東芝ライフスタイルは、ルームエアコン「大清快」のフラッグシップモデルとして、「大清快」のコンセプトである快適・清潔・省エネの3つを追求した「DRシリーズ」9機種を11月下旬に発売する。
人の位置や動作をリアルタイムで検知して10,000通りの風向調整を行なう
今回登場する「DRシリーズ」は、7年ぶりにフルモデルチェンジした「大清快」のフラッグシップモデル。最大の注目ポイントは、車の自動運転技術や気象観測で正確な位置検知手段として使われている「レーダー」を業界で初めて搭載したこと。
これによりエアコンが人の位置や動作をリアルタイムで検知して10,000通りの風向調整を行なうため、部屋の中を移動しても自動的に追従して“風を送り続ける”、“風が当たらないようにする”という制御が可能になったのだ。
また、風の質を変える同社独自の「無風感空調」に、左右分割したルーバーを採用。これにより、右は通常の風、左は無風感にするなど、エアコンの設置位置や在室中の状況に応じて無風感の気流を送る方向を選択することができるようになった。
さらに、除菌効果の高いUV-Cを照射するユニットを熱交換器の部分に新搭載。クリーニング運転中に熱交換器へUVを照射する「UVプレミアムクリーン除菌」や「プラズマ空清」運転中のUV照射によって、有害物質を抑制することが可能だ。
加えて、室内機に搭載した空清(SPM)センサーで空気の汚れを測定し、空気の汚れを検知したら自動で空気清浄運転を開始する「空清みはり」機能も新採用。これにより、きれいな空気をキープすることが可能だ。
不在時間が一定時間続くと自動的に運転を弱める「不在節電」機能も搭載
もちろん、省エネ性にもこだわり、コンプレッサや熱交換器、送風ファンなどの主要部品を新設計。レーダーを活用して人の在室状況を検知し、不在時間が一定時間続くと自動的に運転を弱める「不在節電」や、日あたり(明るさ)センサーで明るさに応じて設定温度を自動補正して、無駄な運転を省く「日あたり節電」も利用できる。
そのほか、スマートフォン専用アプリ「IoLIFE」からの遠隔操作も可能。新製品ではアプリの操作画面を一新し、より見やすく、直感的に使えるインターフェースに進化している。
6畳向けの「RAS-K221DR」、8畳向けの「RAS-K251DR」、10畳向けの「RAS-K281DR」、12畳向けの「RAS-K361DR」、14畳向けの「RAS-K402DR」、18畳向けの「RAS-K562DR」、20畳向けの「RAS-K632DR」、23畳向けの「RAS-K712DR」、26畳向けの「RAS-K802DR」をラインアップし、価格はいずれもオープン。店頭想定価格は284,000円前後~416,000円前後。
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構成/立原尚子