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子世代の4割が「親の老いを受け止められない」、3人に1人が親の老いを「見て見ぬふり」

2022.09.23

誰にも「老い」は確実にやってくる。子は親の老いとどう向き合っているのか。また、親は自分自身の老いに対して何を思うのか。

ダスキンはこのほど、「親のいま」に関する親子2世代の意識調査を実施した。本調査は、自身の年齢が60〜70代以上で別居の子どもがいる男女1,000人の「親世代」と、自身の年齢が20〜69歳で60代以上の別居する親がいる男女1,000人の「子世代」を対象として行われたものだ。

親世代も子世代も8割以上が親の老いを感じるが、子世代の4割が親の老いに向き合えない

親世代に自身の老いについて聞いたところ、85.6%が「自身の老いを感じる」と答えた。一方、子世代に親の老いについて聞くと、85.1%が「親の老いを感じる」と回答するも、親の老いに向き合えているか、という設問に対しては、38.4%が「向き合えていない」と答えた。親の老いを頭では理解していても、気持ちの上では向き合えない子世代が約4割となった。

3人に1人が親の老いを「見て見ぬふり」をする

子世代に、親の老いを受け止められないと感じるかと改めて聞くと、40.5%が「受け止められない」と答えた。一方、自身の老いを受け止められない親世代は25.4%となり、15.1ポイントの意識差が生じている。本人は老いを受け止めていても、子は親の老いをなかなか受け止められないようだ。

そこで、親の老いを見て見ぬふりをしたことがあるかと聞くと、子世代の3人に1人(36.0%)が「親の老いを見て見ぬふりをしたことがある」と答えた。

見て見ぬふりをしてしまう親の老い、すなわち“見て見ぬ老い”について、親の老いを受け止められないと回答している子世代では、65.1%にも上り、一段と高くなっている。

“見て見ぬ老い”を経験した子世代に、見て見ぬふりをした理由を聞くと、「外出の頻度など気になったことについて直接言うのがはばかられる」(30歳男性)、「背中が丸くなっているのに、親を傷つけそうで指摘してあげられなかった」(37歳女性)など、親のことを気遣っているが故に見て見ぬふりをしてしまうようだ。

Q.親の老いを見て見ぬふりをした理由
・何回も同じ話をしていることを指摘したのに、また繰り返されて、こちらもショックで黙ってしまった(30歳女性)
・食事の量が減ってきている気がするが、親はそれを老いと認めたくないのか、目線をそらしがちになる(35歳男性)
・将来介護が必要になる現実から目をそむけているような感じで、見て見ぬふりをした(36歳男性)
・親はいつまでも親なので(39歳男性)
・手塩にかけて育ててもらったので、弱気な姿を見たくない(58歳男性)

子世代が気付く親の変化は外見的な変化が中心

子世代に、自分の親の変化で感じたことを聞いた。すると、「しわやたるみが増えた」(37.2%)、「白髪が増えた」(32.3%)、「身体が小さくなったように感じた」(29.9%)などの見た目の変化を挙げる人が多く、子世代の7割以上(70.4%)が、親の見た目に対する変化を感じていた。

しかし、「物忘れが多くなった」(24.4%)、「体の不調が増えた」(22.6%)、「食事の量が減った」(18.0%)などの認知や行動に関する変化に気付く子世代は少なく、それぞれ2割程度だった。

子どもの負担になりたくない「親心」、子どもに会うことさえ控え気味

「親の老いを認めたくない」「親に老いの指摘なんてできない…」そのような「子心」が子世代から感じられるが、親世代からは子どもの負担になりたくないという「親心」が垣間見える。親世代の97.8%が「子どもの負担にはなりたくない」と答えていた。また、子世代の約7割が「親ともっと会いたい」(69.1%)と答えているが、「子どもともっと会いたい」と答えた親世代は52.8%にとどまっている。

親世代の8割、子世代の7割がこれからの親の老後について「親子で真剣に話し合った経験がない」

親や自身の老後について、将来を見据え具体的に話し合った経験を聞くと、子世代では75.0%、親世代では81.6%が「親子で真剣に話し合った経験がない」と回答した。

話し合ったことがない理由を聞くと、子世代は「何をどう会話したらよいかわからない」(71.6%)がトップで、「親がまだ健康」(69.8%)、「まだ先のこと」(59.8%)が上位に、親世代は「子に迷惑をかけたくない」(90.3%)がトップで、「自分はまだ健康」(89.3%)、「子どもに頼ることを想定していない」(85.5%)と続いた。

