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不透明な時代を生き抜く資産防衛のポイントは「リバランス」と「物価上昇率」にあり

2022.09.13

円安、物価高、株価の下落……経済関連のニュースを見るたびに、将来のお金への不安が込み上げてくる日々にうんざりしてはいないだろうか。無駄な出費をしっかりと省き、着実な投資で自分の人生をもっと豊かにしたい! そんな節約や投資のノウハウを各分野の識者に徹底取材。見落としがちなポイントを紹介していく。

ニッセイ基礎研究所 上席研究員
チーフ株式ストラテジスト
井出真吾さん
専門は株式市場・株式投資・マクロ経済。近著に『40代から始める 攻めと守りの資産形成 人生GDPの増やし方』。

人生100年時代に備えた資産防衛のカギはインフレ率

 米国で深刻化しているインフレのせいで、株価が伸び悩んだ2022年上期と比して、2022年下期から2023年度にかけての株価は、世界的に改善の余地があります。長期での資産形成は、依然として米国株のほうが有利と言えますが、短期的には、企業の業績の上方修正が続きそうな日本株に優位性があります。実際、企業の業績次第では、この先、2023年に向かって、日経平均株価3万円台回復も現実味を帯びてくるとみています。

 しかし、短期的な株価変動による資産総額の上下に一喜一憂してはいけません。資産を守るため、将来のお金を作るためには、長期での積み立て投資が有効です。

 その資産形成のコツは、自分の人生に必要なお金を〝トータル”で考えることです。例えば、物価上昇(インフレ)の例としてよく挙がるガソリン価格で、1円でも安くガソリンを入れようと節約意識を持って行動するのは悪いことではありません。しかし、2030年頃まで0.5〜1.0%/年ほど物価上昇が予測されている日本では、節約に気を取られインフレに耐えられる資産形成をしないと、お金が足りなくなり、いずれ生活が困窮してしまうかもしれません。こういうと「やはり貯金しておくことが一番大切なのでは?」と考える人もいますが、貯金はインフレ率の分だけ価値が目減りしていくということを忘れてはいけません。まずは投資信託を中心とした長期投資も始め、インフレ率に耐えられる資産づくりを目指しましょう。

 併せて、退職金や老後にもらえる年金の見込み額などを試算し、今後どれくらいの収入が見込めるのか、また必要になるお金がどのくらいかを把握しておきましょう。その試算が投資でのリスクの取り方を決めるひとつの指標となります。

 また、実際に投資を始めたら、最低でも年1回は投資内容を確認しましょう。確認する際には、期待できる利回りがインフレ率を上回っているか、1つの国や投資対象に偏っていないかをチェックし、必要な場合は投資先配分の調整など「リバランス」を行なってください。

資産の「リバランス」ポイント

□米国だけ、日本だけのように一極集中していないか
□物価上昇率以上のリターンが見込めるか
□将来必要なお金とリスクのバランスは適正か

●S&P500の投資期間別の平均リターン

対象期間は1950~2020年で、S&P500の各年の年末終値を使用。編集部にて作成。

投資期間が長くなるほどリターンの振れ幅が小さくなる。時間分散を味方に付けたつみたて投資で、最低でも10年以上の投資を続けることが必要といわれる所以でもある。

資産防衛のポイントは「物価上昇率」に負けないこと!

●消費者物価(生鮮食品を除く総合)の予測

日本ではサラリーマンの平均年収が、ここ30年ほど頭打ちだが、世界の経済成長により物価は着々と上がっていく。1年単位ではブレがあるが、数年単位で上昇傾向が続くため、貯金以外の資産防衛策が必要になる。

※掲載している情報は2022年9月1日時点のものとなります。

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