電動・空気工具を製造・販売する工機ホールディングスは、電動工具ブランド「HiKOKI(ハイコーキ)」から10.8Vインパクトドライバ『WH 12DCA』を全国の電動工具取扱販売店などで発売した。『WH 12DCA(2LS)』(リチウムイオン電池〔残量表示付き〕(BSL 1240M)×2個、急速充電器(UC 12SL)、ケース付き)は価格5万4600円(税別)、『WH 12DCA(NN)』(蓄電池、充電器、ケース別売)は価格2万3800円(税別)。
『WH 12DCA』は、工機ホールディングスの10.8Vモデルでは初となるトリプルハンマを採用したインパクトドライバ。従来製品である『WH 12DD』と比べて、ねじ締め速度が約33パーセントと大幅に速くなった。ヘッドの長さが114mmとコンパクトで、重量も1.2kg(『BSL 1240M』装着時)と軽量なので、取り回し性にも優れている。低速でもモーターロックしない制御を採用したほか、ビット振れ軽減やスイッチの操作性向上など使いやすさも向上した。
軽量コンパクトで取り回しやすく、いろいろな体勢での作業を快適に行うことができる。さらに小型軽量でも十分な作業量を確保している。制御を改良したことで低速でも止まらずに打撃ができ、ビット振れを軽減したためカムアウトしにくく、片手操作でもビスが倒れにくい。最低回転数を低くしてトリガの遊び量を減らしたほか、トリガの形状を変更して繊細な作業をしやすくしてスイッチの操作性も向上。
3灯LEDを採用したことで360度バランスよく照らすことができるため、ビットの影ができにくく暗所でも作業しやすい。5つのモードを搭載し、多彩なモード切り替えで作業効率をアップできる。
*3:充電時間は周囲温度や蓄電池の状態により長くなるときがあります。
https://www.hikoki-powertools.jp/products/powertools/li-ion-drill/wh12dca/wh12dca.html
構成/KUMU