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【菅 未里の文具な毎日】90年代の大ヒット文具「ミルキーペン」が筆ペンになって蘇った!

2022.09.18

■連載/文具ソムリエール菅 未里の「文具な毎日」

2022年9月20日(火)発売の新作「ミルキーブラッシュ」(ぺんてる)を一足早く試しました! 

あのハイブリッドミルキーのインキを搭載したパステルカラーの筆ペンとあって期待している方も多いはずです。

平成を代表するペンが筆ペンに。「ミルキーブラッシュ」

1996年に発売された大ヒットカラーペン「ハイブリッドミルキー」を覚えているでしょうか。かつて「ミルキーペン」と呼ばれ、黒い紙にも書けるパステルカラーのボールペンとして話題になった、平成を代表するペンでした。現在は国内販売を終了していますが、30~40代の方には懐かしい商品です。

「ミルキーブラッシュ」は5年の歳月を費やし、ついに発売された。筆ペンバージョン。

白をベースにしたデザインが従来の筆ペンのイメージとは異なり、かわいらしい雰囲気です。


ボディの柄はハイブリッドミルキーの牛のキャラクター(かつて牛のキャラクターがいたのです)から着想を得た牛柄なのかと思いきや、デザイン担当の方にその意図はなく、ミルキーブラッシュを試し書きした際に描いた点をそのままスキャンして柄に取り入れたのだとか。

インクの色の美しさも際立つ透けた柄がおしゃれです。

ハイブリッドミルキーの仲間として発売された「ミルキーブラッシュ」ですが、ハイブリッドミルキーと全く同じインクではありません。同じ色では色の印象が強すぎるため、色合いの調整をしたり、黒い紙に書いた時に下地が透けない隠ぺい性を高めるなどの工夫がされたんだとか。

「ミルキー」という名前を冠したペンとして、綺麗に書けるのか。
白い紙と黒い紙、それぞれに試し書きをしてみました。

左が一度書いたもの、右が二回重ねて書いた物

左が一度書いたもの、右が二度重ねて書いたもの

黒い紙でもしっかりと発色しているのがよくわかります。さすがはミルキーシリーズです。

新作発表の会場ではミルキーブラッシュを使ったメッセージカードが並んでいました。黒だけでなく、色付の紙にのせても綺麗に発色しています。

これからハロウィンやクリスマスなどイベントが控えていますから、出番も多くなりそうですね。

これからミルキーブラッシュを使う方にお伝えしたいのは「楽しく快適に使うためのポイント」です。

まず、ペンをよく振ってから後端部をノックして使うことです。
振らずにノックしてインクを出すと薄い状態のインクがでてきてしまうため、不透明のはっきりとした発色を楽しむことができません。

次に、インクが出て来ないからと焦って何度もノックするとインクが出過ぎて穂先にたくさんのインクが溜まります。

穂先にインクが溜まりすぎると、キャップを開ける時の衝撃でインクがキャップ内で飛び散って汚れてしまいます。キャップ内のインクは手につくこともあるため、インクの様子を見ながらノックはほどほどにしましょう。

この秋ヒットしそうなミルキーブラッシュ。予約必須です。

■ミルキーブラッシュ
価格:1本550円・8本セット4400円(税込)
色展開:パステルミントグリーン、パステルオレンジ、パステルイエロー、パステルグリーン、パステルピンク、パステルブルー、パステルバイオレット、ホワイト
https://www.pentel.co.jp/products/brushpens/milkybrush/

文具ソムリエール菅 未里さんの連載コラム一覧

文/菅未里

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