自分を振り返る時間を作る。振り返りをしてみる大事さ
あなたの人生は、上手くいっているでしょうか?それともいっていないでしょうか?
その基準は人それぞれだとは思いますが、幸せを感じているのか、生きづらさを感じているのかで、判断してみると良いでしょう。
物事が上手くいっていて幸せを感じているなら、あなたは自分のことを分かっていると言えるでしょう。強みや資質を発揮して、注意すべき性格などの対策もできているということですから。逆に、物事が上手くいかずに生きづらさを感じているのなら、あなたはこれから想像もできないくらい幸せになっていくことができます。なぜなら、本来の自分のことや生きづらさの原因もあまり分かっておらず、今はまだその対策をしていないだけだからです。
幸せな人もそうでない人も、これまでの成功・幸せ体験と、失敗・苦しかった経験を振り返って、箇条書きにしてみてください。そして、どちらにもその原因がありますから、なぜ成功したのか?どんなことに幸せを感じたのか?また、なぜ失敗したのか?どんな要素が苦しみになったのか?など、挙げた各項目について考えてみてください。
そのワークをして頂きたい理由は、人は結果を操作することはできませんが、原因を作ったり作らなかったりすることができるからです。成功・幸せ体験の原因をまた作るようにすれば、それに再現性が生まれ、自分の成功パターンも分かるようになります。失敗・不幸せとなった原因が分かれば、そうならない対策をすることができます。
この分析ができていない人は、自分の失敗パターンを何度も繰り返してしまいがちです。会社ではPDCAを当たり前のように回すと思いますが、それは仕事だけではなく、人生規模においても非常に使える考え方なのです。会社での業務マニュアルは、そのように業務を行うことで物事がスムーズに上手くいくということですから、ある意味、成功マニュアルです。それと同じように、人生においても自分だけの成功・幸せマニュアルを作ると、幸福度を上げていくことができます。箇条書きで5~10項目くらいにまとめておくと使いやすいでしょう。
自分を知り、何が幸せに結びつくかを論理的・データ的に知ることができる
その『幸せ・成功マニュアル』を作成するうえで強力なサポートとなってくれるのが、四柱推命という占いです。四柱推命では生まれもった強みや資質、性格、運気の流れなどが分かり、その注意点や対策方法までも知ることができます。要は人生を振り返って自己分析をしなくても占い結果に表れること、自分では気付けなかったこと、単に運気のバイオリズムが原因だったということ、相性が悪かっただけということ、などが分かるということです。
四柱推命の信憑性は、占い結果とその人の現状を見比べてみればよく分かります。幸せそうにイキイキと生きている人は、四柱推命の結果の通りになっていますし、逆に不幸せそうに生きづらさを感じながら生きている人は、本来持っている星を充分に活かすことができていないのです。そもそも四柱推命は、自然界の法則を見える化して人に当てはめたようなものですので、驚異の的中率を誇ると言われるのは当然のことなのです。
四柱推命は信頼性の高い占いですから、大手企業や芸能界、スポーツ界でも使われていますし、凄腕の占い師も使っている占術です。
占いによって「観ることができること」が違う。その種類と特徴は?
占い自体は約6,000年の歴史があり、先人たちが向き合い、研究し、体系立ててきた学問です。農作物を育てたり、狩りをしたり、戦をして領土を広げたりと、命に関わることや重要なことに使われてきました。古事記の中にも占いが出てきますし、現代の御神事でも使われています。それほどのものですから、それを信頼して活用しないのは非常に勿体ないことです。
もちろん、世間に出回っている占いは、本来の占いと大きくかけ離れたエンターテインメント性の強いものが多いですから、そのイメージで占いを間違って捉えている人が多い現状は仕方がないことだとは思います。占いには種類があります。四柱推命は生年月日で本来持っている資質を観ることに最も長けている占いですが、他の占いを使うことによって、四柱推命では分からないことも観ることができます。例えばタロットやおみくじなどの偶然的に結果を出す占いでは、現在の問題の本質とその解決策が分かり、風水や「相」の字が付く占いでは、気の流れから今のままだとどうなるのかが予測できます。
風水の基本は掃除をすることですが、家がごちゃごちゃ散らかっていたり、玄関に段ボールが置かれていたり、水回りが汚れていたりすると、人は場の影響をもろに受けますから、運気も落ちてしまうのです。そのようなことも把握したうえで振り返りをすると、環境を変えるなどの改善方法も見出すことができるでしょう。
文/星 絢
ほし・けん。(株)地球人 取締役。(社)日本占道協会 認定師範。1981年2月4日生まれ。青森県出身。高校卒業後に上京し、20代の頃から起業を志すも、幾度となく失敗。20代最後に人生の方向性を見失い、半年間箱根に住み込みながら生き方を探求。500万円の借金も返済不可能となり債務整理を経験。その後、人生をかけたコミュニティ事業も低迷しているときに四柱推命の師である鳥海伯萃先生と出会い、占いの勉強を始め、今は、無借金・年商3000万円にまで会社を成長させ、四柱推命鑑定師・講師の養成を主軸としながら、より多くの人や世の中を更に豊かにしていくことを追求している。著者に「占い起業のはじめ方、成功の技術」(彩流社)がある。http://suimei.hpjt.biz/blog/