セルスターターを装備した空冷4ストローク・SOHC・123ccエンジンを採用
ヤマハ発動機は、空冷・4ストローク・123ccエンジンをダイヤモンドフレームに搭載し、オフロードでのファンライディングを楽しめる「TT-R125LWE」を11月30日に発売する。日本国内でのラインアップは、2007年モデル以来となる。
この ”ワイドレンジ・プレイオフバイク”をキーワードに開発した「TT-R125LWE」は、オフを手軽に楽しめるマシンとして、2000年の発売以降ビギナーからベテランまで幅広い層から支持を得ている。なお、本製品の製造はYamaha Motor da Amazonia Ltda. (ブラジル)で行なう。
TT-R125LWEの主な特徴
■セルスターターを装備した扱いやすくレスポンスに優れたエンジン
良好な始動操作性を実現するセルスターターを装備した空冷・4ストローク・SOHC・123ccエンジンを採用。幅広いユーザーの扱いやすさを考慮し、中低速トルクを重視した特性で、レスポンスの良いVM20キャブレターにより高回転までストレスなく回るエンジンとなっている。なおバッテリーには、メンテナンスフリーのMFバッテリーを採用している。
■スリムなポジションと自由度の高いフラットシート
YZシリーズ同様、さまざまなライディングアクションにフィットするスリムな車体に、前後自由度の高いフラットなシートにより、軽快な乗車フィーリングをもたらす。また、折りたたみ式フットペグは、濡れたり泥のついた状態でも滑りにくくなっている。
■優れた走破性を実現する足まわり
ホイールトラベルは、前180mm、後168mmを確保。フロントサスペンションはイニシャル調整機構付き、リアサスペンションは伸側・圧側の減衰力調整機能に加えて、イニシャル調整機構も備えたリンク式で、優れた走破性を実現している。
タイヤは、YZ85LWと同じサイズ(フロント19インチ、リア16インチ)のオフロード走行専用タイヤとし、タイヤ選択の幅を広げ、さまざまな走行条件に対応。強力な制動力と優れた操作性を確保するため、フロントには有効径φ198mmの大径ディスクブレーキを採用した。
■YZを連想させる外観デザイン
モトクロス競技用「YZシリーズ」のイメージを受け継いだ外観デザインとグラフィックを採用した。フレームはダイヤモンド型フレームで、ファンライドでの扱いやすさと楽しい走破感を具現化している。
フィーチャーマップ
販売計画台数
500台(国内・年間)
メーカー希望小売価格
451,000円(税込)
主要諸元
関連情報:https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/ttr125lwe/
構成/土屋嘉久(ADVOX株式会社 代表)
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