親は子に気を遣い、子も親に配慮するという、お互いを気遣う気持ちが老後の話題を避ける理由となっているようだ。

親子のコミュニケーション手段は「直接会う」

別居する親または子とコミュニケーションをとることがあると答えた人に、コミュニケーション手段を聞くと、「直接会う」(60.8%)、「電話」(60.6%)、「『LINE』などのメッセージアプリ」(59.5%)の順となった。別居親子にとっては、直接会うことがいちばんのコミュニケーション手段となっているようだ。

自分の親の健康状態 「正しく理解できていない」と感じる子世代が6割

子世代に別居する自分の親の情報について知っていることを聞いた。すると、「親の緊急連絡先」(75.8%)や「親の持病」(64.9%)は知っている割合が高い一方で、「親の日頃の運動習慣」(47.3%)や「親が健康維持のためにしていること」(44.2%)は4割台と少なくなっている。それ故か、子世代の約6割が「今の親の健康状態を正しく理解できていないと思う」(62.6%)と答えている。

親世代の半数がヒヤリハット体験あり。 「鍵の閉め忘れ」「火の消し忘れ」は子どもには伝えない

親世代に最近のヒヤリハット体験を聞いた。すると、「物忘れ」(23.1%)、「健康診断の結果が悪かった」(11.8%)、「転倒などのアクシデント」(11.6%)などが多く、親世代のおよそ半数(46.2%)が何らかのヒヤリハット体験をしている。

また、前述のヒヤリハット体験を子どもに伝えたかと聞くと、「健康診断の結果が悪かったこと」(46.6%)や「転倒などのアクシデント」(44.0%)は半数近くが子どもに伝えているが、「火の消し忘れ」(34.7%)や「鍵の閉め忘れ」(21.8%)は子どもには連絡しない親の方が多くなっていた。

子どもに心配をかけたくない親心からか、子どもに伝えることの少ないヒヤリハット体験。大きなインシデントとならないためにも、親子のコミュニケーションの見直しにはひと工夫が必要といえる。

10年後、子世代の6割以上が親には人の手助けが必要だと考える一方、親世代で10年後の自分に手助けが必要だと思うのは約2割

自分の親が普段の生活で人の手助けが必要かと聞くと、現時点で「人の助けが必要」と考える子世代は21.5%だった。親が60代の場合6.4%しかいなかったが、親が70代以上の場合37.2%が手助けが必要と答えている。一方、現時点で人の手助けが必要と答えた親世代はわずか2.3%で、年代別では60代で2.6%、70代で2.0%という回答だった。

10年後について考えてもらうと、親には人の助けが必要と考える子世代は61.8%と約3倍に増加。親が現在60代の場合は49.6%、親が現在70代以上の場合は74.4%と4人に3人は10年後は人の助けが必要になると考えている。一方、親世代は、10年後自身の生活に人の手助けが必要と答えたのは22.6%、60代は17.2%、70代は28.0%だった。

親世代に、「子どもの前で元気なふりをしたことがあるか?」と聞くと、48.4%と約半数が元気なふりをしたことがあると答えた。また、子の94.2%が「親はいつまでも元気でいてほしい」と答えている。

親にはいつまでも元気でいてほしいと思う子世代、子に心配はかけられないからと元気なふりをしてみせる親世代。お互いを思いやるが故に、これからの老後について真剣に話ができていない可能性が調査から示唆された。

<調査概要>
調査時期:2022年8月10日(水)〜8月12日(金)
調査対象:親世代(自身の年齢が60〜70代以上で別居の子どもがいる男女1,000人)、子世代(自身の年齢が20〜69歳で60代以上の別居する親がいる男女1,000人)
調査方法:インターネット調査
調査委託先:マクロミル

※一部設問では、子世代のうち実の親に対する意識として回答した子世代892人のスコアを掲出している。また、構成比(%)は小数第2位以下を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合がある。

出典元:株式会社ダスキン

構成/こじへい


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