パナソニックが給気換気も排気換気もできる新型エアコン「エオリア LXシリーズ」を発売

2022.09.30

パナソニックは、ルームエアコン「エオリア LXシリーズ」の2023年モデルを11月10日に発売する。6畳用、8畳用、10畳用、12畳用、14畳用、18畳用、20畳用、23畳用、26畳用、29畳用の計10機種をラインアップ。価格はいずれもオープンで市場推定価格は28万円前後～。

従来の外気を取り込み換気する〝給気換気〟との自動切替も可能

「LXシリーズ」は、パナソニックのルームエアコンの最上位モデル。2023年モデルでは、室外機から外気を取り込み換気する「給気換気」に加え、室内の空気を屋外に排出する「排気換気」を新搭載。

これにより、冷暖房をしながら換気ができるのはもちろん、室内のニオイや湿気が気になる場合には「排気換気」に切り替えることで、こもった空気を屋外に排出することが可能になった。

「給気換気」と「排気換気」はリモコンで切り替えられるほか、「AI快適おまかせ」運転時は、室内外の温度、湿度の状況に応じて、給気/排気を自動で選択してくれる。

また、換気（給気）＋「ナノイーX」で空気のキレイの効果がアップ。換気扇による換気だけでは抑制が難しい、付着した花粉やニオイ、カビ菌などに対して、換気（給気）と「ナノイーX」を組み合わせることで抑制効果を発揮する。

新搭載の「抗ウイルスエアフィルター」によりエアコン内部の清潔性が向上

さらに、「抗ウイルスエアフィルター」を新搭載し、エアコン内部の清潔性が向上。エアフィルターにAg+（銀イオン）に加え、抗ウイルス剤をコーティングしたことで、捕集したホコリに潜む菌の増殖を抑制し、特定のウイルスの数を減少させることができ、これまでの「ナノイーX」内部クリーンによるエアコン内部の「カビ菌の除菌」と合わせて、エアコン内部を清潔に保つことができる。

加えて、冷暖房機能では、「すぐでる暖房（AIチャージ）」と「しっとり冷房」を新搭載。「すぐでる暖房（AIチャージ）」はよく暖房オンする時間帯を、24時間・曜日ごとにエオリアAIが学習。予熱しておくことで、運転スタート後すぐに温風が吹き出すというもの。一方、「しっとり冷房」は設定温度に到達した後に、湿度をコントロールすることで、冷房による乾燥や冷えを抑えながら、省エネも実現する機能となる。

そのほか、エアコン操作アプリ「エオリアアプリ」も見やすく、使いやすく進化。表示情報を整理しより直感的に操作できるようになったほか、スマートフォンのホーム画面から「ウイジェット」で部屋の温湿度と設定が表示できるようになった。

室内機の外形寸法は幅799×高さ285×奥行き385mm。室外機の外形寸法は幅849×高さ812×奥行き319mm。