映画『007』に登場した「DEFENDER」のスタントカーがチャリティオークションに登場、総落札額は35万2800ポンドに

オークションの収益は英国赤十字社を通じて人道支援活動に使用される

ジャガー・ランドローバーは、ジェームズ・ボンド映画60周年を記念した公式チャリティオークションに、『007／ノー・タイム・トゥ・ダイ』に登場した「DEFENDER」のスタントカーを出品し、総落札額は35万2,800ポンドとなったことを発表した。

今回、『007／ノー・タイム・トゥ・ダイ』のオールテレインアクションシーンに登場し、特別にカスタマイズした「DEFENDER 110」のスタントカーには入札が殺到し、18万9,000ポンドで落札された。その収益は英国赤十字社によって、重要な人道支援活動に使用される。

この出品車両は、映画撮影中に使用された10台の「DEFENDER」のうちの1台で、特別な車両識別番号「VIN 007」が付けられている。

SVビスポークが製作し、『007／ノー・タイム・トゥ・ダイ』に登場した「DEFENDER」を想起させる「DEFENDER 110 V8 BOND EDITION」は、16万3,800ポンドで落札された。

収益は、絶滅危惧種の保護、生物多様性の保全および地域コミュニティの活性化など、アフリカ全土で活動する自然保護慈善団体「Tusk」に寄付される。

全世界で販売した「BOND EDITION」はわずか300台であったが、今回出品したモデルはインストルメントパネルのエンドキャップに特別な「60 Years of Bond」のロゴを採用した英国仕様となる。

関連情報：https://www.landrover.co.jp

構成／土屋嘉久（ADVOX株式会社 代表）