Rakuten STAY VILLA 富士山中湖
宿泊施設にはVILLA、HOUSE、MOTEL、マンションタイプなどがあり、中には最大10人が泊まれる施設もある。今回、そんなRakuten STAYのフラッグシップである、VILLAタイプのRakuten STAY VILLA 富士山中湖に滞在した。
山中湖のほとり、晴れた日には富士山が正面に望める絶景の平野の浜が目の前の、全5棟(2棟は愛犬同伴可能)のスタイリッシュな独立型ヴィラを擁したリゾート感あふれる、アウトドア環境、愛犬とのお散歩環境にも恵まれた宿泊施設である。
Rakuten STAY VILLA 富士山中湖はアクセスもいい。山中湖ICからここまでは約10分の距離で、もっとも分かりやすいのは、山中湖交流プラザ きららを目印にして敷地内に入り、道路を真っすぐ進み、自転車専用道と自動車道が並列に並ぶ湖畔の道に出るルートだろう。山中湖湖畔に突き当たり、湖畔の道を進めば、すぐ右手に黒っぽくスタイリッシュな建物、Rakuten STAY VILLA 富士山中湖が出現する。
安心無人のチェックイン方式を採用
コロナ禍、こうした一軒家タイプの宿泊施設、VILLAの人気が一段と高まっているが、チェックイン方法も独自のシステム。さすが、楽天グループがプロデュースしただけあり、楽天コミュニケーションズが提供する「あんしんステイIoT」と「スマートロック」によって行う、この時代にぴったりな安心無人チェックイン方式なのである。
具体的には、予約完了後にメールでドアロックの暗証番号が届き、チェックイン当日の午後3時以降にチェックインカウンターなどを通さず、「スマートロック」を利用して直接部屋に入り、部屋にあるタブレット端末で無人チェックイン、チェックアウトを行う。24時間、365日、警備会社の緊急駆けつけが受けられ、タブレットでオペレーターとの会話も可能。スタッフとの接触なく、スマートに安心して利用できるところが、この時代にピッタリではないだろうか。駐車場は各棟、2台分が用意されている(バックでの駐車が推奨されている)。
今回、滞在するのは、愛犬と宿泊できる2棟のうち、山中湖から見ると手前に位置する103号室。「スマートロック」でドアロックを解錠(オートロック)し、室内に入ると、そこは国内のVILLAタイプの宿泊施設の中でも最上級と言える、感動に値するスタイリッシュで広々とした世界。
その延床面積は最大10名までの宿泊が可能な87㎡。吹き抜けの1階はリビングルーム(55インチ液晶TVあり)、ダイニングスペース、トイレ、シャワーブース、フルキッチン、全自動洗濯機スペース、プチプライベートドッグランにつながる、BBQも楽しめる8人掛けテーブルを備えたウッドデッキがある。
これまたスタイリッシュな階段を上がり、2階に上がれば、そこにはふたつのベッドルーム(すべてダブルベッド×2。ひとつのベッドルームにはダブルベッドのロフトあり)、大きな窓とバルコニーのあるジャグジーバスルーム、パウダールーム(液晶TV付き)、そしてふたつめのトイレを完備。
楽天市場で販売されているアイテムが試用でき、その場でQRコードなどで購入も可能
それだけでも驚きなのだが(こうした洗練された宿泊施設にペット同伴で泊まれることも含めて)、しかし、Rakuten STAY VILLA 富士山中湖の魅力はそれだけにとどまらない。VILLAタイプながら、1泊2食付きのプランがあるほか、楽天市場で販売されているアイテムが試用でき、その場でQRコードなどによって楽天市場で購入することもできるのである。
この日に用意されていたアイテムは、逆さ傘のキャリーサカサ、Sharkのハンディクリーナー、スカルプDの犬用シャンプー、さらに女性にはうれしい「楽天ベストコスメ」に選出されたアテニアのクレンジングオイルやプリュの泡洗顔などで、どれも滞在中に試用できるのだ。冷蔵庫に用意された赤、白の甲州ワインは楽天ペイでその場で購入できるシステムである(ワインが美味しくなるとされるルーシャス・シャワーエアレ―ターも試用OK)。
わが家は、この小学館@DIME/PETomorrowのクルマ旅などでもおなじみの愛犬のジャックラッセルのララと訪れたのだが、愛犬用のアメニティ、備品も完璧。具体的にはお水&フードボウル、トイレシーツ、エチケット袋、粘着ローラー、消臭剤、ペットケージ(折り畳みサークル)、そして試用品としてスカルプDの犬用シャンプーとトリートメントミストも用意されていた。
お部屋に入り、まずは真新しくスタイリッシュな吹き抜けのリビングスペースの大きなソファで、炊飯器、電子レンジ、ホットプレートなども揃うキッチンスペースにあるコーヒーメーカーでコーヒーを淹れ、一息。リビングスペースに壁掛けされた液晶TVは55インチのサイズである。
そうそう、愛犬連れで滞在する場合、愛犬が自由にしていられるのは、安全な電気暖炉もある1階のみ。2階には上がれない。ソファに乗せる際は、用意されている敷物を敷くか、持参したカフェマットを敷くのがマナーというものだ。
愛犬連れであれば、プチプライベートドッグランにつながる、BBQも楽しめる8人掛けテーブルを備えたウッドデッキで、標高1000mを超える富士五湖のひとつ、山中湖の風に吹かれながら、リゾート感を味わうのもいい。もちろん、時間が許せば、目の前の山中湖の水辺をお散歩できる平野の浜に出るのもいい(人間だけでも、愛犬連れでも)。
それにしても、ここRakuten STAY VILLA 富士山中湖の滞在は、まさに豪華極まる別荘感覚、住むような感覚だ。ホテルや一般的なコテージとは世界、レベルが違う。