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UIデザインのプロが解説!プレゼン資料やWebデザインに求められるユーザー心理の捉え方

2022.10.19

Webデザイン、アプリ、ITプロダクト設計などにおいてはUI(ユーザーインターフェース)が重要視されている。いかにユーザーに選んでもらえ、利便性の高い優れたUIを作り出すか、日々、悩んでいる人もいるかもしれない。ポイントになるのは、ユーザー心理について正しく理解することだという。プレゼン資料やWebデザインなどのUIデザインの手法を、プロに聞いた。

UIの真髄は「どんな人が使うかを考えること」

UI(ユーザーインターフェース)とは、ユーザーと製品やサービスとの接点を指す。デザインやレイアウト、画像、文字のフォントや配置、メニュー構成などユーザーが目にしたり、操作の際に触れたりするものすべてが含まれる。

UIはユーザビリティを高めるために欠かせない要素でもあるし、どのようなユーザーでも見やすく利用しやすいインターフェースは、持続可能性という観点からも注目されている。

多様性という観点からも、ビジネスパーソンがプレゼン資料やWebページ制作において、UIを意識することは必要不可欠になりつつあるのではないだろうか。

そんなUIの真髄について、長年Webデザイン分野に関わり、現在はデザイン教育・IT教育を専門に活動するdesign fleet inc.の内田祐生氏に話を聞いた。

【取材協力】

内田祐生氏
design fleet inc. 代表取締役。1999年デザイン事務所開業。2000年からWebデザインを開始。紙媒体、Web媒体のデザイン全般に関するコンサルタント、ディレクション、制作を経て、現在デザイン教育、IT教育を専門に活動している。
https://designfleet.co.jp/

「UIの真髄は、どんな人が使うか、見るかということを考えるということです。よく『すべての人に分かりやすく』という表現があります。気持ちとしてはよいですが、現実的には不可能です。一番のメインの対象は誰かということを明確にしないと、UIはよいものにならないと思います。また『考える』とは、『どんな人か』を定義するだけではなく、その人が『どんな気持ちになるか』や、『その人がつっこみを入れるとしたら?』などを考えるということです」

UIを考える際のテクニック

UIを資料やWebページデザインの実作業で意識し、考えていく際に用いたいテクニックを3つ、内田氏に挙げてもらった。

1.端末や媒体の特性に合わせて配慮する

「Webページの場合、パソコンやスマートフォンという大きな分類の違いの他に、それぞれのディスプレイの大きさや操作性の違いがありますので、物理的な状況を把握していることが必要です。プレゼン資料などでも配布する紙の資料と投影する画面ではまったく異なりますので、特性に合わせた配慮が必要になります」

2.多くの人が感じる印象の共通点を知る

「『このように表現すると、多くの人はこう感じる』という知識を持ってUIを考えることが重要です。多くの人が共通して感じる色の印象、画像の印象、文字の印象、レイアウトの印象などの知識は体系的にまとめられていますので、参考にしましょう」

3.人が感じるストレスについて知る

「ストレスというと、我慢しかねるような精神的な負担というイメージがあるかもしれませんが、何かを読む、指でスワイプするということも、ユーザーにとっては何かを得るために行うちょっとした作業としてストレスとなります。人はどのようなときにストレスを感じるかの知識も重要です」

ユーザー心理を正しく理解するコツ

UIを考える際には、自ずとユーザー心理を想像することになる。ユーザー心理について正しく理解するにはどんなことを意識すればいいか。

「『自分の直感はいったん忘れる』というのがコツです。もちろん直感や経験は参考にしますが、『決めつけない』ことが重要です。そのためにはヒアリングやインタビュー、アンケートなどを活用しますが、人は相手や状況によって言うことを変えますので、そこでも表面的なことだけで理解したつもりにならず、冷静に判断する必要があります。

特に、自分の中で無意識に『こう思っていてほしい』という気持ちが強いと、認識にバイアスがかかってしまうので、注意が必要です」

UIを考える際に素人のよくある失敗と予防策

UIを考えていく際に、素人はどうしても陥りがちなことがあるという。

「素人の方が失敗しがちなことに、表現の細部にこだわって見栄えのよいものにすることに時間をかけすぎてしまうということがあります。また、現在は変わってきましたが、昔は情報や資料はなるべく多いほうが立派であるという誤解もありました。

Webページに掲載する情報や、プレゼンテーションで投影する資料などは、自分が思っているほど自分の思いは伝わりません。またユーザーやオーディエンスが知りたいのは要点であって、細かい部分は二の次ということが多いのです。

もし細部にこだわったり、もしかしたら余分になるかもしれない情報を補足することに時間をかける余裕があったら、メインの内容の精査に時間をかけるほうが、よりよいと思います」

意外と奥が深いUI。UIが問われるWebページや資料作りの際には、ぜひヒントにしてみよう。

取材・文/石原亜香利


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