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今のうちに準備しておきたいWeb3時代を見据えた新しい働き方

2022.10.29

Web3

 ここ数年は、IoT、AI、5G、ブロックチェーンといった各種テクノロジーの進化が、想像以上の速さで加速しています。それらのテクノロジーが働き方の変化に、どんな作用をもたらしているのか。事例を交えて解説しましょう。

各種情報のやりとりや管理がWeb3によって大きく変わる

 最近耳にすることが多くなってきたWeb3(ウェブスリー)は、大雑把にいえばブロックチェーンというテクノロジーで実現する〝分散型ネットワーク〟のことを指します。管理されていない人々がつながり、個々の信用をベースに情報や通貨をやりとりする新しいネットワークだと思ってください。

 一方、Web2に位置づけられる現在までのネットワークは銀行、サービス会社、政府が〝中央機関〟として存在し、各種情報を管理してきました。中央機関が信用付けをして「これは本物」「これは偽物」と判断し、ネットワークにつながるユーザーが、その認証結果をもとに取引をしています。

 Web3ではこのような中央機関が存在しません。ユーザー同士が認証し合い、それぞれが信用を積み重ねて「これは本物」「これは偽物」だと確認し合います。

組織を超えた働き方がブロックチェーンで当たり前に

 Web3の新しいネットワークを支えるブロックチェーンは、個人の成果を可視化する役割を担うでしょう。様々な人種や職種の人たちと協力してプロジェクトを進めるスタイルの仕事が当たり前になりつつある中、メンバーが持つ能力と実績をブロックチェーンで数値化できるようになるのです。

 このようなブロックチェーンの技術を活用しているのが、NFT(非代替性トークン)です。国や企業などを介さずに、ブロックチェーンのネットワーク上で信頼を担保し、美術品やゲームアイテムの値付けをしていきます。「このアーティストはすごい!」と評価する人を信じ、その作品が高値で取引されるというわけです。

 仕事のスキルや人の価値は、なかなか数値化できるものではありませんでした。しかし今後は、NFTアートのように「あの人のスキルはスゴすぎる!」「プロジェクトを成功させたのはこの人だ」というコミュニティー内の他者評価が、高い価値を持つことになるでしょう。

 例えば「山梨県で半年以内に巨大な城を造るから」と人員を募集するとします。呼びかけに応じて集まった、設計スキルが「15」の人、建設スキルが「20」の人、資金を集めるスキルが「15」の人に対し、数値化された各スキルに合わせて1時間ごとに報酬を支払う……といったこともできるのです。銀行口座情報や身分証明書を提出する「まどろっこしい作業」は割愛され、共同作業に全力で集中しやすくなります。

 これまで社内にとどまることの多かった「仕事ができる人」「仕事ができない人」といった情報は、Web3によってオープン(公開)になっていきます。ブロックチェーンという分散型ネットワークの中で、会社や上司への依存が薄らぎ、組織や業界を超えた共同作業(=プロジェクト)が、これからは組みやすくなっていくでしょう。

メタバースを活用することがWeb3でよりよく働くカギ

 今後は、分散型ネットワークによる個人同士の受発注で、会社の垣根などを越えた共同作業が当たり前になっていきます。その結果、「どの人に仕事を任せるのか」「誰と一緒にパーティーを組むべきか」といったことに、思案を巡らせることも増えるでしょう。そんな働き方で積極的に活用していきたいのが、メタバースです。

 ビジネスの事例としては「バーチャルオフィス」が挙げられます。仮想空間のオフィスにアバターで出社し、コミュニケーションや業務を行なえるのが「バーチャルオフィス」の特徴です。関連サービスでは「cluster(クラスター)」が先駆けで、仮想空間で大規模なバーチャルイベントを開催できます。

 今回取り上げたブロックチェーン、NFT、メタバースといったテクノロジーで、より簡単に柔軟な働き方が可能になり、仕事の成果は社外に公開されていくようになります。今のうちにプロセスよりも結果を重視し、周囲の同僚たちを巻き込んで仕事をするスタイルに慣れるようにしておきましょう。

Web3

情報の送り手と受け手が明確に分かれていたWeb1、中央機関による管理のもとで個人が情報を発信できるようになったWeb2の両ネットワークとは異なり、Web3では個人間の認証をベースに、情報のやりとりや管理が行なわれるようになる。そのことにより、組織内だけではなくプロジェクトごとに携わる仕事も増え、より幅広い視野が求められるようになるだろう。

越川慎司/2017年にクロスリバーを創業し、Web3時代の働き方改革を実践。全員が完全リモートワーク、世界分散、複業、週休3日を実践しながら800社へオンライン講座を提供。自著18冊、累計65万部。『最速で結果を出す資料の作り方』(DIMEデジタル新書)が好評発売中。

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※主要オンライン書店は完売しております。お近くの書店、コンビニでお買い求めください。

温かい飲み物が恋しくなるこれからの季節、ぜひ、ご活用ください!

※保温中および使用後しばらくは、付録の本体中心部が 大変熱くなりますので、やけどなどにご注意いただき、絶対に触らないようにしてください。また、使用後は、必ず、USBケーブルをポートから抜くようにしてください。

※接続するUSBポートが2A未満の出力だと作動しない場合があります。

※ご使用になる前に付録の箱面に記載している「ご使用上の注意」を必ずお読みください。

 

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※保温中、および使用後しばらくは、本体中心部が大変熱くなりますので、やけどにご注意いただき、絶対に触らないようにしてください。また、使用後は必ず、USBケーブルをポートから抜くようにしてください。

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