KDDIは、携帯電話向けの通信サービス、3G(3rd Generation)を2022年3月31日にサービス終了しました。ドコモやソフトバンクも今後、3Gを終了する予定です。
しかし、3Gケータイは今でも侮れません。当時の最新技術を生かしたモデルが多数、ラインアップしていたからです。
今回は、当時大流行した「ビデオカメラ機能内蔵系フィーチャーフォン」を3機種、ご紹介します。
3Gケータイの時代が終わりを迎える中、旋風を巻き起こした特徴的な端末ばかり。まったりと「あの頃」を懐かしんでいただきたいと思います。
au「Mobile Hi-Vision CAM Wooo」は国内初※の「ハイビジョン撮影」を可能にしたケータイ!
au「Mobile Hi-Vision CAM Wooo」は、2009年7月30日にKDDIのブランドであるauから発売されました。「撮る」「観る」が快適な、3WAYオープンスタイルが特徴的なデザインです。
※「HDMI端子」搭載により、撮影した高画質映像をご家庭のハイビジョン機器やパソコンでも楽しむことができるケータイ」としては世界初
知る人ぞ知るブランド名、「Wooo」が示す通り、本機は日立製作所のデジタルAV機器の1つとして開発されました。
国内初の1280×720画素で最高30fpsの、ステレオ音声ハイビジョンムービーが撮影可能になっただけでなく、携帯電話として世界初のHDMI端子も内蔵しており、撮影したハイビジョン映像を直接テレビやディスプレイに接続して再生可能になっている優れものでした。今どきのスマホにはHDMI端子は内蔵されていないので、ある意味やり過ぎ以上な仕様がかえって好感を持てます。
また、最大8GBまでのmicroSDHCメモリーカードに対応していたため、最長4時間のハイビジョン動画の保存が可能でした。また、microSDHCカードを介してPCに動画を転送が可能。本機で撮った動画をオーサリングして、ブルーレイからDVDまで作成可能でした。これはまさに「デジタルビデオカメラそのもの」といっても過言ではありません。
しかも、3倍光学ズーム機能を装備していたのも驚き。一般的にデジタルズームと違い、光学ズームは画像劣化しないので喜ばしい限りです。
au「Mobile Hi-Vision CAM Wooo」の主な仕様
サイズ:約118×50×19.9mm
質量:約152g
メインディスプレイサイズ:約3.0インチ
【参考】ケータイ図鑑|au
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