「eスポーツ」という言葉が日本で浸透し始めてまだ数年だが、すでに多くのゲームタイトルで大規模な大会が開催され、チーム発足も盛んになってきた。そこで、主要なタイトルや選手をジャンルごとに紹介。彼らの個性を把握できれば、観戦の楽しみがより広がるだろう。
日本人の活躍が期待できる世界大会が目白押し
コロナ禍で急速に発展したeスポーツ観戦文化。現在、様々なジャンルのタイトルが人気を博している。
2022年は『VALORANT』躍進の年となった。4月にZETA DIVISIONが世界大会「VCT 2022:Stage 1Masters」で3位という快挙を達成。認知度は爆発的に拡大し、5月の国内大会「VCT 2022:Japan Stage 2Challengers」決勝戦では、会場のさいたまスーパーアリーナに延べ2万6000人が来場した。8月末から開催される年間王者決定戦「VCT 2022 Champions」にZETA DIVISIONが日本代表として出場している。
『Apex Legends』はインフルエンサーとプロゲーマーの混成チーム大会が人気を集め、幅広い視聴者層を取り込んだ。一方でFnaticが世界大会「Apex Legends Global Series Championship」で世界4位となり、日本の実力の高さを見せつけている。
『ストリートファイターⅤ』の国内プロゲーマーは、現在チーム制のリーグ戦を主戦場としている。22年9月より「ストリートファイターリーグ:Pro-JP 2022」が開幕する。
ここで挙げたものはほんの一部。この勢力図をきっかけに、ぜひお気に入りのタイトルを見つけてほしい。
FPS/TPS
FPS(First Person Shooter)はキャラクターの視点、TPS(Third Person Shooter)は後方視点で操作するシューティングゲーム。
格闘ゲーム
キャラクターを操作し、主に1対1形式で戦う。基本的なルールでは、相手にダメージを与え、体力ゲージをすべて減らしたプレイヤーの勝利となる。相手との間合いの取り合いや技の応酬といった駆け引き、相手の体力を大量に奪う派手なコンボ(複数の技を連続で当て続けること)などが見どころ。
MOBA
Multiplayer online battle arenaの略。5対5など2つのチームに分かれて戦い、相手陣営の本拠地を制圧したら勝利。
スポーツ系
野球やサッカーなど、リアルで行なわれているスポーツのゲームも人気だ。観戦のハードルが低いのが強みといえる。
その他
パズルゲームやカードゲームをはじめ、様々なジャンルのゲームタイトルがeスポーツとして扱われている。今後ますます増えていくことだろう。
今さら聞けないeスポーツに関する素朴な疑問
Q. そもそもeスポーツって何?
明確な定義は存在しないが、近年一般的なのが「人と人とが競い合うゲーム」というもの。ゲーム内にすでに競う仕組みがあるタイプ(格ゲーなど)もあれば、競技目的でないゲーム(RPGなど)でも〝プレイヤー同士でクリアタイムを競う〟のようにゲーム外で競技環境を整備すればeスポーツとみなすこともある。
取材・文/桑元康平
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