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40代でFIREした「独学の達人」に聞くGoogle、YouTube、Facebookの賢い活用法

2022.10.26

検索エンジンを学習に有効活用できている人は意外と少ない

独学で得た知識で複数の肩書を持ち、新刊『神速で稼ぐ独学術』(技術評論社)の著者である山田竜也さん。前編では、読書による独学術を紹介した。

後編では、インターネットを駆使した山田さん流の独学術を見てみよう。

「検索のリテラシー」を高めて有益な情報を得る

今の時代、何かを知りたい、調べたいと思ったら、検索エンジン(≒Google)で検索するのが、現代人のデフォルトになっている。しかし、学習に有効活用できている人は、意外と少ない。

調べたい単語1つだけを入力して、上位表示された情報を読むだけで終わらせない、「検索のリテラシー」が必要になる。

最初に身につけたいリテラシーとして山田さんが教えるのは、複数のキーワードを組み合わせた検索だ。例えば脳内神経伝達物質の「エンドルフィン」について調べる場合。

普通に「エンドルフィン」だけで検索すると、基本的な解説をしたサイトがずらっと並ぶ。そこから一歩踏み込んで、「エンドルフィン ドーパミン 違い」というふうに、似ている性質の単語をくわえ、「違い」「比較」といったキーワードも入れて検索する。

“複数の事象についての比較分析や考察は、大概において単体での記述より情報の深さや精度が上がるので、いいコンテンツにたどりつきやすくなります。”

と、山田さんは解説するが、さらに検索結果の画面下部に出てくる、一群の「関連キーワード」も、クリックして読むことで理解が深まるとも。

また、場合によっては、「デメリット」といった否定的な意味合いの単語を組み合わせて検索する。この理由については、山田さんは次のように説明する。

“特定の企業やアフィリエイトサイトが、自社の利益のために、自分にとってメリットの大きい記事、すなわちポジティブな事象ばかりを切り取った記事ばかりを書いていることがあります。検索結果であまりにポジティブな内容ばかりが並んでいる場合は、「依存」「危険」「問題」「デメリット」などネガティブキーワードを組み合わせて検索してみることをおすすめします。そうすることで、公正な視点の情報に行きつける可能性が上がります。”

より専門的な内容を知りたければ、それに応じた専門的なキーワードを入れるという手がある。「エンドルフィン」なら、「内因性オピオイド」や「脊髄後角」など、普段聞かないような言葉を加えて検索。

検索結果の上位に出てくる情報源は、専門性も信頼性も高いものに狭められるというメリットがある。さらにディープで学術的な情報までたどりつきたいなら、 Google Scholarで論文検索、あるいは「filetype: pdf+キーワード」というふうに、ファイルタイプを指定して検索など、独学に適した情報を見つけるコツはいろいろとある。

Facebookの専門家のアカウントは「宝の山」

SNSについては、「学習機会を得る」「ビジネス関係の人間関係を発展させる」ツールとして有効活用できると、山田さんは説く。

SNSといっても、Facebook、Twitter、Instagramなどあるが、それぞれの利点があり、活用法のコツもあるという。共通するのは、「人間関係を継続するするためのツールとして意識」すること。

そのための第一歩のアクションが、他人の投稿に対して「いいね」やコメントを残す。その次のステップは、自らが投稿をすることだ。

内容としては、「得意なこと(くわしいこと)」と「好きなこと」をメインに絞る。他者の投稿であれ、自身の投稿であれ、ポジティブな中身を心がける。「いいね」中毒になったり、不満のはけ口に使っては、「人間関係を発展」は、おぼつかないことを肝に銘じておく。

ここからはFacebookに話を絞ろう。日本ではアクティブユーザーが減っている印象のFacebookだが、実名を公開し信頼性が高いということで、ビジネスSNSの延長として利用されている側面もある。

実際の話、山田さんへの仕事の依頼の約8割が、Facebookのメッセンジャー経由だという。そして、学習の観点から見て、専門家のアカウントは「宝の山」なのだそうだ。

炎上しにくく、文章量などの制限も緩いいため、「しっかりした内容の投稿」が多いというのが、その理由。役立ちそうなアカウントを見つけたら、積極的にフォローし、「いいね」をつけていこう。

