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情報収集、学習、トレーニング、エグゼクティブに聞くYouTubeの上手な活用法

2022.08.21

多くのエグゼクティブ(上級管理職)はYouTubeを情報収集や学習等に活用しているというアンケート結果がある。そこで今回は、実際に多用途で活用しているエグゼクティブ2人にインタビュー。お気に入りチャンネルや、活用法を聞いた。ぜひ、日々のビジネスや生活など、YouTube活用のヒントにしてみてはいかがだろう。

エグゼクティブが日常的に視聴するYouTubeチャンネルは?

経営者JPが2022年6~7月、経営者及び管理職などのエグゼクティブ男女2,000名に対し、日常的に視聴するYouTubeのジャンルと、YouTubeチャンネルについての調査を行った。

日常的に視聴するジャンルは、ビジネス系が60.2%でトップ。次いで音楽系が48.9%、スポーツ系が47.4%という結果に。バラエティ系やハウツー系、フィットネス・筋トレ系なども少なくない。

また、エグゼクティブがよく見るYouTubeチャンネルとして、ジャンルごとに次のものが挙がっていた。

ビジネスに役立てるために視聴しているだけでなく、幅広いコンテンツを視聴していることがわかった。

リアルなYouTube活用法!エグゼクティブ2名に聞いてみた

実際、YouTubeを活用しているエグゼクティブは、どんなチャンネルを視聴し、どんな風に活用しているのだろうか。今回は、2名にインタビューを行った。

1.武藤晴彦氏のYouTube活用法

一人目のエグゼクティブは、DEP Japan株式会社 代表取締役社長の武藤晴彦氏だ。同社は米国ミシガン州発のDetroit Engineered Productsの100%子会社で、ものづくりをコンピューターシミュレーションの観点から横断的に支援するエンジニアリングサービスを行っている。

【取材協力】

武藤 晴彦氏
DEP Japan株式会社 代表取締役社長
就職後、一貫して製造業、特に自動車産業に対するコンピューターシミュレーション(CAE,数値解析)を用いた、製品開発改革に従事。最終的に2017年のDEP Japan株式会社の日本法人立ち上げ時に代表取締役社長に就任。趣味は剣道(六段)と地域活動(民生児童委員、フードパントリー、学習支援、PTA、町会、地区など)。
DEP Japan:http://www.depusa.com/jp
Facebook個人ページ:https://www.facebook.com/haru.mutoh

武藤氏は、日頃からYouTubeを活用する中で、大きく3通りの活用方法があるという。

(1)最新話題に対する注目する人物の考え方を確認

「最新の話題に対して、注目する人物の考え方を確認しています。最近、注目しているチャンネルや人物としては『堀江貴文 ホリエモン』『日経テレ東大学』や成田悠輔さん、ひろゆきさんです。毎朝、もしくは昼食後のエアロバイクや筋トレをしながらワイヤレスヘッドフォンを使って倍速で視聴しています。単なる情報としてではなく、彼らがどのように考えているかを意識し、自分ならどう考える・判断するかを意識するようにしています。気になるキーワードや用語があったら、関連動画をいくつか確認します」

(2)情報収集

「書籍・最新情報のまとめ系など、『サラタメ』や『中田敦彦のYouTube大学』などのチャンネルを、情報収集を主目的として視聴しています。聞き方は先程と同様に『倍速のながら聞き』ですが、電車・車などの移動中はこちらの割合が多いです。

『サラタメ』は最近の話題本の要約を知る目的で、気になった本があれば、他の要約動画なども確認し、購入することもあります」

(3)趣味系(剣道、運動、教育、子どもの貧困)についての学び

「私は、自身の修行と、所属する子どもたちの指導を兼ねて、地元の剣友会(剣道同好会)に所属しています。運動関連は、筋トレ・プロテイン系・ストレッチ系を視聴しています。これらも、剣道を実施できる体作りのために、いかに効率的かつ効果的に実施するかを目的として視聴しています。目標を設定し、それに向かって計画を作成するのは、趣味であろうとビジネスと同じですね」

