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スマホで家電を操作できるNatureのスマートリモコン「Remo mini 2」は本当に使えるのか?

2022.09.21

■連載/コウチワタルのMONO ZAKKA探訪  

家の中にはリモコンで操作する家電というのが結構多い。我が家を例に取ると、天井の照明はもちろんのこと、エアコン、扇風機、空気清浄機などもリモコンで操作する家電だ。

これらの家電の不便なところは各々が別のリモコンを持っているために家電の数だけリモコンが増えてしまうし、対応するリモコンを見つけないと操作ができないという煩わしさだと思う。

しかし、数年前よりスマートリモコンというジャンルの製品が発売されているのをご存知だろうか。こちらは複数のリモコンを登録しておくことで、いわば1つのリモコンで複数の家電を操作することができる大変優れた製品である。

私自身も数年前に使用しておりここ数年は暫く離れていたのだが、子育てをするようになってからこのスマートリモコンのメリットを実感するようになり、「Nature株式会社」から発売されている『Nature Remo mini 2』という製品を実際に使っているので、今回はこちらの製品を紹介しようと思う。

『Nature Remo mini 2』とは?

『Nature Remo mini 2』は先述したように日本の会社であるNature株式会社から発売されているスマートリモコン『Nature Remo』シリーズの1つである。

スマートリモコンがどういうものかについては先ほど触れたが、『Nature Remo』シリーズの1つの特徴はスマホから家電を操作できる点である。

市販されているスマートリモコンの中にはそれ自体がリモコンになっている製品があり、その場合はそのスマートリモコンを見つけないと家電を操作することができない。

一方で『Nature Remo』シリーズの製品は専用アプリをダウンロードしたスマホがリモコンになるので、手元にスマホさえあれば家電を操作することができてしまう。

なお、この『Nature Remo』シリーズには今回紹介する『Nature Remo mini 2』のほかにも『Nature Remo 3 』というラインナップがある。これらの違いについての詳細はここでは割愛するが、機能の点で異なるのは主に対応家電とセンサーの違いである。

赤外線リモコン付きの家電についてはいずれのラインナップでも操作することができるが、『Nature Remo 3 』になるとBluetooth対応家電までがその対象に入ってくる。更に湿度センサー、照度センサー、人感センサーが搭載されており、できることの幅が広がっている。

今回紹介する『Nature Remo mini 2』、対応家電は赤外線リモコン付きのものに限られ、搭載されているセンサーも温度センサーに限定されている。

最上位機種というわけではないが、必要最低限の機能は搭載されており、機能が限定されている分だけ価格も安く抑えられている。個人的にはスマートリモコンを初めて購入するのであればこの『Nature Remo mini 2』をお薦めする。

『Nature Remo mini 2』の特徴

◆デザイン面について

『Nature Remo mini 2』本体の外観自体はこの通り非常にシンプルなものになっている。

『Nature Remo』シリーズではリモコンのボタン操作はスマホで行なうため、その操作内容をBluetoothで受信し、家電に対して赤外線で指示を送る仕事がこの製品の役割となる。だからこれほど本体はシンプルな見た目でも構わないのである。

サイズは58㎜×58㎜×16㎜で手のひらに隠れるくらいのサイズであり、重量は約23gとなっている。

ひっくり返して裏側を見てみると壁掛け用の穴があることを気づくほか、USBケーブルのポートがあることにも気づく。

こちらの製品、注意点が2つあり、1つ目はUSBケーブルで給電を行なうために設置する場所は電源がとれる場所に限られるという点。2つ目は家電に対して赤外線を送信する関係上、家電との間が物体に遮られない場所に設置する必要がある、という点だ。

◆機能面について

公式サイトによると『Nature Remo mini 2』では「赤外線方式のリモコンを備えた家電であれば、メーカーや型番・年式などに関係なく使用が可能」と謳われており、この製品があれば家中の要件を満たす家電が操作できることになる。これは凄いことであるし、とても便利なことだ。

ただし注意しなければならないのは、あくまで1つの製品で操作できるのは、その製品から発信する赤外線が届く場所にある家電に限られるという点である。

シンプルに説明するならば、1階にある製品で2階にある家電の操作ができないのはもちろんのこと、同じ階であっても他の部屋にある家電は基本的に操作できないと考えた方が良い。これらは本体から発信される赤外線が家電に届かないから、である。この場合は部屋ごとに本製品を購入する必要がある。

スマホで家電を操作するにあたっては専用のアプリをダウンロードする必要があり、ダウンロード後にアプリの指示に従って家電のリモコンを登録するとご覧のように登録した家電がアプリに表示されるようになる。

写真の場合はダイニングとリビングの照明、およびエアコンを登録していることを示している。また、『Nature Remo mini 2』には温度センサーが搭載されているので部屋の温度も上部に示されている。

家電を操作するためのリモコン画面のデザインは家電ごとに異なっており、例えば照明であればこちらのように照度や色などの調整もできる。

一方、エアコンの方では設定温度、冷房・暖房・除湿の切り替え、風量、風向などを操作することができる。

同じ画面にセンターが感知した部屋の温度が表示されているので、例えば外出中にスマホから部屋の温度を確認し暑くなっていたら帰宅前に冷房を入れておく、なんてことがこの製品があればできてしまうのである。

もちろん冬であれば暖房で部屋を暖めておくこともできるわけで、日常生活の中で感じていた不便さや不快感がこの製品によって解消された気分だ。

『Nature Remo mini 2』を購入するには?

『Nature Remo mini 2』の価格は税込み7,980円で公式オンラインストアから購入することができる。なお、Amazonから購入することもできる。こちらでは税込み5,980円で販売されており(2022年9月17日時点)、私もAmazonで購入している。

text/Wataru KOUCHI
趣味は合唱、読書、語学、旅行、美術館巡り、雑貨屋探索etc…。日本、海外の雑貨やガジェット、デザインコンセプトの中から思わず「それ、いただき!」と言ってしまうモノ達を紹介!


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