空気を循環させるAir Multiplierテクノロジーにより部屋全体の空気を清浄
ダイソンは、空気清浄機、ヒーター、扇風機の1台3役をこなす空気清浄ファンヒーター「Dyson Purifier Hot+Cool」の新製品として、ウイルスを除去するだけでなく、有害なホルムアルデヒドまで分解・除去する「Dyson Purifier Hot+Cool Formaldehyde」を10月26日に発売する。価格はオープン。直販価格は92,400円。
「Dyson Purifier Hot+Cool」は、空気清浄機、ヒーター、扇風機の3つの機能を備えた空調家電。空気を清浄しながら、冬はヒーター、夏は扇風機としても使用できる。
その新製品となる「Dyson Purifier Hot+Cool Formaldehyde」では、高密度のHEPAフィルターと、製品内部の隙間を高い圧力で密閉することの組み合わせで、ウイルスや、細菌、ニオイなどを除去するだけでなく、有害な化学物質として知られるホルムアルデヒドを分解する機能を新搭載。
精度の高い固体ホルムアルデヒドセンサーと酸化分解触媒フィルターにより、ホルムアルデヒドを正確に検知して、分解できるという。しかも、フィルターの触媒は、空気中の酸素が活性酸素分子に置き換わることで自己再生するので、酸化分解触媒フィルターは交換不要で、半永久的にホルムアルデヒドを分解することができるとのことだ。
また、固体ホルムアルデヒドセンサーを含む4つのセンサーが常に空気の状態をモニターし、その結果をLCDディスプレイにリアルタイムに表示。空気の状態を常に確認することができる。
さらに、空気を循環させるAir Multiplierテクノロジーを搭載し、部屋全体の空気を清浄することが可能。冬は空気清浄ファンヒーターとして、浄化された暖かい空気を部屋全体に循環させることができるほか、浄化された風を本体後方の開口部から送り出すディフューズドモードを利用することで、前面から風が出ないようにすることができる。
1時間あたりの空気清浄能力は25畳。暖房能力はコンクリート住宅が最大10畳、木造住宅が最大6畳。本体サイズは764×248×248mm、質量は5.75kg。
なお、HEPAフィルターの交換目安は約1年(1日12時間使用の場合)。交換用フィルターの価格は7,700円となる。
製品情報
https://www.dyson.co.jp/air-treatment/purifiers/dyson-purifier-hot-cool-formaldehyde.aspx
構成/立原尚子