●YouTubeを活用することのメリット

実に多様な用途で利用している武藤氏。YouTubeを情報収集ツールとして活用することは、武藤氏にとってどのようなメリットがあるだろうか。

(1)オンデマンド性~いつでも、どこでも、何度でも見られる

「知りたいと思ったときにパソコンでもスマホでも即座に利用できるのは便利です。最近では何かを調べるとき、Google検索よりもまずはYouTubeで調べるようになりました。

文章と違って『ながら聞き』ができるので、他のことをやりながら並行してできることで助かっています。また、後でじっくり内容確認すると判断した動画は、リストに保存して、いつでも即座にアクセスできるようにしています」

(2)旬な情報・考え方を知ることができる

「書籍やWeb記事に掲載される前に、有識者の忖度されていないと思われる1次情報にアクセスできるメリットは大きいと思っています。しかも、一般的な解釈や考え方とまるで異なる視点での捉え方をしている場合が少なくないので、深く・広い理解や考え方の参考になります」

(3)分かりやすい

「動画のメリットです。ツールの操作、イラスト、図などを使っての動画は文章や画像だけの説明よりも格段に分かりやすく、効率的に情報取得できます。また、社員などの他人に説明するときも『これを見てください』とYouTubeリンクを送ることも少なくありません」

●YouTubeを情報収集として活用するときの注意点

YouTubeは、便利で有効なツールではあるが、武藤氏自身、何か気を付けていることはあるだろうかと尋ねたところ、下記の回答をくれた。

「まずは『情報を鵜呑みにしない』ことを心がけています。YouTubeは即時性には優れる半面、精度や確実性は保証されていないことが多いので、関連する複数の動画を複数確認して『裏をとる』ようにしています。

次に『自分の考えを持つ』ことです。動画を確認する前に、サッと自分の考えや解釈をまとめておけば、有識者のそれらと比較することによって自分の考えや解釈が含まり、定着率も高まる、と思っています。

失敗談としては、予定以上に時間を使ってしまうことですね。ある動画を見ていると魅力的なおすすめ動画リストが表示されるので、予定時間以上にのめり込んでしまって、気づいたらこんなに時間が経っていたということがたまにあります。対策として、それなりに重い話題・情報の場合にはApple Watchでタイマーを設定してから動画を見るようにしています」

2.松田充弘氏のYouTube活用法

二人目のエグゼクティブは、松田充弘氏。実業家として、数々の会社の代表を務め、グロービス経営大学院の教員を務めたり、著書を執筆したりと、多様な活動を行っている。

YouTubeをビジネスやプライベートの学びや情報収集に活用する際、大きく3つの使い方があるという。

【取材協力】

松田充弘氏
グロービス・パートナー・ファカルティ、JIYUGAOKA eye salons group 代表、株式会社Next Action 代表取締役、株式会社GM-NeXT 代表取締役、MBAプロフェッショナル・ビジネスコーチ、全米NLP協会認定 NLPトレーナー。著書に「会社を辞めない起業」がある。「会社を辞めない起業塾」を主宰する。
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(1)情報を多面的にとらえる

「情報を多面的にとらえる目的での利用です。外部環境の変化に応じて、いろいろなニュースが飛び交っていますが、それらのニュースを誰がどのように受け取ってどのように解釈しているのかを知ることができます。例えば『堀江貴文 ホリエモン』『高須幹弥(高須クリニック)』のチャンネルをよく視聴します。

一つの事象に対しても、立場によって受け取り方が大きく180度違うことも多々あります。自分の視点だけではなく、どのような人が、どのように考えているか、どのような解釈をしているかということが認識でき、またその発信に対して、どのようなコメントが入っているかを観ることで、多くの人がどのようにとらえているかを認識することができます。

NewsPicksや、日経新聞等のニュース記事にもコメントが入っていますが、フォーマルな表現や浅い内容も多く『ぶっちゃけ話やより深い感想』はYouTubeのほうが得やすいです。よって、情報を多面的な視点でとらえる点において、YouTubeはとても便利です」

