システムが正常稼働しているかを監視できるウォッチドッグタイマーを搭載
ゾタック日本は、ファンレス仕様の薄型ミニPC「ZBOX PROシリーズ edge CI342」の販売を開始した。価格はオープン。直販価格は66,000円。
「ZBOX PRO シリーズ edge CI342」は、デジタルサイネージなどに適した産業向けの薄型ミニPC。ファンレス仕様で、厚さが31.1mmと極薄なのでさまざまな場所の設置に対応可能。しかも、付属のVESAマウントブラケットを使用すれば壁面やモニター背面にも装着できる。
また、システムが正常に稼働しているかを監視できるハードウェアウォッチドッグタイマーを搭載。ウォッチドッグタイマーを使用すると、誤動作を検出して再起動できるため、夜間の稼働や遠隔での設置時も安定して運用することが可能だ。
さらに、映像出力としてHDMI 2.0×1、DisplayPort×1を備え、最大2画面の4K出力に対応。そのほか入出力端子はUSB 3.1 Type-A×2、USB 3.1 Type-C、マイク・ヘッドホンコンボジャック、microSDカードリーダー、RS-232シリアル端子を装備する。
主な仕様は、OSがWindows 10 IoT Enterprise LTSC 2021、CPUがインテルPentium N6415、メモリが16GB、ストレージが256GB M.2 NVMe SSD。無線通信はWi-Fi 6E、Bluetooth 5.2に対応し、有線通信はギガビットLAN×2を搭載。本体サイズはW147.2×D147.2×H31.1mm、重さは710g。専用VESAマウントブラケット(取り付けネジ×4)、Wi-Fiアンテナ×2、9V/40W ACアダプタ、電源ケーブル、ドライバインストール用USBメモリを付属する。
製品情報
https://zotac.co.jp/direct/product/zotac-zbox-edge-ci342/
構成/立原尚子