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米国で食料品の値上げによる打撃を最も強く受けているのは低所得者や心身の健康状態の悪い人、ミシガン大学報告

2022.10.11

食料品値上げの影響が50歳以上を直撃

米国では現在、多くの年配者が買い物の際に食料品の値段の高さに驚くという経験をしている。

こうした中、このような食料品の値上げによる打撃を最も強く受けているのは、低所得の人や心身の健康状態の悪い人であることが、米ミシガン大学医学部のPreeti Malani氏らが実施したNational Poll on Healthy Aging(健康的な老いに関する全米調査)で明らかになった。

この調査は、2022年7月に50〜80歳の成人2,163人を対象にオンラインまたは電話により実施された。

その結果によると、対象者の3分の1以上(37%)が、「食料品の値上げの影響を大いに受けている」と回答していた。

この回答をした人の割合が高かったのは、自分の健康状態、またはメンタルヘルスが「普通(fair)、または悪い(poor)」と回答した人(同順で、46%、58%)、世帯収入が3万ドル(1ドル144円換算で432万円)以下の人(56%)、学歴が高等教育修了以下の人(48%)であった。

また、食料品の値上げが、購入する食料品の選択に直接的な影響を及ぼしていることも判明した。

調査参加者のうち、「食料品の値上げにより食事内容が以前より健康的ではなくなった」と回答した人の割合は、65〜80歳では24%であったのに対し、50〜64歳では36%に上った。

また、この回答をした人の割合は、自分のメンタルヘルスが「普通、または悪い」と回答した人(54%)、世帯収入が3万ドル以下の人(48%)、自分の健康状態が「普通、または悪い」と回答した人(46%)、学歴が高等教育修了以下の人(40%)で高かった。

さらに、「食料品を購入するためのお金が入る前に食料が尽きてしまうのではないかと心配になる」「実際に食料品が尽きたがお金がなくて買えなかったことがある」の2つの設問に、過去12カ月間を振り返った上で、「しばしば当てはまる」「時々当てはまる」「当てはまったことがない」の3択で回答してもらった。

その結果、1つ目の設問については、4%が「しばしば当てはまる」、15%が「時々当てはまる」と回答した。

2つ目の質問については、「しばしば当てはまる」と回答したのは4%未満であったが、12%が「時々当てはまる」と回答していた。

このような食料不安を経験していた人では、経験していない人に比べて、「食料品の値上げにより食事内容が以前より健康的ではなくなった」と回答した人の割合が高かった(66%対22%)。

参加者の食習慣と体重に関しても尋ねたところ、50〜64歳で32%、65〜80歳で44%が「バランスの取れた食事を取っている」と回答していた。

この回答をした人は、自分のメンタルヘルスおよび身体的健康が「普通、または悪い」と回答した人で低かった(同順で、16%、23%)。

また、参加者の38%は「果物や野菜を十分に摂取できていない」に同意を示した一方で、これらの人の29%は「甘いものを食べ過ぎている」、19%は「ビタミンやミネラルの摂取量が十分ではない」に同意を示した。

体重に関しては、参加者の39%がやや過体重、29%が過体重であると回答した。自分を過体重と回答した人の割合は、身体的健康とメンタルヘルスが「普通、または悪い」と回答した人(同順で、47%、37%)、世帯収入が3万ドル以下の人(37%)で高かった。

Malani氏は、「現在生じている食料品の高騰は、最も脆弱な存在である年配者の状況を悪化させている。ホワイトハウスが飢餓、栄養、健康に関する会議を開催する中、この結果は50歳以上の人に対する食料支援を充実させる必要性を示唆している」と述べている。

なお、米国農務省によると、2021年7月から2022年の7月までの間に食料品価格は13%上昇し、2023年にはさらに10%増加することが予想されているという。(HealthDay News 2022年9月27日)

Copyright © 2022 HealthDay. All rights reserved.
Photo Credit: Adobe Stock

(参考情報)
Press Release
https://www.healthyagingpoll.org/reports-more/poll-extras/rising-food-prices-hit-less-healthy-older-adults-hardest-poll-suggests

構成/DIME編集部


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