SUVモデルと高級ブランド車Genesisが堅調に推移
Hyundai Motor Companyは、2022年9月のグローバル販売台数が、前年同月比24.4%増の355,040台となったことを発表した。世界的な供給不足と継続する政治的・軍事的な問題にもかかわらず、今年のグローバル販売台数は着実に回復しているとしている。
Hyundai Motor Companyは、韓国以外の市場では合計298,130台を販売し、前年同月比23.4%増となった。その要因として考えられるのが、北米、南米、インド、およびアジア太平洋市場における好調な売上が、この勢いを後押ししたとのこと。
韓国国内の販売台数は、SUVモデルと高級ブランド車Genesisがそれぞれ17,059台と9,646台の堅調な販売実績により、前年同月比29.8%増の56,910台になった。
なお、Hyundai Motor Companyは、継続する部品不足や原材料のコスト変動など外部環境は厳しいものの、生産と在庫の最適化、地域ごとの事業戦略の多様化により、事業の不確実性を軽減していくとしている。
1~9月期のグローバル販売台数は前年同期比1%減少したが、今年の半ば以降、グローバル販売台数の回復に拍車がかかり、減少幅は縮小している。Hyundai Motor Companyでは、直近発売したIONIQ 6や年末に発表するGrandeurセダンのニューモデルなど、さらに商品ラインアップを強化し第4四半期にもこの流れを続けることを目指していくという。
【販売実績】(単位:台)
※販売実績は卸売ベース。
■Hyundai(ヒョンデ)について
1967年に設立されたHyundai Motor Companyは、世界200か国以上で事業を展開し、12万人以上の従業員を雇用しており、世界中のモビリティに関する現実的な課題に取り組んでいる。ブランドビジョンである「Progress for Humanity」に基づき、Hyundai Motorはスマートモビリティ・ソリューション・プロバイダーへの転換を加速している。Hyundaiは、革新的なモビリティソリューションを実現するために、ロボティクスやAdvanced Air Mobility(AAM)などの先進技術に投資し、未来のモビリティサービスを導入するためのオープンイノベーションを追求。世界の持続可能な未来のために、Hyundai Motorは業界をリードする水素燃料電池と電気自動車技術を搭載したゼロエミッション車を導入するための努力を続けている。
関連情報:http://worldwide.hyundai.com
構成/土屋嘉久(ADVOX株式会社 代表)
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