学習コンテンツが充実したYouTubeは外せない

最近になって、学習系のコンテンツが激増しているのがYouTube。山田さんは、「毎日学習を続けるようなテーマや、時事に絡むようなジャンルとはとびきり相性がいい」と、YouTubeの積極活用をすすめる。

プロ・アマ、有名・無名合わせてチャンネルは無数にあるが、その中から有益なチャンネルを見つける必要がある。が、チャンネル探しの前にやっておくべきこととして、山田さんは、YouTube Premiumに加入すべしと説く。

これは、月額1180円の有料サービス。加入すると広告が非表示になり、オフラインでの再生ができるようになるといった特典がある。

で、チャンネルの探し方だが、これは検索エンジンの検索スキルと似たポイントがある。例えば、米国株について学びたい場合は、「米国株投資」といった関連性の高いキーワードで検索。

その結果で上位にくるのは、「関連度が高く、かつ離脱が少なく、視聴率が高い動画」になる。YouTubeの場合、上位に表示されるチャンネルに優良なものが多く、そこから素直にチョイスすればよいそうだ。

また、米国株でも、例えば「イールドカーブ」について深く知りたいなら、その単語で検索してみる。すると、イールドカーブについて詳細な解説をしている動画がいくつも出てくる。幾つかザッピングして、「特にわかりやすいもの、相性がいいと感じるもの」をチャンネル登録しておく。

YouTubeには、最近の視聴履歴を元に、ホーム画面に似たような「おすすめ動画」を表示するレコメンド機能がある。こうした動画から興味を持てるものをピックアップしていくことで、教材はより充実したものとなる。

しかし、このレコメンド機能は、あまりの高精度ゆえ、「YouTube中毒」を招きやすいという裏の面もある。「楽しい動画をいろいろ見て、気づいたら数時間たっていた……」とならないために、山田さんは次のようにアドバイスする。

“このYouTube中毒に対して取ることができる一番の対策は、自分の学習テーマと関係ない動画を可能な限り閲覧しないことに尽きます。特に「エンターテイメント系」の動画や、気になって見たくなってしまうような「トリビア系」の動画が危険です。そのような動画をうっかり閲覧してしまうと、さらにレコメンドで同じような動画が表示されて、意識がそらされる機会が大幅に増えてしまいます。YouTubeはあくまでも「学習アカウント」と割り切って、そのような動画を閲覧しないようにしましょう。”

どうしても「おもしろ動画も見たい」という場合は、アカウントをもう1つ作って、そちらは学習以外の動画を見てもよいと決めておく。また、「一度ダウンロードし、後で閲覧する」という習慣をつければ、ダラダラ視聴の癖をかなり防げるとも。

これまで独学といえば、「教養を身につける」というトーンで語られることが多かった。しかし、山田さんが現役ビジネスパーソンにすすめる独学術は、あくまでも短期間で稼げるようになるためのメソッドという位置づけだ。勤務先で業績をあげたい、あるいは副業・独立によって収入を増やしたいという方は、チャレンジしてはいかがだろう。

山田竜也さん プロフィール
同志社大学哲学科卒業後、3年半の会社員生活を経て独学でWebマーケティングを学び、2007年にフリーランスとしてWebマーケティング専門会社パワービジョンを立ち上げ。中小企業から東証プライム上場企業まで幅広くWEB事業のコンサルティングを手掛ける。その中でも、成長スピードの激しいスタートアップや、NPO法人が得意。創業初期から支援し上場した企業も複数社ある。コンサルティング、広告運用、WEB管理の他、自分の所有するメディアからの広告収入、セミナー講師、著書印税、イベント売上など複数軸の収入を持つポートフォリオワーカーでもある。著書に『すぐに使えてガンガン集客! WEBマーケティング123の技』(技術評論社)、『フリーランスがずっと安定して稼ぎ続ける47の方法』『小さな会社のWeb担当者になったら読む本』(日本実業出版社)ほか、共著に『世界一ラクにできる確定申告』(技術評論社)などがある。『神速で稼ぐ独学術』(技術評論社)は最新の著書となる。

文/鈴木拓也(フリーライター)


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