延長期限は9月末まで！関東ブロックの「県民割」と賢い使い方

県民割・関東ブロックの内容まとめ

いよいよ今月末までに期限が迫った「県民割」制度。せっかくだから利用してみたいけど、対象のエリアがよくわからないという人もいるかもしれません。

そこで今回は、【関東ブロック】の県民割についてご紹介。内容や利用条件、使い方などを簡単にまとめたので参考にしてください。

■北海道・東北ブロックの県民割情報はこちら

■北陸信越・中部ブロックの県民割情報はこちら

県民割はどんな制度？

県民割（地域観光事業支援）は、新型コロナウイルスによって落ち込んだ観光業や地方の経済を支援するため2022年4月にスタートした制度です。当初は8月末までが期限でしたが、全国旅行支援の開始が見送られていることなどを理由に9月末までの期限延長が決定しました。

居住地のある都道府県内の旅行以外にも、エリアごとに区切られた近隣他県への旅行がお得になることから「ブロック割」と呼ばれることもあります。

県民割の利用で受けることができる基本的な補助内容は、以下の通りです。

• 旅行代金1人1泊最大半額（上限5,000円）
• 特定の店舗で使用できる地域クーポン最大2,000円分付与

自治体によって対象プランや割引額の条件は異なりますが、宿泊だけでなく日帰り旅行が対象になる地域もあります。

■県民割の期限：2022年9月30日宿泊分（10月1日チェックアウト分）まで

■対象：県民割りを利用する都道府県内、または対象の地域ブロック内に居住地がある人

（※ただし、ワクチン・検査パッケージの提出などの利用条件有）

関東ブロックの県民割一覧

関東ブロックでは関東6県（茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・千葉県・神奈川県）に山梨県を加え、エリア内でお得に旅行ができる県民割（ブロック割）を実施しています。

いずれも東京都在住者は対象外となっているので注意しましょう。代わりに東京都内に住んでいる人であれば、都内の旅行を対象にした「もっとTokyo」が利用できます。

県によっては隣接する新潟県や長野県まで対象者を拡大しているケースもあります。

＊

県民割を利用する基本的な条件は、旅行者全員分の「現住所が確認できる身分証明」+「ワクチン接種証明書（またはPCR検査などの陰性証明書）」の提示です。他にも県民割対象の旅行プラン（宿泊／日帰り）や、利用可能料金の最低額など細かい条件は地域によって異なります。

県民割を利用して関東地方への旅行を検討している人は、必ず公式サイトの情報を確認しておきましょう。

県民割の使い方は？

県民割は、対象の宿泊施設・旅行代理店・旅行予約サイトなどから予約を行うことで利用可能です。

各自治体の県民割のウェブページから施設を検索するか、旅行予約サイトなどで県民割の対象商品を検索するとヒットするのでチェックしてみてください。

ただし、県民割は宿泊施設や旅行代理店ごとに利用枠が決まっていて、枠が無くなり次第終了なので注意が必要です。他にも、各自治体の予算が上限に達してしまったり、新型コロナウイルスの感染拡大状況によっては期間内であっても中止になる可能性があります。県民割制度が急遽使えなくなったときの可能性も考えて、キャンセル料金の負担の有無などを確認しておくと良いでしょう。

また、特典としてもらえる「地域クーポン」は、特定の地域内で対象になっている飲食店・物販店・観光施設のみで利用できる商品券のことです。使用期限があるため、お土産やランチの際にさらっと利用してしまうのがおすすめです。

地域クーポンの受け取り方法は申し込みをした商品や旅行会社によって変わります。チェックイン時に宿泊施設で受け取る場合や、旅行ツアー主催者から受け取る場合などがあるので事前に確認しておきましょう。

県民割を利用して地域の観光を盛り上げよう

今月末まで期限延長となった県民割制度。いつもより少しお得に旅行を楽しみながら、住んでいる地域の活性化に貢献することができる制度なので、この機会にぜひ利用してみてはいかがでしょうか？

※記事の情報は2022年9月16日時点のものです

※お出かけの際は、新型コロナウイルス感染防止対策を徹底して楽しみましょう

※各自治体が呼びかけている防止対策や、観光庁が公開している「新しい旅のエチケット」などを参考にしてください

文／黒岩ヨシコ

編集／inox.

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