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印象に残る「配色」とは?色の力を借りてプレゼンに勝つ方法

2022.08.24

企画書やプレゼンの資料等に表やイラストを添えると、わかりやすくかつ相手が好意的な印象を持つ効果があるのは誰もが認めるところ。

しかし、表やイラストといっても、色の組み合わせというのが、結構難しい……。

そんな配色の問題を解決してくれるかも知れない一冊「COLOR by COLOR 配色ひらめきツール」(SBクリエイティブ発刊、定価2,000+税)を刊行された石黒篤史さんに、「色」について聞いてみました。

ビジネスシーンに役立つ配色テクニックを学ぼう!色の力を知ってプレゼンに勝つ

ーー今回刊行された本は、いろいろな色の組み合わせがひと目でわかり、まさに色の事典といえますね。石黒さんがこの本を出そうと思ったきっかけは何だったのですか。

石黒さん 色の事典って言葉は意識した部分なので嬉しいです。ありがとうございます!

配色の本はたくさんありますが、第一線のデザイナーという立場から見て、本を見たらすぐに色を感じる・配色を選んで自分のものにできる本はあるのか?と考えると、該当しない配色本はたくさんあるなと感じていました。

「COLOR by COLOR 配色ひらめきツール」引用

実践となると、やっぱり理屈よりもスピード感や直感が重要な部分も多いんと思うんです。

そのため、説明の量や色の配色・作品例のバランスは重要で、実践重視で考えるとそのバランスはコレだ!という適したものがあるのかもしれない。と考えたのがきっかけです。

そうやって考えると明確で、全体の構成を直感的に配色のみが見れる一覧ページや、色ごとに章をわけているので、使いたい1色がある場合の人でも該当色へすぐに移動できるようにするなど、実践で使いやすい構成にしています。

例えばピンク1色といっても、柔らかな色や、強い色などもありますから、該当色の中からでもさらに深掘り広げることも可能で、全体を通してスピーディーに色を体感できると思います。

カラーバーや、円グラフなども多用することで、瞬時に目で吸収できる。そのような考えがありました。

配色とモノの色では印象が変わることも

ーーこの本は組み合わせの図だけでなく、実際に撮影された作品もあって、かなりリアルに配色の効果を確かめることができますね。

石黒さん 色ってただの配色として見る時と、実際のモノとなって見るときの印象って少し変わるんです。

例えば大きな面で赤と白の組み合わせを見たら国旗のようにも見えるかもしれませんが、ネイルなどで、赤と白の組み合わせを見たら、お花に見えたり。

「COLOR by COLOR 配色ひらめきツール」引用

きっとその日の自分の体調や気持ち、天気や光の陰影も関わってくると思うのですが、そのリアルな配色も表現できないか?という思いもあったので、実写はこだわったポイントの1つです。

色数を抑えて考えるのもポイント

ーーそれでも私たちがやると、つい「見た目のインパクト」に走りがちで、全体のデザインとして破綻しそうな気がします。そうならずに相手に印象を残すにはどうやったらよいのでしょうか。

石黒さん 色の数か、使用する範囲を制限するのはどうでしょうか??なんでもありだと、やっぱり自分でも困っちゃう時があります。

そんな時は、一旦色数を抑えて考えると、やっぱり使いたい色、使ったらわかりやすい色などが出てきますし、その後に、使いたい箇所、使うべき箇所も見えてくると思います。それが頭の整理につながって、結果的にキレイな仕上がりになるはずです。

その後はもう少しポップにしたければ他の部分に色を足してみるなどすれば、効果的にできるんじゃないかなと思います。

置き換えてみるとまた見えてくる

石黒さん ちょっと玄人向けな話をすると、それで完成したモノがあったとして、最後に、そこで使った色を全部真逆だと思う色に置き換えてほしいです。そうすることで作品の印象がガラッと変わり違った視点で見られて、自分の中になかった新しい配色が生まれるはずです。

元の配色のバランスはとれているはずなので、真逆にしてもおかしくなることは無いはず!面白い効果が生まれると思いますよ。

そこでまた、配色の迷宮に入っていくことになるんですが……配色の面白さってそこにあると思います。でも、悩んだらこの本が解決してくれるはずです(笑)。

グレートーンの中にワンポイントを入れる

ーープレゼンの資料にも漫然と色を使っていたので、とても勉強になります。次に、ビジネスパーソンのファッションコーディネイトを教えてください。配色を意識して、例えば「仕事が出来る」イメージや「落ち着きのある」イメージを与える組み合わせはありますか?

石黒さん やはり派手な配色よりは、グレートーンが大人・凛とした印象を与えるので、グレートーンは適していると思いますが、全てが単調だとやはり暗い印象になってしまうこともあるので、ワンポイント明るい小物などを身につけると良いと思います。

そのワンポイントの色が、他の色も惹き立たせ、顔色までも良く見えるはずなので、できるイメージへと繋がると思います。

ダークトーンと同じくらい使いやすく、さらに明るい印象にも感じるのがネイビー系。清潔な印象もあるので、オススメなビジネススタイルかと思います。

色の冒険もおすすめ

ーー他に色の組み合わせについて、@DIMEの読者にアドバイスまたはコメントをお願いします。

石黒さん 色は誰もがきっと字や言葉よりもはやくから親しんできたものです。なので、苦手とは思わずに、意識して1色をチョイスしてみる。身につける。使って見る。それだけでも毎日が少し変わると思っています。

「COLOR by COLOR 配色ひらめきツール」引用

自分の気持ちをストレートに出しても良い時代です。色は今まで以上に身近になってくると思うので、好きな色以外でもあえて違う色を取り入れてみるなどもしても良いと思います。色を多用しなければ、どんな色も誰にでも扱いやすいものなのでぜひ、色の冒険をしてみてほしいです。

――ありがとうございました。

めくっているだけで何だかワクワクするような楽しい一冊。配色でプレゼンを勝ちに行こうと思っています。

著者紹介

石黒篤史
1983年、東京生まれ。Creative Studio「OUWN」(ouwn.jp)を設立。アートディレクションから、グラフィックデザイン、サイン計画、ウェブ設計など多角的に企画立案製作に携わり、設立当初より継続的に国内外でデザイン賞を多数受賞。Design Workの他に「People and Thought.」(p-a-t.jp)といった、人の思考や環境問題に焦点を当てた芸術活動・展示・作品製作も精力的に行う。

文/柿川鮎子

編集/inox.


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