている。

今後、サステナブルな包装材料のシェアはどうなる?

包装材料の環境に対する負荷は高い。

この負荷を小さくするために包装材料メーカーは、包装材料としての機能を損なわないまま、よりサステナブルな製品の開発を目指している。最近は環境問題への一般的な意識が高まっており、それにつれて包装材料のマーケットシェアは拡大を見せている。

一般消費者の意識は少しずつ変化し、商品を購入する際にも商品の値段や価値だけでなく、サステナビリティや環境への影響についても考慮されるようになってきた。この結果、企業のサステナビリティ指向が進むという傾向が見られるようになってきている。

例えばネスレは食品の包装材料を再生プラスティック製のものに移行するために20億米ドルを超える投資を宣言した。このような大企業の積極的な行動がさらに、業界を超えたムーブメントへとつながっている。

UMIが発表した報告書ではサステナブルな梱包材料に用いられる素材について、北米とヨーロッパ、アジア、その他の地域ごとの傾向について分析している。

①紙やプラスティック、金属、ガラスといった素材ごと、②リユース、リサイクル、分解性といった処理方法ごと、③医薬品・ヘルスケア業界、飲食業界といったエンドユーザーごとの3つに分けて分析の内容を見ていこう。

包装材料のタイプによる分析 

ネットショップの売り上げが伸びたことや包装材料のムダを見直す動きが理由となり、サステナブルな包装材料のマーケットがシェアを伸ばしている。包装材料について、素材・処理方法・エンドユーザーごとの分析結果は次のとおり。

包装材料の素材

包装材料の素材には、紙や厚みのある板紙、プラスティック、金属、ガラスがある。紙や板紙はプラスティックよりもサステナブルで、生分解性も高い。また、紙素材はリサイクルが可能で、再利用できるため、エネルギーを削減できるメリットもある。

*生分解性とは土や水の中などで分解されて分子になり、最終的には水と二酸化炭素になることを意味する。

消費者の受ける印象の良さからも紙と板紙を利用した包装材料の需要は高く、今後のシェアの伸びが特に大きいと考えられている。

包装材料の処理方法

サステナブルな包装材料の処理方法としてはリユース、リサイクル、分解性といった種類がある。この中で最も支持を受けている処理方法は、リサイクルである。

環境への配慮を示す意図や、他社との差別化を図るため、またブランドの価値を示す目的で、再生材料を使用した包装材料が採用されるケースが増えている。さらにリサイクル可能な素材の回収と処理能力が上がったことも、リサイクル素材の利用率を上げている要因でもあるとされる。

包装材料のエンドユーザー

ホテルやレストラン、カフェは環境に負荷をかけない、サスタナブルな包装材料を取り入れることに積極的な姿勢を見せており、需要の高まりが顕著である。

日常生活でもプラスティック製のストローが姿を消し、食品のパッケージがリサイクル素材やバイオプラスティック素材に代わっているのを感じることが増えたのではないだろうか。

 ファーストフード業界やカジュアルなレストランなどでは、コンポスト可能なパルプ製品などが広く採用されるようになっている。

またリアルでの開催が戻ってきている会議やイベントでの、ペットボトルや使い捨ての食器などが禁止されるケースが増えることも予想される。

サステナブルな包装材料の需要が目立つ業界はこのほか、医薬品・ヘルスケア業界である。

サステナブルな包装材料マーケットの今後

サステナブルな包装材料メーカーにとってもパンデミックの影響は大きく、労働者や原料が不足する事態となった。ただし、パンデミックによる飲食業界や医薬品・ヘルスケア業界への需要の増加がサステナブルな包装材料メーカーにもプラスの影響があったことも事実である。

アジアはバイオプラスチックの主要生産国であると同時に、オンラインショップの売上高でも高いシェアを誇る。サステナブルな包装材料、オンラインショップの売り上げは今後さらに伸びることが予想されており、これに伴って、アジア太平洋地域でのシェアがさらにアップすることが予想されている。

文/森野みどり


@DIME公式通販人気ランキング


@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2022年11月21日(月) 発売

DIME最新号の特別付録は「携帯型スティック加湿器」! 特集は「マネしたくなる!最強の仕事基地#デスクツアーNo.1決定戦」

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。