「貯蓄から投資」を掲げる岸田政権が策定する「資産所得倍増プラン」の目玉としてNISAの抜本的拡充等が盛り込まれる見通しとなっており、今後さらに投資をする人が増えてくると予想される。
では大学を卒業するまで3,000万円以上の費用がかかると言われる子育て世帯は、どのような形で資産形成をしているのだろうか。コネヒトは、子育て世帯の投資のトレンドに関する独自調査を実施。先日、その結果を公開した。
世帯年収500万円を境に投資をする割合が急増、投資手段はつみたてNISAが圧倒的1位
世帯年収と投資をしている割合を見てみると、世帯年収が500万円以上700万円未満の場合、38.3%もの世帯が投資をしていることが判明した。
次に、世帯年収毎の投資をしている割合を見てみると、世帯年収500万円未満の場合、投資をしている割合が20.1%なのに対し、500万円以上700万円未満の場合は38.3%と世帯年収500万円を境に投資をしている割合に大きな差が生じることが分かる。
また、世帯年収が1,000万円を超える家族の67.6%が投資を実施していることも分かった。
投資をしていると回答した人にどんな投資をしているか質問したところ、約60%の人がつみたてNISAを利用していることが判明。
次に多かった投資信託30.8%と比べても、つみたてNISAの利用割合が圧倒的に高いことが分かる。
調査概要
調査期間:2022年8月19日〜23日
有効回答数:974件
調査方法:インターネット調査
調査対象:ママリアプリユーザー
調査機関:コネヒト株式会社
※本調査は小数点第2位以下を四捨五入しているため、合計値は必ずしも100%とならない場合がある。
※出典:コネヒト
構成/Ara