Amazonがスマートスピーカー「Echo Studio」に新機能を追加、空間オーディオ処理技術を利用可能に
2022.10.01没入感のある立体的な音を作り出す空間オーディオ処理技術に対応
Amazonは、スマートスピーカー「Echo Studio」とスマートディスプレイ「Echo Show 15」の新機能を発表した。
今回新しく追加された機能は無料のソフトウェアアップデートを介して利用できる。
まず「Echo Studio」には、より深みのある低音を実現し、音質をさらに向上するという空間オーディオ処理技術を追加。この技術はステレオ音源を強化するために設計されており、Hi-Fiステレオ音源の再生時には、ボーカルはより中央に、楽器はより側面に定位し、没入感のある立体的な音を作り出すなど、アーティストの意図を再現するオーディオ体験を提供。
さらに、周波数帯域の拡張により、より優れたパフォーマンス、中高音域の明瞭度の向上、より深い低音を実現するという。
「Echo Studio」の価格は29,980円。なお、本体カラーは新色グレーシャーホワイトが追加され、チャコールとの2色展開となる。
そして「Echo Show 15」には、Fire TVの機能を追加。すでにFire TVシリーズを使用しているユーザーは、利用中のプロフィールとそのプロフィールごとにカスタマイズされたライブラリがそのまま、「Echo Show 15」の画面で利用できるようになる。
また、「Echo Show 15」でのFire TVの機能はタッチスクリーンに対応しているので、画面をタップしてアプリやコンテンツを探すことも可能だ。画面に現れるオンスクリーンリモコンをタップして通常のFire TVデバイスと同じように操作したり、Alexa対応音声認識リモコン(第3世代)をペアリングして、遠隔操作したりすることもできる。
もちろん、すでに「Echo Show 15」を所有しているユーザーは、対応するFire TVリモコンを追加購入して利用することが可能。今後は「Echo Show 15」とリモコンのセットも販売する予定だという。
「Echo Show 15」の価格は29,980円。
製品情報
https://www.amazon.co.jp/dp/B09M6GW286
https://www.amazon.co.jp/dp/B08MQNJC9Z
構成/立原尚子