小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

久しぶりの海外出張で香港へ…のはずが出国直前に「搭乗できません」と言われた理由

2022.09.19

先日、仕事で久しぶりに海外に行く機会があった筆者。行き先は香港だ。香港といえばコロナ対策に関してはかなり厳しく、現在も入境後は3日間の隔離ホテル滞在義務がある。その後も自由という訳ではなく、4日間の医学観察、さらに3日間の自己観察期間へと続く。これが具体的にどのようなものなのかアバウトなまま入境したのだが、想像以上に厳重だった。(記事の内容は2022年9月13日現在)

いきなり成田空港でトラブル発生!

成田空港…さすがに人が少ない!

まず、香港に入境するために必要なものが4つある。それは以下の通りだ。(もちろん下記の他にもパスポートなどが必要なことは言うまでもない)

・ワクチン接種証明書
・隔離ホテルの予約表
・出国48時間以内のPCR検査の陰性証明
・オンライン健康申告

すべて完璧に用意したつもりで成田空港へ行き、航空会社のカウンターでチェックインを行なっていたところ「少々お待ちください」と何やら問題が発覚した様子…。まぁ大丈夫だろうとたかをくくっていたのだが、大丈夫ではなかった。

戻ってきたグランドスタッフに「申し訳ありませんが、“乗り換え”の韓国でPCR検査の陰性証明が48時間を過ぎてしまいます…」と説明される。

なんと「出国48時間以内」というのは直行便の場合であり、乗り換えがあるケースではその乗り換え時点から48時間以内ということだったのだ(香港の英語のサイトに書いてあったようだが、そこまでちゃんと読んでいなかった…)。

日本出国の48時間前ギリギリにPCR検査をしてしまった筆者はアウト!乗り換え地点で48時間をオーバーしてしまうので、飛行機に乗ることはできないと言われた。大事な仕事のため、目の前が真っ暗になった…。

急いですべての作業をやり直し

半泣きになりながら、大慌てでなんとか翌日の便を取ることができた。PCR検査をし直す時間を考慮すると、その日に間に合う便はもうなかったのだ。乗る予定だった便は書類不備という自己責任でキャンセルせねばならず、キャンセル料も痛い。

成田にて26,000円のPCR検査を済ませていると、香港の仕事先から連絡が。「隔離ホテルの予約を急に変えられるか分からない」とのことだった。隔離ホテルは仕事先が用意してくれていたのだ。

なんでも、隔離ホテルはきっちり到着日から3日間の予約になっており、到着日が変わると一から取り直す必要があるのだという。しかし、隔離ホテルを直前に予約するというのは難しく、予約を変更するには今日の便に乗れなかったという証拠や説明が必要だと伝えられる。

そのため、航空会社からその旨を伝える手紙を書いてもらったり、搭乗拒否された理由である期限切れの検査結果を送ったりして欲しいとのことだ。

隔離ホテルの予約は香港入境の必須事項のひとつ。数時間かけてそのような書類集めやメールのやり取りをして、なんとか隔離ホテルの予約変更が可能に。

翌日、無事に新しいPCR検査の結果と隔離ホテルの予約表とともに成田空港でチェックインを済ませ、出国審査を通れただけで笑みがこぼれた。

成田空港の出国後エリアは閑散としていた

事前のオンライン健康申告

香港に行く前に行う「オンライン健康申告」とやらも甘くみてはいけない。これにより発行されるQRコードはかなり重要なものだった。オンライン健康申告は、香港政府衛生署の新型コロナ関連サイトのフォームにて入力する。

3回の新型コロナワクチンを打った日にちや種類、滞在する隔離ホテルの住所などを記載しなければならず、そこそこ長いフォームである。入力が終わるとQRコードが発行される。

香港国際空港に到着

香港に到着すると、事前にダウンロードしていたQRコードをスマホで提示してスキャンする。その後、すぐにPCR検査とRAT検査(迅速抗原検査)をする。約15分後くらいに結果が出て、陰性なら通してもらえる。この時点でどこかに送られていた人もいた…。陽性だったのだろう。

最後に隔離ホテル行きのバスに乗せてもらい、輸送される。このように色々なチェックや検査がありながらも、到着からホテルへ輸送まで、トータルの時間は1時間もかからなかった。とても迅速である。