(2)セルフトレーニングとしての利用

「これは、フィジカルトレーニングやメンタルトレーニングなどのセルフトレーニングでの利用です。例えばフィジカルトレーニングの場合は、体操やストレッチ、筋トレなど自分がしたいフィジカルトレーニングに合わせた番組を観ながらトレーニングを行います。以前、自宅から歩いてすぐのスポーツクラブに通っていましたが、行き帰りの時間、着替え、準備などの時間を考えた場合、YouTubeを観ながら自宅でやったほうがはるかに時間短縮になります。また、自宅でもトレーニングマットなどを使うことで、スポーツクラブと何ら変わらない環境でできます。

そしてメンタルトレーニングの場合には、瞑想をしたりあるいは自問自答したりと、自分と向き合う際に、世界各国のいろいろな景色の動画を観ながら考えを深めていくとすごく思考が広がります。以前は色々な場所に泊まりで行って、その空気の中で行っていましたが、私自身の感覚が視覚と聴覚重視で、体感覚はあまり重視していないという特性もあり、自宅でYouTubeの動画を観ることで、ほぼそこにいる感覚になることに気づきましたので、YouTubeのほうが効率がいいと考えています」

 (3)趣味の情報を得るための利用

「趣味の情報を得るために視聴しています。私は、海外サッカーの観戦、最新ファッション、デジタルガジェットを使いこなすことが趣味ですが、これらの情報を最初に受け取るのは、YouTubeが多いです。そこで受け取った気になる情報に関して、より深く調べるために、サッカーであればDAZNやABEMAといったビデオ・オン・デマンド・サービスを利用したり、ファッションであればブランドのサイトや雑誌を観たり、デジタルガジェットであれば、そのアイテムのサイトを観たり、すぐに使ってみたりという形で楽しみを深めていきます」

●YouTubeを活用するメリット

松田氏にとって、YouTubeを活用するメリットはどのようなことがあるのだろうか。3つ挙げてもらった。

1.自分が観たい番組を自律的に観ることができる

「テレビやラジオは、メディアが、流したい番組あるいは情報を、流したい時間に流したい内容で伝える仕組みです。情報を得ている際には、他の視聴者やリスナーの方がどのような意見を持っているか、どのような感想を持っているかということを同時に確認することができません。

その点、YouTubeは自分が見たい番組を、観たいときに、観たいところだけ確認し、またコメント欄を確認することで、その情報に対して誰がどのようにとらえているかということも知ることができます。その利便性のほか、情報を鵜呑みにするということが極力ないように受け取ることができるメリットもあります」

2.動画を簡単に保存しておくことができる

「YouTubeは、動画をリストに保存しておくことができ、いつでも観たいときに観ることができます。テレビでももちろん番組を録画しておくことができますが、それよりもはるかに楽に、自分が見たい番組を見たいときに見ることができます。

さらには、観る場所、端末も関係なく、YouTubeにログインすれば、常に同じ環境で情報にアクセスすることができるのが非常に便利です。特に、移動中に観ることができるのはいいですね。スマホ、iPad等、デバイスの画質は年々進化していますし、ヘッドフォンの音質もどんどんよくなっていますので、自宅のテレビ、スピーカーにこだわる必要がなくなっています」

3.簡単にシェアできる

「その番組を簡単にシェアすることができるという点もメリットに感じています。観たい人、あるいは見せたいメンバーへ瞬時に同じ情報を伝えたり、またSNSでその内容をシェアすることで、他の人がどのように感じるかという意見を確認することもできます」

どちらのエグゼクティブも、YouTubeの利便性や即時性、一つの事象に対するリアルな意見やコメントが見られる点などのメリットから、ビジネスにもプライベートにもフル活用しているようだ。

具体的にどのように情報を受け取り、また、咀嚼しているのかという点は、とても参考になる。ぜひ参考にしたい。

【調査出典】
経営者JP「エグゼクティブに聞く「Youtubeの使い道に関する本音!」の意識調査(ライトver)」

取材・文/石原亜香利


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