ライフスタイルや趣味が多様化する中、コロナ禍で働き方や働く場所の“自由化”も進んだ。それを体現しているのが、キャンピングカーを拠点としながらリモートワークを様々な形で実践している「ノマドワークの達人」こと、Bizer株式会社代表取締役の畠山友一さんだ。今回は畠山さんにJackeryポータブル電源1000 Proとソーラーパネルのセット商品『Jackery Solar Generator 1000 Pro』を使用してもらい、リモートワークでの活用法やカーライフとの相性について語ってもらった。
畠山友一さん/
タスク管理ツール「Bizer team」を提供するBizer株式会社CEO。トヨタ・ハイラックスをベースにしたトラキャン(トラックキャンパー)を中心に、年間約100日をワーケーションで過ごす。
ソーラー充電しながら使える『Jackery Solar Generator 1000 Pro』はノマドワークとの相性バツグン!
ポータブル電源を世界で200万台以上販売しているJackreyの人気モデル『Jackary ポータブル電源1000』シリーズの新モデル『Jackery ポータブル電源 1000 Pro』。従来モデルに比べて、電源寿命が500サイクルから1000サイクルへと2倍になった上、満充電までの時間も7.5時間から1.8時間と大幅に短縮されている。USBの給電ポートが全て急速充電対応へとアップグレードしており、ノートパソコンなどを給電しながらの使用にも耐えうる機能を有している。
そして最大の強みは、ソーラーパネル(『Jackery Solarsaga 80』、『Jackery SolarSaga 200』)をセット販売している点だろう。畠山さんは今回『 Jackery Solar Generator 1000 Pro 80Wセット』を使用し、ノマドワークとの相性について検証してもらった。
ソーラーパネル『Jackery SolarSaga 80』を広げて設置するところからスタート。本格的なソーラーパネルながら、小型でコンパクトな形状の『Jackery SolarSaga 80』に驚く畠山さん。
「ソーラーパネルってもっと大型なイメージだっただけに、とても使い勝手のいいサイズ感でビックリ! 車のちょっとしたスペースにも収納できるサイズだし、取手がついているので持ち運びしやすくてとても便利です」
『 Jackery SolarSaga 80』1枚なら1000Wを誇る大容量のバッテリーをおよそ17時間でフル充電できる。そして背面部からも発電が可能な点も強みだ。収納用バッグの裏地が反射素材になっており、設置時にマットのように敷くことで発電効率が向上する。
「特別な組み立てが必要なく、広げてコードをバッテリーに繋げばすぐに使えるお手軽さも魅力的ですね」
キャンプ場のように、自然に囲まれたゆったりとした時間が流れる場所でのノマドワークは格別。普段からノートパソコンを2台使い分けている畠山さんだが、電源プラグとUSBを併用しながらの充電も『Jackeryポータブル電源 1000 Pro』なら可能だ。
「普段はコンセントにUSBアダプターを取り付けて充電しているんですが、『Jackery ポータブル電源1000 Pro』にはUSBポートが元々ついている上、急速充電に対応しているのでとても便利。また、精密機器であるノートPCは供給される電気の電圧波形がひずんでいると故障の危険性があります。しかしこのポータブル電源は高品質な正弦波の電気を供給するので、安心して充電できます」
コーヒーが飲みたくなった時でも、『Jackeryポータブル電源 1000 Pro』があれば電気ケトルを使ってお湯をすぐに沸かすこともできる。
「外で作業する時はPCの充電用としてモバイルバッテリーしか使っていませんでした。『Jackery ポータブル電源1000 Pro』があれば、例えば夏場は小型の扇風機を持ち込んだり、これからの寒い時期なら電気毛布を使ったりと、作業環境を充実させられそう。電気毛布程度の消費電力であればソーラーパネルの発電量で賄えるので、長時間の使用ができるのがありがたいですね」
使用できる電気製品の例(公式HPより)
家電製品 |
消費電力 |
利用時間および回数 |
スマートフォン |
18W Max |
約55回 |
ノートPC |
80W |
約12回 |
ライト |
5W |
約80時間 |
液晶テレビ |
60W |
約13時間 |
車載冷蔵庫 |
60W |
約66時間 |
電気毛布 |
40-50W |
約34時間 |
ヘアアイロン |
200-500W |
約11時間 |
電動ドライバー |
900W |
約2時間 |
別セットとなる『 Jackery SolaraSaga 200』4枚で発電した場合、1.8時間で満充電可能。複数人で使用する場合や、使用する電気量が多い時でも安心だ。
自家用車をキャンピングカーに!? 予備電源としての能力も充分な『Jackery Solar Generator 1000 Pro』の使い方
一通り『Jackery Solar Generator 1000 Pro』を堪能してもらった畠山さんは、キャンピングカーをまだ持っていなかった頃を振り返る。
「当時はワンボックスカーを改装して使っていましたが、もしそのときに『Jackery Solar Generator 1000 Pro』があったら、キャンピングカーを買っていなかったかも(笑)。それくらいあったら便利だなと使ってみて感じました」
『Jackary Solar Generator 1000 Pro』はキャンピングカーを持っている人の予備電源として非常に役立つと語る。
「キャンピングカーの内蔵バッテリーは大体2泊分程度。長期滞在時や車での移動ができない非常事態が長期間続く時などに、ソーラーパネルで発電できる『Jackery Solar Generator 1000 Pro』があるととても安心です。また、炊飯器のように電力消費量の大きい家電は故障のリスクがあるため、キャンピングカーではあまり使いたくありません。しかしポータブル電源ならそのリスクを低減できるので、気兼ねなく使えます」
キャンピングカーを持たない人でも『Jackery Solar Generator 1000 Pro』なら自分の車を「自分専用のワーキングスペース」にすることも可能だ。
「車内だと集中できるし、周りに気兼ねなく会議通話もできます。キャンピングカーのバッテリーは車内でしか使えませんが、車外にポータブル電源を持ち運び、ソーラーパネルで発電しながら仕事することも可能です。大容量なので、多人数でのオフサイトミーティングにも役立つでしょう。キャンピングカーを持つ人にとっても、持っていない人にとっても大いに役立つガジェットだといえます」
価格:17万8600円(Jackery ポータブル電源 1000 Pro+Jackery SolarSaga 80セット)
価格:50万5800円( Jackery ポータブル電源 1000 Pro+Jackery SolarSaga 200×4枚セット)
価格:14万9800円
容量:1002Wh
定格出力:1000W
出力ポート:AC3ポート、シガーソケット1ポート、USB-A(Quick Charge 3.0)出力2ポート、USB-C出力(PD100W)2ポート
保証:5年(3年+無料延長サポート2年)
価格:2万9800円(1枚)
IP68レベルの防水・防塵性能
衝撃試験、絶縁耐力試験など15種類の品質テストに合格
価格:8万6600円(1枚)
最大出力:200W
定格電圧:18V
定格電流:11.12A
取材・文/桑元康平(すいのこ)
1990年、鹿児島県生まれ。プロゲーマー。鹿児島大学大学院で焼酎製造学を専攻。卒業後、大手焼酎メーカー勤務などを経て、2019年5月から2022年8月まで、eスポーツのイベント運営等を行うウェルプレイド・ライゼストに所属。現在はフリーエージェントの「大乱闘スマッシュブラザーズ」シリーズのプロ選手として活動中。代表作に『eスポーツ選手はなぜ勉強ができるのか』(小学館新書)。