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ファン垂涎!少し不思議な魅力が詰まった「藤子・F・不二雄のSF短編原画展」の見どころ

2022.10.28

藤子・F・不二雄のSF短編原画展が開催中!

今年、開館11周年を迎えた神奈川県川崎市「藤子・F・不二雄ミュージアム」。

ドラえもん、パーマン、キテレツ大百科など誰もが知る作品の原画や魅力をたっぷりと味わえるミュージアムなのだが…現在、必見過ぎる企画展が開催されている。コレだ。

SF短編シリーズの原画が集結した『藤子・F・不二雄のSF短編原画展』。

F先生のSF短編と聞いて「?」と思った方も多いかもしれない。エスパー魔美が密かに好きだった筆者もそうだった。藤子・F・不二雄先生のSFってナニ?

もともと明るくかわいいキャラクターが登場する児童まんがをライフワークとしていたF先生だが1969年、衝撃の大人向けまんがを発表した。それが『ミノタウロスの皿』。SF好きには有名な異色作だ!

その衝撃はドラえもんの連載が始まる前年のこと。得意な児童まんがタッチはそのままに“牛が人間を家畜として育てている世界”を描いたのである。そのギャップに当時はみんなヤラレタ。SF的かつ不可思議な世界観は大人のファンを魅了した。

以来、ドラえもんやキテレツ大百科の連載と並行して数多くのSF短編シリーズを発表。今回の企画展はその「SF短編シリーズ」の原画をかつてない規模で特集している。見どころをいくつか紹介しよう!

見どころ1 名作の扉絵と同じ構図で写真が撮れる! 

https://fujiko-museum.com/blog/

今回の原画展には藤子・F・不二雄先生のこんな想いが詰まっている。

“僕にとっての「SF」はサイエンス・フィクションではなくて「少し不思議な物語」のSとFなのです”

SFという呼び名についてそう語っていたF先生。名作「ミノタウロスの皿」「アン子 大いに怒る」「流血鬼」などを始め、ドラえもんの物語の中からもSFイメージの原画が展示されている。

https://fujiko-museum.com/exhibition/

特に「ミノタウロスの皿」のラスト2ページがコミックス収録の際、大幅に加筆され5ページに拡大。ドラマチックなラストシーンに変わったのだが、両方の原画を見比べるのも面白い。

執筆当時の社会問題やダークなテーマで描かれた作品が多いものの、現代にも通じる普遍的な物語として楽しめるものばかり。さすが藤子・F・不二雄先生。未来を見据えている。

さらに原画展のエントランスも要チェックだ!

https://fujiko-museum.com/blog/

展示室に入ると真正面に丸い鏡があるのだが、枠の中に自分の横顔を入れ込みスマホで撮影すると、

ミノタウロスの皿の扉絵と同じような写真を撮ることができる。スマホを下から若干上向きにして鏡に映らないように撮影するのがポイントだ。是非!

見どころ2 F先生の意外な謙遜&SFマニアぶりも堪能!?

これまでドラえもんやパーマンなどアニメ化した作品を中心に企画展を開催。世界的なメジャー作品を求め海外からのファン来館も多かったこのミュージアム。

しかしコロナにより、ここ数年は国内のファンがメインに。そこで「国内のお客様にしっかり読んで頂ける作品を紹介したい」との想いから、大人向けの作品を紹介しようということでSF短編原画展が企画されたのだ。

https://fujiko-museum.com/blog/

原画展を企画した学芸員の小林さんにF先生の貴重なエピソードを聞くことができた。

「F先生がSF作品を手掛ける直前まで描かれていたのが『ウメ星デンカ』『パーマン』『オバケのQ太郎』など。ずっと児童向けの作品を描かれていたんですが同じトキワ荘の石ノ森先生、手塚先生などはビッグコミックで大人向けのまんがを描いていたんです」

「当時は大人が読者層に入ってくる時代。青年向け劇画タッチの作品も連載されていたんですが、F先生はずっと子供向け。『どこまでいってもぼくの絵はお子様ランチだ』とご自身で仰っていたこともあったそうです」

「でも実際は早川書房のSFマガジンを創刊号からずっと買っていたほどのSF好き。そんな先生の想いが通じたのかSF作品の依頼があり、描いてみたらこれが大好評!以来、児童向けと大人向けの二足のわらじで活躍されました」

SFを始め、不思議なストーリーが大好きだったというF先生。国民的人気キャラクターを生み出したその一方で「少し不思議」なSF短編を描き続けていた。メジャー作品しか知らない大人も若者も、F先生の意外な世界観を味わえること間違いなし。

休止していた音声ガイドも、自身のスマホで楽しめるスタイルになって復活!これも嬉しい。

見どころ3 SFイメージの新メニュー&スペシャルグッズも!

3階ミュージアムカフェには今回の原画展にちなんだ新メニューが登場。これは絶対に食べた方がいい。全種類ひとりで食べたから本気でおすすめできる!

【ミノタウロスの皿~うんと食べなきゃいやよケーキ~】(1400円)は「大祭の祝宴」を濃厚なチーズケーキとフルーツのプレートで表現。キウイ、マスカット、イチゴ、グレープフルーツなどたっぷりのフルーツも美味。フルーツは季節によって変わる場合もあるとのこと。

【流血鬼~紅いカシスフロート~】(680円)は少年SF短編「流血鬼」をイメージしたいちご味のサイダー。カシスシャーベットが爽やかで最高。『流血鬼』扉イラストに描かれた少年のストローピックとコースターは持ち帰ってお宝に!

【とおりぬけフープdeドラらぁめん】(1300円)は通り抜けフープからこちらをのぞくドラえもんを模したあっさり醬油味のラーメン。大豆ミートのハムタイプを使用し、カエシの効いた王道醤油味は、まんがの王道ドラえもんらしい威風堂々感がお見事。

そして原画展を記念したオリジナルグッズもある。

扉イラストをデザインした美濃焼の『ミノタウロスの皿』の皿やアクリルペンスタンド、またオンライン限定「スケートボードデッキ」も。ぜひチェックして欲しい!

原画展はもちろん、ミュージアム自体も楽しい!

ちなみに筆者は今回初訪問だったのだが、原画展以外にもワクワクしてしまい、仕事を忘れて館内をウロウロしてしまった。

のび太の家の中を覗いてみたり、

はらっぱの土管の中で落書きを発見したり、

大人気スポット「きこりの泉」で“きれいなジャイアン”と対面したり。大人が1000円でこれだけ楽しめるスポットはなかなか無いんじゃないかと思うほど。ほんと来てよかった。

心残りは、屋上のお土産店が休業中だったため「アンキパンラスク」が買えなかったこと。アンキパンさえあればもっといい原稿が書けたはず……。また足を運ぼう。

概要

■施設情報:「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」
〒214-0023
神奈川県川崎市多摩区長尾2丁目8番1号
開館時間10:00~18:00
https://fujiko-museum.com/

■企画展名:藤子・F・不二雄のSF短編原画展
■場所:展示室II(2F)
■開催時期:
2022年10月22日(土)~2023年10月中旬(予定)
【第1期】2022年10月22日(土)~2023年1月30日(月)

@FUJIKOMUSEUM

文/太田ポーシャ


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