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マネー系YouTuberに聞いた円安加速のタイミングでのドルの売り時と買い時

2022.10.17

ドルの売り時

為替を注視することは大切だが、今後を予想することは難しい。〝為替の予想はギャンブルだ〟という投資家は少なくない。では私たちは何を頼りに外国為替を始めるべきなのか? そこには株式投資と同じく、景気の〝波〟を捉える力が必要だった。経済の仕組みがわかれば外貨預金も怖くない!

ロジャーパパさん投資YouTuber
ロジャーパパさん

為替予測は難しいが相場サイクルは予測可能

 1ドル130円台でも変わらずドルを購入していたロジャーパパさんだが、今年7月に1度、140円台が見えてきた際には思わずドル資産の一部を円資産に替えたという。

「今の円安は日本の経済衰退で起こったものではありません。アメリカをはじめ先進国各国が利上げによる金融の引き締めをしており、一方で日本は利上げをせず緩和政策を続けている。こうした背景から、ドルの人気が世界中で高まり、円安・ドル高になっています。

 しかし、為替にはサイクルがあります。米国は年内にも政策金利を下げていく方向へ進むでしょう。そうなると日本の金融政策が今と変わらなくても、相対的に日本円に流れる資産も多くなり、円高・ドル安へ多少なりとも傾くことが考えられます。1ドル140円台ともなると1998年以来の高値です。確定的なことはいえませんが、当時の私はこのあたりが円安のピークだと判断したので、ドルを買いではなく売りと私は判断しました」

 一方で米国株式市場を見ると、今は米国株を仕入れるタイミングなのでドルをすべて日本円にすることも得策でないという。

「今、米国はインフレ抑制に全力を注いでおり利上げ政策を進めています。今は相場のステージでいえば『逆金融相場』にあたると考えられ、このまま金融引き締めによりインフレが落ち着けば次に見えてくるのは金融緩和による株価上昇が期待できる『金融相場』のステージです。ですので私は今後を見据えてドルを円に替えるのではなく、ドルを米国株に替えているところです。

 このようにドルを保有するということは円―ドルの関係だけでなくドル―米国株の関係でもポートフォリオを最適化することができます。こうしたメリットがあるということは忘れないようにしましょう」

 長期保有なら一時的な円高に一喜一憂せずにすむ。これも投資の選択肢のひとつだろう。

「金融相場」「業績相場」「逆金融相場(現在)」「逆業績相場」

金融市場は「金融相場」「業績相場」「逆金融相場(現在)」「逆業績相場」のサイクルで動いているとされる。

20年以上続けてみてわかった普通預金外貨は「定期」ではなくで持つべし!

 これから外貨預金を始めたいと思っている人にとって一番参考になるのが経験者の話だろう。YouTuberの水野祐香さんは20年以上の外貨預金歴を持つ外貨預金の大先輩だ。彼女は外貨預金のメリットを次のように語る。

「外貨預金は難しい専門的な知識を必要としないのが一番のメリットです。私もSNSで『投資で儲かった!』という投稿を見るとうらやましく感じるのですが勉強する時間がありません。為替はニュースの最後に流れる1ドル○○○円という情報を意識的に見ているだけで、何となく今ドルが安いのか高いのかくらいはわかるようになります。

 その感覚がつかめれば、あとはドルを長期保有しようとするのではなく、シンプルに円安の時は手元の外貨はすべて手放す。反対に円高の時は円を外貨に替える、これだけでいいんです。実際に今はかなりの円安になっていますので、外貨は保有していません」

 注意点は定期預金ではなく普通預金で預けることだ。

「一見すると、外貨定期預金のほうが金利が高くとても魅力的に見えるのですが、定期預金では円安だなと思ったタイミングや必要な時に日本円に戻せませんから」

 彼女はこの20年間で貯金2000万円を達成したカリスマ主婦でもある。そのうち300万円ほどが為替差益による利益だそうだ。

水野さん

「一言で言ってしまうと日本円を米国ドルにプチ留学させている感じです」と語る水野さんのノウハウの詳細は、YouTubeで公開中!

動画はコチラ

水野祐香さんYouTuber・ライター
水野祐香さん
チャンネル登録者数10万人。美容、メイク、子育て、節約など幅広いジャンルの情報を発信する。元『egg』モデルのカリスマギャル。『マツコ会議』(日本テレビ系)出演など。

※こちらで掲載している情報は取材時(8月末時点)のものです

取材・文/峯 亮佑

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