そしてホテルに到着すると、また同じQRコードを見せることになる。そこからさらに新たなQRコードが発行される。そして、その場でWiFiに接続して「Leave Home Safe」というアプリをすぐにダウンロードするように伝えられる。そしてそのアプリでQRコードを読み込む…。スマホがない人はもはや香港には来れないんじゃないだろうか…。

このアプリは「日本のCOCOAみたいなものかな?とりあえず入れておけばいいのかな?」と軽く考えていたが、後に滞在中は不可欠な必須のアプリだと判明する。

3日間の隔離ホテル生活

隔離ホテルから見た夜景

隔離ホテルでは、滞在中に必要な事項が書かれた15枚ほどの書類を渡される。「大切だからちゃんと全部読んで!」とホテルスタッフに言われて渡された。そこにはWi-Fiのログインの仕方や、毎日のRAT検査結果を報告するためのサイトへのログイン方法、ホテル生活でのスケジュールなどが書かれていた。下記がその一例だ。

・午後3時から3時半にゴミを廊下に出しておく
・午前8時から10時の間に朝食が配布される
・午後1時〜1:30時の間にRATテストの検査結果を廊下に出す

などなど、細かくスケジュールが決められている。きちんとメモしないと忘れそうだ。隔離ホテル滞在中は毎日のRAT検査の他に、2日目にPCR検査も行われた。部屋の前にパッと出ると、係の人がサッと迅速に行ってくれる。どれも陰性だったので、無事、4日目の朝に外に出られた。しかし、まだまだ自由ではない。

4日目〜8日目の医学観察とは?

4日目には隔離ホテルから出られたのだが、8日目までは飲食店や一部の屋内の施設には入れないという。しかし、スーパーマーケットや飲食店のテイクアウトは利用可能とのこと。

なんでも、どこかに出入りする際には、最初にダウンロードした「Leave Home Safe」というアプリから自分のQRコードを見せる必要があり、それが黄色のうちは行動が制限されているんそうだ。この黄色のQRコードが、8日目には自動的に青色になる。

黄色のQRコード

とは言え「Leave Home Safe」はどれだけ普及しているのだろうか?日本でCOCOAが普及しなかったことを思い、「実施していない店も多いのでは?」と考えていた。さらに筆者は「屋台とかなら“屋外”だしOKなのかもな…」とも考えていた。しかしこの想像は間違っていた。

8日目まで飲食店は入れない。屋台もダメ

「Leave Home Safe」のアプリ(右下)

「Leave Home Safe」のアプリを少し甘くみていた筆者だったが、驚くことに、どの店にもしっかりと「Leave Home Safe」が普及していた。どこもQRコードを機械にかざさないと入れないようになっている。屋外にある素朴な、古くからあるような見た目の屋台でさえ同様だ。その徹底っぷりには本当に驚いた。

なので、8日目まではテイクアウトをしたり、飲食店のメニューだけ見たりして「解禁されたら、ここに行きたい。あそこも行きたい」と気持ちを高めることに専念した。8日目になると本当に自動的にQRコードが青色になった!喜び勇んで飲食店に向かった。

青色になったQRコード

飲食店へGO!

ちなみに行動制限以外にも、医学観察期間と自己観察期間には定期的なPCR検査を受ける必要があり、それは到着から10日間うちトータルで5回ある。筆者は仕事先が予約してくれた施設に赴いて検査を受けた。毎回、少なくない訪問者数にも関わらず、とても迅速な対応で、到着から終了まで20分もかからずに検査が終わった。

検査を実施しているコミュニティセンター

香港の水際対策、コロナ対策は…すごかった

香港の厳重かつ迅速な水際対策、コロナ対策には本当に驚かされた。これ以外にも、観光スポットでくつろいでいると、定期的に「マスク着用」と「4人以上で集まらないこと」を促すアナウンスが流れたり(守らないと罰金があることもアナウンスされていた)、実際に見回りが行われていたりもした。

マスクの着用率も日本より上だったように思う。パッと見て、つけてない人や顎マスク、鼻マスクの人はほぼゼロだった。そこまでしている場所でもコロナは収まっていないのだから、改めて厄介な感染症である。早くコロナ禍が落ち着き、自由に行き来できることを願うばかりだ。

取材・文/まなたろう


@DIME公式通販人気ランキング


興味のあるジャンルを登録して@DIMEをもっと便利に!Amazonギフト券が当たるキャンペーン実施中

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2022年9月15日(木) 発売

DIME最新号の特別付録は「ドラえもん DRY BAG」! 特集は「攻める節約、守る投資」「eスポーツ観戦ガイド」!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。