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大画面モデル〝Plus〟を含む4機種が登場した「iPhone 14」買うならどれが正解?

2022.09.11

毎年9月に、iPhoneを含む最新デバイスが発表されるAppleのイベントが今年も開催されました。2022年は9月8日(日本時間)に行われ、新型「iPhone 14」に加え、Apple Watch、AirPods Proのが登場しました。

Appleイベントを長時間にわたり確認するのは大変なので、今回の目玉製品のiPhone 14シリーズにフォーカスし、前モデルからの進化ポイントや、新機能をご紹介します。

iPhone 14は〝Plus〟を含む4モデル展開! シリーズ初の衛星通信に対応

iPhone 14は、「iPhone 14」「iPhone 14 Plus」「iPhone 14 Pro」「iPhone 14 Pro Max」の4モデルで展開されることになりました。ベーシックな〝14〟が2モデル、〝14 Pro〟が2モデルという構成は、従来のiPhone 13シリーズと同様ですが、〝mini〟はなくなり、大画面モデルの〝Plus〟が、iPhone 8以来の復活を果たしました。

ディスプレイサイズはiPhone 14、iPhone 14 Proが6.1インチ、iPhone 14 Plus、iPhone 14 Pro Maxが6.7インチとなります。

iPhone 14、iPhone 14 Plusの2モデルは、ミッドナイト、スターライト、ブルー、パープル、(PRODUCT)REDの5色展開。背面カメラはiPhone 13と同様に2眼構成で、12MPカメラシステムを踏襲。ただし、内部のセンサーは刷新され、暗所での撮影は前モデルより49%改良されています。

また、12MPのフロントカメラはAF(オートフォーカス)に対応。低照度の写真も性能が最大2倍向上しているため、これまで以上に鮮明なセルフィーが撮影できるようになります。

搭載CPUは、iPhone 13シリーズやiPhone SE(第3世代)と共通のA15 Bionicですが、GPUが5コアになることで、グラフィック性能を強化。A15 Bionicが高い性能を有していることはご存じの通り。パフォーマンスに不満がでるシーンは、あまりないでしょう。

大きな進化ポイントとして挙げられるのが、緊急時の衛星通信に対応した点です。本機能は2022年11月より、アメリカとカナダのみでサービス開始を予定。2年間無料で提供することになっています。日本で利用できるようになるタイミングは不明ですが、電波の届かない山間部などで非常事態に陥った際に、衛星を使って緊急通報ができる機能となっています。

また、新たに車に乗っている際の「衝突事故検出」機能を搭載。これは速度の急激な変化や車内の気圧変化、衝突時の音などを検出し、緊急通報を行ってくれる機能となっています。

Apple Storeでの販売価格は、iPhone 14が11万9800円~、iPhone 14 Plusが13万4800円~。ストレージは128GB、256GB、512GBの3サイズより選択可能です。

iPhone 13はiPhone 14の登場に伴い、128GBモデルが11万7800円から10万7800円に値下げして販売を継続。1Phone 14が128GBモデルでiPhone 13の11万7800円から2000円しか値上げしなかったのは、昨今の円安状況を考えると破格かもしれません。

予約開始は発表会翌日となる2022年9月9日(金)21時から。発売はiPhone 14が9月16日(金)、iPhone 14 Plusが10月7日(金)を予定。なお、発表会時点で、通信キャリア各社での取り扱い、販売価格は未発表となっています。

iPhone 14 Proシリーズではパンチホールタイプへ! 常時表示ディスプレイ対応やカメラセンサーの刷新も!

iPhone 14 Pro、iPhone 14 Pro Maxの2モデルは、ディスプレイ面に大きな変化があります。iPhoneの代名詞ともいえる「ノッチ」のデザインから、カプセルのようなパンチホールとなり、フロントカメラ(TrueDepthカメラ)を搭載します。

このパンチホール部は、重要なアラートや通知、バックグラウンドで再生している音楽、タイマーといった情報を表示する際に、形状を変形させる「Dynamic Island」機能に対応。ハードウエアの変化をソフトウエアが自在に操る機能となっており、チップや本体といったハードウエアとiOSなどソフトウエアの双方を自社で開発できるアップルらしい仕様と言えます。

ディスプレイは、いつでも通知や時間などを確認できる、〝常時表示機能〟に対応し、ピーク輝度が最大2000ニトとなり、屋外での視認性が向上。リフレッシュレートの上限は120Hzで据え置きですが、下限は1Hzとなり、省電力性がアップしています。

アウトカメラはメイン、超広角、望遠の3眼構成となっており、メインカメラは前モデルの12MPから48MPへと進化しています。光学ズームは前モデル同様に3倍となっていますが、2倍の望遠オプションも追加することで、より多彩な写真が撮影できるようになっています。

12MPの超広角カメラは、新たに14マイクロメートルピクセルを採用することで、マクロ撮影時の画質が向上。iPhone 14、iPhone 14 Plusと同様に、フロントカメラでもセンサーを刷新し、AFに対応しています。

搭載CPUは最新のA16 Bionic。160億個近いトランジスタを搭載し、毎秒17兆近くの演算処理が可能となっています。また、消費電力は20%少なくなり、パフォーマンスは40パーセント向上しています。

そのほか、iPhone 14、iPhone 14 Plusと同様に、緊急時の衛星通信や衝突事故検出機能を搭載。Proシリーズらしく、全部乗せのハイエンドモデルとなっています。

本体カラーはスペースブラック、シルバー、ゴールド、ディープパープルの4色展開。ストレージは128GB、256GB、512GB、1TBの4サイズ構成となります。

販売価格は、iPhone 14 Proが14万9800円~、iPhone 14 Pro Maxが16万4800円~。前作となるiPhone 13 Proの128GBモデルが14万4800円、iPhone 13 Pro Maxが15万9800円だったので、昨今の円安状況を考えるとかなり価格設定をがんばったのではないでしょうか。

両モデルともに、予約開始は2022年9月9日(金)21時から、発売は9月16日(金)を予定しています。なお、こちらも執筆時点では、通信キャリア各社での取り扱い、販売価格は未発表です。

取材・文/佐藤文彦

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