専用アプリを使えば録音から再生までスマホでリモート操作が可能
OMデジタルソリューションズは、ハイレゾ録音が可能なリニアPCMレコーダー「LS-P5」を9月9日に発売する。価格はオープン。予想実勢価格は23,100円前後。
「LS-P5」は、サンプリング周波数最大96kHz、量子化ビット数最大24ビットのリニアPCMハイレゾ録音に対応した高性能なリニアPCMレコーダー。記録形式はリニアPCM形式、MP3形式のほか、可逆圧縮フォーマットFLACにも対応する。
指向性制御が可能な3つの大型高性能指向性マイクを搭載した新マイクシステム「TRESMIC II」を採用しており、それぞれのマイクが指向性をバランスよく制御することで、低音域から高音域まで原音に忠実な高性能録音を実現。
しかも、3つのマイクからの入力をミキシングし、音質を維持したまま指向性を21段階まで調整できる「ズームマイク」機能も搭載するうえ、マイクは125dB SPLの高耐音圧の特性を備えているので、飛行機やライブハウスなどの大音量やクラシック音楽のような広いダイナミックレンジを持つ音源でも歪むことなく、忠実に音を取り込むことができるという。
また、Bluetooth連携機能も搭載し、無料でダウンロードできる専用のスマートフォンアプリ「DVR.Remote」を使えば、録音から再生までの一連の操作をスマートフォンからリモートで簡単に操作することができる。もちろん、Bluetooth対応イヤホンやスピーカーとワイヤレスで接続することも可能だ。
さらに、講義、会議、口述、音楽などの7つの使用シーンからシーンを選ぶだけで最適な設定に切り替わる「録音シーン」機能や、会議や講演など、人の声をクリアに録音するのに便利な「ブライトサウンド」機能を搭載。
さらにリハーサルを実施し、その環境に応じた最適な録音レベルを自動調節する「SMARTモード」、録音ボタンを押す2秒前から記録を開始する「プリレコーディング」機能、録音の開始・停止時刻が設定できる「タイマー録音」など、さまざまな使用シーンで高音質録音をサポートする録音機能も装備する。
主な仕様は、記録形式がリニアPCM/FLAC/MP3。記録メディアは内蔵メモリ(16GB)またはmicroSD/SDHC/SDXCメモリーカード。電源は単4形乾電池2本(LR03)またはOMデジタルソリューション製ニッケル水素充電池2本。本体サイズは112.2×39.6×16.1mm、質量は78g(電池含む)。
製品情報
https://www.olympus-imaging.jp/product/audio/lsp5/feature3.html
構成/立原尚子