小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

環境問題や社会課題の解決につながる技術を体験できる三菱電機のイベントスクエア「METoA Ginza」

2022.10.20

■連載/阿部純子のトレンド探検隊

三菱電機グループの製品や技術を体験することでサステナブルを共に考え創る場に

東急プラザ銀座内にある「METoA Ginza」は、アトラクションを通して三菱電機グループの技術や取り組み、企業姿勢を紹介する三菱電機のブランディング施設(入場無料)。

サステナビリティの実現を経営の根幹に位置づけた同社の経営方針を受け、METoA Ginzaでも今年3月から「ワクワクするサステナブルを、ここから」をキャッチフレーズにした展示にシフト。開発中の技術やシステムを、アトラクションを通じて紹介することで、サステナブルは身近にあるものと感じてもらい、社会課題の解決への気づきを得られる場を目指す。

METoA Ginzaでは定期的に展示内容を入れ替えているが、2023年9月(予定)まで、解決すべき社会課題を三菱グループ内外の製品やソリューションを通じて楽しく学ぶ「そだてるタウン」を開催している。

○2F 企画展示~ミッションを通じて「電力の地産地消」を学ぶ

2023年1月17日まで開催されている、クリーンエネルギーをテーマにしたアトラクション「クリーンエネルギーは分けあえる!? みんなで街を輝かせよう」。二酸化炭素の排出が少ないカーボンニュートラルとして注目されており、最近の社会情勢でエネルギーについて考える機会が増えている背景もあり「クリーンエネルギー」をテーマに選んだ。

日本の化石燃料の輸入は約99%で、二酸化炭素排出による地球温暖化もあり、課題を解決するひとつとしてクリーンエネルギーが注目されている。しかし太陽光発電や風力発電は天候によって左右されやすいため、クリーンエネルギー課題を解決する技術として 三菱電機が実用化に向けて取り組んでいるのが「エリアエネルギーマネジメントシステム(AEMS)」。

AEMSは街という単位の中で、つくってためて分けあう、街全体でエネルギーをマネージメントできる技術。AEMSを活用すれば街の中でエネルギーの自給自足でき、「電力の地産地消」が可能になる。本展示ではクリーンエネルギーが広がる未来を、AEMSを通じて考える。

最初に「2050年の未来のニュース」を紹介。「東京の気温40度が連続50日」「紅葉の見ごろはクリスマス」など、今取り組まないと未来はこんなことが起こると、社会課題を自分事化してもらうのが目的。

大型ビジョンでは、「多くの電力が必要になる遊園地のイルミネーション点灯式のために日中のうちに太陽光発電や風力発電を動かし電力を蓄電池にためる」、「街で発生した大規模停電に医療現場や避難所など電力が欠かせない場所にAEMSを活用して電気を送る」といったミッションが設定され、参加者は、床に映された「エネルギーボール」を投げる動作をしながら、電力が不足しているエリアにクリーンエネルギーを分け合う。一度で6名まで参加できるので、みんなで協力しながらAEMSの可能性を、アトラクションを通じて分かりやすく学ぶことができる。

○3階 体験展示~仮想都市「そだてるタウン」

「空飛ぶクルマに乗ってみよう!」

三菱電機の「ドップラーライダー」は、単一周波数のパルスレーザーを用いて大気中のちりや微粒子の動きを捉えることで、数百メートルから数キロメートル先の風速や風向をリアルタイムの計測が可能な機器。気象データでは得られない、地域特性を加味した精細なデータが取得できる。データに基づいた地上風と上空風の風速・風向情報として出すことで、建設現場や空港など風に左右される現場での活用を目指し、現在、竹中工務店と共に実証実験を行っている。

三菱電機では、近い将来実現される見通しの「空飛ぶクルマ」の実装に向けて、「ドップラーライダー」を使った風況データにて貢献していきたいと考えている。

風向きや風の強さを計測する「風を見る」技術を活かして、風況データがどのような見え方ができるのか空飛ぶクルマをバーチャル体験できるアトラクションが、三菱電機と有志団体Dream Onの共同制作による「空飛ぶクルマのバーチャル乗車体験」。

2人乗りシートと大型ディスプレイのブースで、丸の内上空からお台場まで空飛ぶクルマで移動。風の影響で車体が揺れたり、お台場では上空で風が強くなるとたくさんの矢印で視覚化したりと、臨場感のあるバーチャル体験ができる。

