レンズに触れることなくフォーカシングのコントロールが可能に
総合光学機器メーカーのタムロンは、撮影現場での利便性を向上させて写真・動画撮影の可能性を広げるAndroid OS搭載スマートフォン/タブレット専用アプリケーション『TAMRON Lens Utility Mobile』の開発を発表した。
このアプリは、2021年10月にリリースされた多くのタムロンレンズユーザーが使用しているパソコン専用ソフトウェア『TAMRON Lens Utility』の『Android』版となる。
ユーザーの写真・動画撮影スタイルに応じて各種タムロンレンズの機能カスタマイズを可能にするパソコン専用ソフトウェア『TAMRON Lens Utility』。
同社では、撮影現場でレンズの機能カスタマイズがしたいという利便性向上を求めるユーザーの声を受け、Android用のアプリケーション『TAMRON Lens Utility Mobile』の開発に着手したと説明している。
別売の『TAMRON Connection Cable』を使用して、レンズとスマートフォンを繋ぎ、スマートフォンを使用してレンズのカスタマイズが撮影現場で手軽にできるほか、スマートフォンからレンズ操作を可能にする機能を新たに追加。
同社によれば任意の被写体から被写体へスムーズにフォーカスを移動させる「A-Bフォーカス」など、レンズに触れることなくフォーカシングのコントロールが可能になるという。
『TAMRON Lens Utility Mobile』概要
アプリケーション名『TAMRON Lens Utility Mobile』
リリース:2022年内予定
対応OS:『Android』6-12
対応レンズ:
『28-75mm F/2.8 Di III VXD G2 (Model A063)』
『35-150mm F/2-2.8 Di III VXD (Model A058)』
https://www.tamron.co.jp/news/press_release/20220804.html
構成/KUMU