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ローランドが創業50年を記念して未来の楽器や音楽をイメージしたコンセプトモデルを公開

2022.10.20

ローランドは同社の電子ドラム、電子ピアノ、シンセサイザーの歴史とともに、創業50年を記念して製作したそれぞれのコンセプト・モデルを紹介する特設ウェブページを公開した。

1972年に創業したローランドは、各時代における最新の電子技術を駆使して、さまざまな電子楽器を生み出してきた。なかでも電子ドラム、電子ピアノ、シンセサイザーは、同社事業の軸となるカテゴリーに成長。その製品はプロユースからアマチュア向けまで幅広いラインアップを形成している。

今回創業50年を迎え、これまでの歩みを総括するとともに、未来の楽器や音楽をイメージしてデザインしたコンセプト・モデルを製作。各モデルを紹介する特設ウェブページは、これまでのローランド製品の歴史や開発ストーリーも掲載した構成となっている。

なお創業50年記念モデルは、いずれもコンセプト・モデルのため販売の予定はないとのことだ。

独創的な「ベルト・キック」を搭載したコンセプト・モデル『D-FLUX』

ローランドは、50年の歴史のなかで電子ドラムの開発を手がけてきた。

デジタル技術を駆使したPCM波形合成をいち早く採用し、リアルなサウンドを実現した「α(アルファ)ドラム」(1985年)、自宅でドラムを叩くというドラマーの望みをかなえた「コンパクト・ドラム・システム」(1992年)、画期的なメッシュ素材のヘッドによりアコースティック・ドラムと遜色ない演奏感を実現し、現在も進化を続ける「Vドラム」(1997年~)、ドラム・セットなどと組み合わせて演奏の幅を広げる電子パーカッションの数々など、ドラム/パーカッションの新たな歴史を切り開いてきた。

今回発表されたのは、往年の「αドラム」から着想を得て、Deltaの「D」を冠したコンセプト・モデル『D-FLUX』だ。1985年には存在しなかった技術を駆使し、「αドラム」のイメージを引き継ぐメッシュ・パッドを新たに設計。

ひとつのパッドに複数の音色をアサインでき、さまざまなドラム・サウンドを表現することが可能だ。

バス・ドラムには、2つのビーターと従来のヘッドに代わる2本のベルトを備えた独創的な「ベルト・キック」を開発。広い打面がなくても、ダイナミックなバス・ドラムの演奏を実現している。

創業50年記念コンセプト・モデル『D-FLUX』は、今後、ローランド・ストアやイベントなど、世界各地で展示・演奏を行う予定。

リズムの未来を追い求めて:ローランド・ドラムの歴史
https://articles.roland.com/ja/redefining-rhythm-a-history-of-roland-drums/

カリモク社と再び手を組み設計した一体成型の木製ボディ電子ピアノ

ローランドは1973年に国産初の電子ピアノ「EP-10」「EP-20」を発売以降、世界初のタッチセンス付き電子ピアノ「EP-30」(1974年)、ライブ・ステージで多くのプロ・アーティストの支持を集めた「RD-1000」(1986年)、ピアノを構成する要素を自在にモデリング(再構築)できる「V-Piano」(2009年)、家具ブランド・カリモクと共同開発した、木の温もりを感じ、現在のライフスタイルに溶け込むデザインの「KIYOLA」(2015年)、「未来のピアノの形」を求めて開催した「Digital Piano Design Awards」のグランプリ受賞デザインを実際に製作した「Facet Grand Piano」(2020年)など、各時代において革新的な電子ピアノを生み出してきた。

そして、今回発表した創業50年記念コンセプト・モデルは、当社最新のサウンド・システムを搭載したコンセプト・モデルになる。

同社の主要な歴代ピアノの音色に加えて最新の音色も搭載。従来以上に自然なレスポンスを味わえる鍵盤タッチも実現している。

カリモク社と再び手を組み設計した一体成型の木製ボディは、過去と未来を融合するイメージでデザインされました。国産のナラ材を組み込んだ剛性の高いボディは、スピーカーから出力されるピアノの音色を忠実に響かせることにも貢献しているという。

創業50年記念コンセプト・モデルは、10月21日(金)から開催されるオンライン・フェス「Roland/BOSS Players Summit 2022」にてプロ・アーティストによる演奏を楽しめる。

終わらない未来:ローランド・ピアノの歴史
https://articles.roland.com/ja/the-future-never-ends-the-history-of-roland-pianos/

ブラックの鍵盤にゴールドのアクセントを加えたシンセサイザー

創業間もない1973年に国産初のシンセサイザー「SH-1000」を発表以降、ローランドの歴史はシンセサイザーの歴史と言って過言ではない。

4音ポリフォニックやアルペジエーターなどを備えた「JUPITER-4」(1978年)を経て、1981年に登場した「JUPITER-8」は、8音ポリフォニックと独特の柔らかく温かいサウンドが多くのプロ・ミュージシャンの心をつかみ、その後のローランドのシンセサイザーの方向性にも大きな影響を与えている。

2019年には、独創的な音源システム「ZEN-Coreシンセシス・システム」を搭載した「JUPITER-Xシリーズ」を発表。往年の「JUPITER-8」を彷彿とさせるデザインに、歴代モデルから最新モデルまで、数々のローランド・シンセ・エンジンを搭載したフラッグシップ・モデルとして多くのシンセ・ファンの支持を得ているという。

今年5月に発表した『JUPITER-X 50th Anniversary Model』は、ブラックの鍵盤にゴールドのアクセントを加えた精悍なデザインのコンセプト・モデルで、世界各地のイベントに登場し話題を集めている。

JUPITER:キング・オブ・ポリシンセ
https://articles.roland.com/ja/jupiter-king-of-the-polysynths/

構成/編集部


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