ソニーは、5Gスマートフォン「Xperia 5 IV(エクスペリア ファイブ マークフォー)」を国内市場で発売すると発表した。10月下旬以降にNTTドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルから発売される予定だ。
本格的な動画撮影ができる「Videography Pro」を搭載
「Xperia 5 IV」は、6.1インチの有機ELディスプレイ(FHD+)を搭載した5G対応スマートフォン。瞳AFをはじめとする高性能AFを備え多彩な映像表現が可能なカメラ、左右バランスのとれた迫力ある立体的なサウンドが楽しめる新構造のスピーカー、5,000mAhの大容量バッテリーなど充実の基本性能をコンパクトなサイズに凝縮している。
カメラは、リアカメラに120fpsの高速読み出しに対応した「Exmor RS for mobile」イメージセンサーを備えた3つのレンズ(焦点距離=16mm、24mm、60mm)を搭載し、すべての焦点距離でリアルタイム瞳AFに対応するうえ、動画は4K 120fpsで最大5倍のスローモーション撮影が可能。フロントカメラは前機種「Xperia 5 III」よりも大型化したイメージセンサーを搭載し、動画でも静止画でも、暗所でのクリアな自撮りを可能にした。
また、Xperia 5シリーズとして初めて、本格的な動画撮影ができる「Videography Pro(ビデオグラフィー プロ)」を搭載。同機能のストリーミングモードでは本機単体で即時にYouTubeなどでライブ配信を行うことができるため、共有したい場面をタイムリーに発信することができる。
音響面では、新構造のスピーカーユニットを搭載したフルステージステレオスピーカーは、音圧が向上し、立体感のあるサウンドを実現。DSEE UltimateとLDAC対応の組み合わせにより、ストリーミングサービスの音源をハイレゾ級の音質で視聴できる。
さらに、アーティストの生演奏に囲まれるような立体音響体験ができる「360 Reality Audio(サンロクマル・リアリティオーディオ)」もサポート。有線で音楽を楽しみたい人向けに3.5mmのオーディオジャックを搭載しながら、最新のBluetooth LE Audioにも対応する。
そのほか、快適なゲームプレイをサポートする機能も備えており、動きの速いゲームコンテンツもくっきりなめらかに映し出す120Hz駆動のディスプレイや240Hzの残像低減技術、240Hz駆動の高速タッチ検出機能を搭載。ゲームアシスト機能「ゲームエンハンサー」も採用し、ゲーム内の暗い部分を明るく表示し隠れている敵や障害物を見つけやすくする「L-γ(ローガンマ)レイザー」や、帯域ごとの音量調節を可能とし他のプレイヤーが近づいてくる足音など必要な特定の音を際立たせる「オーディオイコライザー」に対応し、YouTube配信なども楽しめる。
バッテリー容量は5,000mAhで、急速充電やワイヤレス充電にも対応。CPUはQualcomm Snapdragon 8 Gen 1を搭載し、メインメモリは8GB、ストレージは128GB。防水・防塵性能はIP65/68。本体サイズは約幅67×高さ156×厚さ8.2mm、重量は約172g。
製品情報
https://xperia.sony.jp/xperia/xperia5m4/
構成/立原尚子