SNSコーチが運営する『SNSコーチ』は、①2023年度入社として就職活動を行っている、もしくは行っていた四年制の大学生、②現在就職しているが『Twitter』を利用して転職活動を行っているZ世代の会社員107名を対象に、Z世代の就職・転職活動における『Twitter』利用に関する実態調査を実施して結果を発表した。
調査概要:Z世代の就職・転職活動における『Twitter』利用に関する実態調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー」の企画によるインターネット調査
調査期間:2022年7月15日から7月16日
有効回答:①2023年度入社として就職活動を行っている、もしくは行っていた四年制の大学生、②現在就職しているが『Twitter』を利用して転職活動を行っているZ世代の会社員107名(大学生と会社員の合計が107名)
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
Z世代の就活・転職活動している人の約4割が「企業公式の『Twitter』を検索・閲覧」
「就職・転職活動において、どのように『Twitter』を活用しましたか(複数回答)」(n=107)と質問したところ、「企業公式の『Twitter』を検索・閲覧した」が43.9パーセント、「会社の評判を『Twitter』で検索した」が41.1パーセント、「役員・社員の『Twitter』を検索・閲覧した」が31.8パーセントという回答になった。さらに「就職・転職活動において、どのように『Twitter』を活用しましたか。Q1で回答したもの以外にあれば、自由に教えてください(自由回答)」(n=107)と質問したところ、「情報集め」や「社会人の方に志望動機を添削」など60の回答があった。
●自由回答・一部抜粋
・21歳:情報集め。
・22歳:社会人の方に志望動機を添削。
・26歳:ハッシュタグで検索。
・23歳:イベントを探した。
・24歳:務めている人のつぶやきを見た。
・21歳:検索エンジンを使った。
・22歳:アカウントを調べた。
社長の『Twitter』が魅力的な発信内容だった場合、約7割が「この社長のもとで働いてみたい」と回答
「社長の『Twitter』を検索・閲覧した」と回答した人に「社長の『Twitter』が魅力的な発信内容であった場合、社長の『Twitter』やその社長が経営する会社に対してどのような印象を持つと思いますか(複数回答)」(n=33)と質問したところ、「この社長のもとで働いてみたい」が69.7パーセント、「社員が働きやすそう」が51.5パーセント、「風通しが良さそうな会社」が51.5パーセントという回答だった。「社長の『Twitter』が魅力的な発信内容であった場合、社長の『Twitter』やその社長が経営する会社に対してどのような印象を持つと思いますか(複数回答)」で、「特にない」、「わからない」と回答した人以外に「社長の『Twitter』が魅力的な発信内容であった場合について、回答した以外に持つと思う印象があれば自由に教えてください」(n=33)と質問したところ、「良い人」や「わかりやすい」など15の回答があった。
●自由回答・一部抜粋
・22歳:良い人だな。
・21歳:わかりやすい。
・26歳:考え方を知る。
・22歳:特になし。
社長の『Twitter』の発信内容が魅力的だった場合、63.6パーセントが「志望度があがる」
「社長の『Twitter』を検索・閲覧した」と回答した人に「社長の『Twitter』が魅力的な発信内容であった場合について、社長の『Twitter』はご自身の就職・転職活動にどのような影響を与えると思いますか(複数回答)」(n=33)と質問したところ、「志望度が上がる」が63.6パーセント、「企業へ応募する」が60.6パーセント、「内定を承諾する(入社を決める)」が45.5パーセントという回答になった。
社長の『Twitter』がない場合、半数以上が「企業への印象は悪くなる」
「社長の『Twitter』を検索・閲覧した」と回答した人に「社長の『Twitter』がない場合に関して、該当する企業への印象は悪くなると思いますか」(n=33)と質問したところ、「非常に悪くなる」が36.4パーセント、「やや悪くなる」が18.2パーセントという回答だった。
社長の『Twitter』の発信内容が魅力的でなかった時は48.5パーセントが「志望度が下がる」
「社長の『Twitter』を検索・閲覧した」と回答した人に「社長の『Twitter』が魅力的な発信内容ではなかった場合、社長の『Twitter』はご自身の就職・転職活動にどのような影響を与えると思いますか(複数回答)」(n=33)と質問したところ、「志望度が下がる」が48.5パーセント、「選考を辞退する」が45.5パーセント、「周りから反対される」が33.3パーセントという結果だった。
社長の『Twitter』がなかった場合は「選考を辞退する」が45.5パーセント
社長の『Twitter』がなかった場合に該当する企業への印象が「非常に悪くなる」「やや悪くなる」と回答した人に「そもそも社長の『Twitter』がなかった場合、社長の『Twitter』はご自身の就職・転職活動にどのような影響を与えると思いますか」(n=33)と質問すると、「選考を辞退する」が45.5パーセント、「志望度が下がる」が39.4パーセント、「周りから反対される」が33.3パーセントという回答だった。
社長の『Twitter』がなかった場合の企業への印象、「離職率が高そう」が66.7パーセントで最多
社長の『Twitter』がなかった場合に該当する企業への印象が「非常に悪くなる」「やや悪くなる」と回答した人に「社長の『Twitter』がない場合に関して、該当する企業へどのような印象を持つと思いますか(複数回答)」(n=18)と質問すると、「離職率が高そう」が66.7パーセントでトップだった。以下、「風通しが悪そうな会社」が55.6パーセント、「情報発信に消極的そう」が50.0%パーセントという結果だった。
①2023年度入社として就職活動を行っている、もしくは行っていた四年制の大学生、②現在就職しているが『Twitter』を利用して転職活動を行っているZ世代の会社員107名を対象に、Z世代の就職・転職活動における『Twitter』利用に関する実態調査を実施したが、Z世代の就職・転職活動では「企業公式の『Twitter』を検索・閲覧」や「会社の評判を『Twitter』で検索」など『Twitter』利用をしており、中でも「社長の『Twitter』を検索・閲覧」をしているZ世代は3人にひとりということがわかった。14.0パーセントが「志望企業へDM」、13.0パーセントが「企業からDM受け取る」など、DMを通じた「DM採用」という新しいスカウト採用の流れも垣間見えた。社長の『Twitter』の発信内容が魅力的だった場合は、多くのZ世代が「志望度が上がる」と回答する一方で、発信内容が魅力的ではなかった場合、半数以上が「志望度が下がる」と回答していることから、『Twitter』の発信内容により、就職・転職活動に与える影響が大きく異なることもわかった。そもそも社長の『Twitter』の発信がない場合は、「選考を辞退する」や「離職率が高そう」などネガティブイメージが強く、Z世代の就職・転職活動にとって『Twitter』で発信していることが重要な判断軸になっているといえそうだ。
出典元:「SNSコーチ」
構成/KUMU
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