人口、GDPともに、世界トップクラスの首都圏。大東建託が行った過去の調査からみても、実際に住んでいる人からマイナス評価を受ける自治体がほぼなく、どこに住んでも失敗はないのがこのエリアの特徴だ。
では、そんな首都圏で幸福度が高く住み続けたいと思えるエリアはどこなのだろうか。大東建託は、東京、埼玉、神奈川、千葉の1都3県を「首都圏」と定義して、首都圏に居住している20歳以上の男女、207,659名を対象に過去最大級の居住満足度調査を実施。
「いい部屋ネット 街の幸福度ランキング2022<首都圏版>」「いい部屋ネット 住み続けたい街ランキング2022<首都圏版>」として集計した。
※近接駅を統合しており2つ以上近接駅を統合した場合は、駅名の後にA(area)を付記している。
街の幸福度「自治体」1位は2年連続で埼玉県比企郡鳩山町、「駅」1位も2年連続でみなとみらい
街の幸福度(自治体)ランキング1位は2年連続で埼玉県比企郡鳩山町が獲得。トップ10内では唯一埼玉県からランクインとなり、唯一偏差値が80台の高い評価を得た自治体であった。
2位は神奈川県三浦郡葉山町で、「街に誇りがある(自治体)」「街に愛着がある(自治体)」の両ランキングでは1位。3位は東京都中央区で、「住みここち(自治体)<首都圏版>」では1位の評価を得ている。
「街の幸福度(自治体)」のトップ10のうち、7自治体は「街の住みここち(自治体)」でもトップ10内に入っている街であった。
続いて幸福度の高さを駅別に調査したところ、1位は2年連続みなとみらいで、「住みここち(駅)」「街に誇りがある(駅)」「街に愛着がある(駅)」でも1位、「住みたい街(駅)」では3位と、各ランキングで高い評価を得ていた。
2位は、昨年は累計回答数が30名未満だったためランキング集計対象外だった代官山で、「住み続けたい街(駅)」4位、「街に愛着がある(駅)」5位と、各ランキングでも上位に入っている。
3位は、有明・国際展示場・東京ビッグサイト・有明テニスの森の近隣4駅を統合した有明Aがランクイン。
住み続けたい街「自治体」1位は神奈川県三浦郡葉山町、「駅」1位はみなとみらい
住み続けたい街(自治体)1位は、2年連続で神奈川県三浦郡葉山町であった。2位は神奈川県鎌倉市で、「街に誇りがある(自治体)」2位、「街に愛着がある(自治体)」3位、「住みたい街(自治体)<首都圏版>」5位と、各ランキングで評価を得ていた。
3位は神奈川県横浜市西区で、「街に誇りがある(自治体)」「街に愛着がある(自治体)」の両ランキングでは7位となっている。
住み続けたい街(駅)1位は、「街の幸福度(駅)」でも1位を獲得していたみなとみらいで、2位は湘南深沢が獲得。
トップ2の駅はいずれも神奈川県に位置する駅で、昨年は累計回答数が30名未満だったためランキング集計対象外であった。3位は印西牧の原で、千葉県にある駅からのランクインとなった。
調査概要
調査方法:マクロミルの登録モニタに対してインターネット経由で調査票を配布・回収。
調査期間
2022年3月8日(日)~3月29日(日):2022年調査(回答者数:53,853名)
2021年3月17日(水)~3月30日(日):2021年調査(回答者数:61,573名)
2020年3月17日(日)~4月3日(金):2020年調査 (回答者数:61,808名)
2019年3月26日(日)~4月8日(月):2019年調査 (回答者数:30,425名)
計207,659名
関連情報:https://www.eheya.net/sumicoco/
構成/Ara