「分身ロボットを遠隔操作してケーキをデコレーションしてみよう!」

分身ロボットを遠隔操作するテレプレゼンスロボットを使ったアトラクション。遠隔操作の課題のひとつとされるのがロボットに力加減をどのように伝えるかということ。手にモーターなどの大きな装置を装着し、分身ロボットの力加減を再現する研究が世界的に進む中、三菱電機の開発者・春名正樹氏は、できるだけ早く社会実装を実現したいという想いから、力加減を色や光の強さといった視覚情報で表現する「VISUAL HAPTICS (ビジュアル ハプティクス=視覚的力触覚)」を研究開発している。

本展示では、実際にビジュアル ハプティクスを使ったロボットを2本の指だけで遠隔操作し、力の調節が必要なケーキをデコレーションするシチュエーションで体験。装置を身に着ける必要もなく、トレーニングも不要な分身ロボットが実現できれば、体の不自由な人や高齢者、言葉の壁がある外国人労働者でも遠隔操作による作業が可能となる。働き方改革の点からも進展が注目される技術をリアルに体験できる。

「そだてるコインAR(デジタル地域通貨)」

地域専用のお金である地域通貨は、地域経済の活性化を目的に導入するケースが増加している。そだてるタウンで使われているデジタル地域通貨「そだてるコイン」を使い、買い物や公園でのボランティアをARで体験。地域通貨が社会課題解決にどう役立つのかを学ぶことができる。

「ekinote(エキノート)」

今年3 月にリリースしたアプリ「ekinote(エキノート)」は、日本全国の鉄道駅約 9100駅とその周辺の街の魅力を再発見&収集できる、駅と街のガイドブックアプリ。本展示では、ekinote が目指す 「駅を起点にしたあなたの知らない様々な情報に出会える」「みんなで街を育てる」未来を疑似的に体験できる。

通常の検索では上位に挙がる情報しか知りえないことが多く、さらに深く知るには細かく検索をかける必要があるが、ekinoteなら駅を起点にした駅と街の隠れた情報を見ることができ、観光地ではない駅の情報もわかるので旅行先や出張先で活用できる。

地元の自治体や企業は地域振興プラットフォームとして活用でき、SNS感覚で一般の人も投稿できるのでよりディープな情報を得られる。集まった情報はビッグデータとして活用し、将来のスマートシティに向けて、駅起点で活かしていくことを目指している。

「そだてるタウン」のスペシャルイベントとして「私のサステナブル宣言」を実施。METoA Ginzaでの経験をもとに自分でできるサステナブルな取り組みを記入して投函すると、数ヶ月月後に返信が届き、サステナブル宣言を実行できているか振り返りができる。施設を見て終わりではなく、継続的にサステナブルについて考えるきっかけ作りにしている。

展示以外でも、METoA Ginza内では様々な三菱電機の製品やシステムを体験できる。青空が見える天窓のような「青空照明 misola(みそら)」は、レイリー散乱の原理を用い、開放的で室内空間で奥行き感のある青空と自然な光を表現するLED照明器具。朝焼けや夕焼けなどの時の移ろいを表現する色変化もでき、フレーム(影)をつけることで、より自然光のような雰囲気を表現している。オフィス、病院、福祉施設、商業施設など、窓のない場所での快適性向上に役立つ。

エレベーターは「アニメーションライティング誘導システム」により、エレベーターの動作を連動させた映像で利用状況や行き先を知らせる。エレベーター内には、360°の音響体験を実現するDIATONEスピーカー11台を装備。

受付にはプロジェクターで誘導サインを投射・表示をする「てらすガイド」が。コンパクトなので移動もでき、パワーポイントで作成したものを映すことも可能。空港、イベント会場などで活用されている。

【AJの読み】開発にユーザーの声を反映させ、社会課題解決のための共創の場にする

METoA Ginzaは事業化を目指して開発中のソリューションが多く見受けられる。各アトラクションにはアンケートを設けて、開発中のソリューションにフィードバックをして、ユーザーの声を開発担当に伝える役割も担う。

また、METoA Ginzaサイトでは、日常にあるちょっとした疑問から社会課題を紐解くデジタルコンテンツ「from VOICE」や、三菱電機社員や有識者によるトークセッション「共創ライブ」も発信。体験型展示の施設だけでなく、デジタルコンテンツでもユーザーとつながり情報を発信することで、サステナブルや社会課題の解決を共に考え、共に創る場として機能している。

文/阿部純子


@DIME公式通販人気ランキング


興味のあるジャンルを登録して@DIMEをもっと便利に!Amazonギフト券が当たるキャンペーン実施中

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2022年11月21日(月) 発売

DIME最新号の特別付録は「携帯型スティック加湿器」! 特集は「マネしたくなる!最強の仕事基地#デスクツアーNo.1決定戦」

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。