パワハラに対する風当たりが厳しくなる一方の昨今。業務上必要な叱責をパワハラと捉えられかねないと、部下の指導に躊躇してしまう中間管理職も多いのではないだろうか。
そこでアスマークはこのほど、全国の30~50代の中間管理職男女495名を対象にした「仕事や働き方に関する調査」を実施。調査結果をグラフ化して発表した。
30代男性の5割以上が「パワハラと思われそうで指導しづらい」
「部下にパワハラだと思われそうで指導しづらいと感じることはあるか」と質問したところ、各年代で「よくある」「時々ある」の合計が3割を超えた。特に30代男性では、「よくある」「時々ある」の合計が52.0%に達し、その傾向が顕著だった。
一方で40代・50代では「あまりない」「ない」の割合が5割以上となっていた。
「あの時、叱らなければよかった」と思ったケースの有無について尋ねたところ、40・50代の3割前後が「ある」と回答。全体の傾向としては「ない」が多数派を占めていたものの、「ある」という回答も2割以上に達していた。
<調査概要>
調査対象者:全国の会社員男女(契約社員/派遣社員含む)
回答数:495サンプル
調査期間: 2022年6月21日~6月28日
割付:【管理職】男女30~50代 各100ss(※女性は集まった分)
調査方法:インターネット調査 調査実施: Humap(株式会社アスマーク)
出典元:株式会社アスマーク
構成/こじへい