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具材が寂しい最近のカップ麺トレンドと逆行する「わかめラーメン」の新作レビュー

2022.10.15

■連載/大山即席斎の“三ツ星”インスタント麺

最近のカップ麺はかやく(具材)がショボくなった。

小麦価格の高騰、ウクライナ問題、コロナ禍、異次元の円安が影響してるとの見方もあるが、実はそれ以前からかやくはショボくなっていた。

焼そばなんて麺の中心にキャベツがチョロっと乗ってるだけとか、そんな商品が多くなった。

世界初のカップ麺であるカップヌードルが麺の上を埋め尽くすほどのかやく満載でスタートしたのに、近年は具がスカスカで麺が丸見えな商品が増えた。

日清は2002年に「具が多いと書いて具多」とのキャッチコピーで具多GooTaというカップ麺を登場させた。

レトルトのトロトロしたちゃんとした肉などが入っているのがウリであった。

これに対抗してライバルからも具の充実した商品が登場し、一気に具の時代到来か、と思われた。

しかし具多もライバルもカップ麺のメインとなることもなくフェイドアウトしていった。

そしてインスタント麺各社も麺とスープにはこだわるけど、かやくには特に力を入れない感じとなっていた。

一昨年に出た「一蘭とんこつ」は約500円という高価格ながら「あえて具なし」と謳い、麺とスープのみなのが業界に衝撃を与えた。

明星も追随し、麺とスープだけというシリーズを出した。

たしかにどちらも麺とスープが極上であった。

これらは例外としてもインスタント麺メーカーは麺とスープにしか関心がなくなってしまったかのようなのが現状である。

しかしそんな「具の貧困」時代にあってエースコックの「わかめラーメン」は違う。

わかめでカップの表面を覆い尽くすことができるのだ。わかめは贅沢な具材というわけではないが、かやくの量が豊富なのはこの時代になんと嬉しいことか。

過去には記念商品としてわかめ3.5倍や7倍のものも出た。これらはわかめの層が厚すぎて箸がなかなか麺に到達しないほどであった。

そんなわかめラーメンの新作が出たので食べてみた。

◆エースコックわかめラーメンほたての旨みを利かせた塩味

人気ラーメン店とつくる 埼玉新座ぜんや協力

後入れの液体スープで作る透明度が高いつゆは、チキンにホタテ・煮干し・昆布の風味や旨みがしっかりと出たわかめラーメンらしいスッキリしたしお味。

麺はふっくら感のあるモチモチ食感。かやくはカップの表面いっぱいのわかめと、コーン。

◆エースコックわかめラーメンガーリックを利かせたカレー味

人気ラーメン店とつくる 北海道苫小牧味の大王協力

先入れのかやく入り粉末スープで作るゆるくとろみのあるつゆは、スパイスの風味がよく出たカレー味。

スパイスのおかげで辛みも強い。わかめとカレーが合うのかが気になって食べたのだが、違和感は感じなかった。麺はしっかりとコシ感のあるモチモチ食感。かやくはカップの表面いっぱいのわかめと、コーン。

9月から10月にかけてインスタント麺も衣替えをする。

夏向きに出していた冷し中華や塩ラーメンといった、パッケージもブルーやグリーンを基調としたアッサリ系から、脂タップリがウリなものから味噌ラーメンや担々麺といった、パッケージも赤や黒中心の体が温まる濃厚コッテリ系が増えてくる。

そんな秋冬向きのアブラにこだわったカップ麺が九州の雄サンポーから登場した。

◆サンポー食品究極の一杯久留米豚骨

サンポー✕taka :a 共同開発

この商品のポイントは人気インスタント麺ブロガーのtaka :a氏と共同開発したことだ。

taka :a氏によると「0.01g単位で試行錯誤を繰り返し」と言うほどこだわり抜いて開発したとのこと。そのこだわりが見えるのが、カップのフタを開くと出てくる小袋4つ。

内訳は先入れのかやく・粉末スープと、後入れの調味油・有明のり2枚。サンポーのレギュラー商品と比べると非常に贅沢な作りだ。

大量の粉末スープと調味油で作る、白濁してたっぷりの油と粒々の背脂浮いたつゆは、独特な香りのある久留米らしい超濃厚こってり仕上げ。

白っぽいつやなしのスリムな麺は、豚骨に向いたガッシリシコシコした食感。かやくは背脂加工品・メンマ・焼のり・ねぎ。のりも地元産を使うというこだわりっぷり。

麺もラード入りの油で揚げてあるため、つゆを全部飲み干すとアブラのパンチが胸にズシンとくる。

この商品が好きな人にはこんな一品もオススメ!

エースコックが秋冬に問うのはその名もにんにくまみれ。

◆エースコック史上最大量にんにくまみれ。黒マー油豚骨醬油ラーメン

別添の黒マー油入り調味油を後入れして作る粘度高めのつゆからは、にんにくの強い香りがぶわっと広がる。豚骨醬油味のつゆはこってり濃厚だが、やりすぎてはいない程度だ。

極太の麵は讃岐うどん寄りなガッシリシコシコした嚙みごたえ。かやくはたっぷりのにんにくこま切れ。スープを飲み干したあとに大量のにんにくが残る。

フタを開けたときは”史上最大量”というにんにくの存在感がそれほどないなと感じたのだが、食べ終わってカップの底を見るとにんにくの量がすごかった。今後はきちんとかき混ぜてにんにくを残さず食べるようにしたい。

ガツンとかガッツリではないけど東洋水産がこの秋登場させる一品も紹介しておこう。

◆マルちゃんQTTAレモンチーズクリーム

QTTAシリーズは洋風のひと味変わったアンチラーメンな商品に魅力が感じられる。

粘度が高めで白濁したつゆは、オニオン・チーズ・乳成分の風味が香ってくる。クリーミーなつゆは野菜の旨みが出たホワイトシチューっぽい洋風の味わい。

レモンの酸味はあまり感じない。長方形断面でちぢれた平打麵は、しっかりとした噛みごたえがあるモチモチした食感。かやくはたまねぎ・挽肉・チーズ加工品。たまねぎのザクザク食感が嬉しい一品。

文/大山即席齋


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