駐車場予約アプリ『akippa』を運営するakippaは、8月19日の「バイクの日」にちなんでバイクユーザーを対象にアンケート調査を実施。その結果を発表した。
移動手段として「バイク」を利用する頻度について
2019年(新型コロナウイルス感染拡大前)と比較して移動手段としてバイクを利用している頻度を聞くと、39パーセントの人が「増えた」と回答。一方で「減った」(9パーセント)と回答した人は1割以下という結果だった。
2021年5月の調査
一部地域で緊急事態宣言が発令されていた2021年5月に実施した調査では、41パーセントの人が「増えた」と回答。
新型コロナウイルスによる規制が緩和されている現在と比較しても、バイクの利用頻度に大きな変化がないことがわかる。
「2019年と比較して移動手段としてバイクを利用する頻度が増えた」と回答した人に「今後新型コロナウイルスが落ち着いた後も変わらない頻度でバイクを利用するか」を聞いたところ、85パーセントが「バイクを利用する」と回答している。
理由としては「移動が楽だから」や「便利だから」などが挙げられ、密を避けて移動をする手段のひとつとしてバイクを利用していた人のなかには、今後も変わらずバイク移動を続けるという人もいるようだ。
利用目的別バイクを利用する頻度について
利用目的別にバイクで移動する頻度を見ると、「通勤・通学」目的でバイクに乗る人はほかの利用目的と比較してバイクを利用する頻度が高い傾向があることが判明。
「イベント・コンサート・試合観戦」など非日常で「月に数回ほど」利用する人もおり、日常生活での移動や休日の外出など幅広い利用目的で定期的にバイクを利用する人がいることがわかった。
ツーリングにいきたい都道府県上位7位
夏にツーリングへ行きたい都道府県については、第1位は「北海道」(11パーセント)という結果だった。信号が少なく広大な土地が広がる北海道は、ライダーの聖地とも呼ばれて人気があるようだ。上位7都道府県は、すべて東日本という結果で、西日本より東日本にツーリングに行く人が多いことがうかがえた。
バイクに関する情報源について(複数回答)
バイクに関する情報源として何を活用しているかという質問には、「バイクに関するウェブサイト」(70パーセント)が最多だった。次いで「SNS」(41パーセント)、「バイクに関するYouTube動画」(38パーセント)という結果で、バイクの情報は主にインターネット上で収集する人が多いようだ。
最後に「バイク移動での困りごと」を聞くと、「バイク駐車場を探すのが手間である」(83パーセント)と答えた人が最多だった。
土地のオーナーによっては敷地内でのバイクの駐車を禁止していたり、コインパーキングでもバイクが利用できない駐車場があることも要因と考えられる。「目的地にバイク駐車場がない」(81パーセント)、「バイク駐車場が混雑していて停められない事がある」(49パーセント)、「駐車料金が高い」(21パーセント)など、バイク利用者にとっては駐車場に関する困りごとは大きな課題となっているようだ。
●調査概要
調査主体:akippa
調査方法:アンケート調査
エリア:全国
有効回答数:288
対象:過去に「オートバイ」を車種選択して駐車場を予約したユーザー
調査対象期間:2022年7月25日~8月1日
出典元:駐車場予約アプリakippa調べ
構成/KUMU