約6万個の星を映し出す家庭用のプラネタリウム「HOMESTAR」は、累計販売数170万台以上を誇る人気シリーズ。その最新作「HOMESTAR granity」の報道陣向け記者発表会が開催された。
登壇したセガトイズ 国内マーケティング 企画本部 富山桂行氏は、家庭用プラネタリムの最高峰と位置づけられる製品とプレゼン。
従来のHOMESTARでは精緻な恒星のみ投影されていたが、今回のHOMESTAR granityではオーロラなど自在な映像と組み合わせることが可能に。大きな違いはレンズが2つ付いていること。恒星投影レンズからは恒星原板を通した星を映し出し、プロジェクター投影レンズからは映像を投影可能となっている。それぞれ単体での投影、さらに同時にも投影する「ハイブリッド投影」ができることでプラネタリウム施設さながらの体験が自宅でも堪能できるようになっている。
HOMESTAR granityのホワイト。本体サイズは幅205×高さ238×奥行205㎜。
さらに、大きなバージョンアップとなっているのが、インターネット接続が可能になり、専用アプリと連動させることによって多彩なプラネタリウム作品を映し出せるようになった点。映像コンテンツは実際にプラネタリム施設にて上映された作品を中心に、発売時で40作品以上を提供、今後も増えていく予定だ。
「HOMESTAR granity」には本体に専用恒星原版1枚、専用ACアダプター、レンズカバー、使用上の注意(保証書付)、クイックガイドを同梱。価格は6万9799円だ。
2030年の宇宙の旅を疑似体験できるコンテンツも配信
今回スペシャルコンテンツとして、スペースウォーカー社協力のもと、2030年代の宇宙旅行が疑似体験できる専用コンテンツ「SPACE CRAFT granity」を期間限定で収録。楽曲の監修は、m-froの☆Taku Takahashi氏が担当している。
スペースウォーカーが研究開発を進め、2030年に就航予定のスペースプレーンは、飛行機に乗るように宇宙を行き来できるサブオービタルスペースプレーン。そのCGモデルでは滑走路を離陸し、宇宙空間に飛び出て宇宙旅行を楽しみ、再び地球に戻ってきて滑走路に着陸するまでの疑似体験を「HOMESTAR granity」で体験できる。
m-fro・☆Taku Takahashiさんと中川翔子さんが先行体験
記者会見後半にはm-froの☆Taku Takahashiと中川翔子さんも登壇。「HOMESTAR granity」を先行して体験した感想を伝えていました。
m-froのライブの際に作った衣装で登場した☆Taku TakahashiとTSUMORI CHISATOのワンピースをまとった中川翔子さん。
中川翔子さん「おうちで寝そべりながら、引きこもりながら宇宙中旅行できます。即買決定ですね!プラネタリウムだと叫んだりできないですが、おうちだとお気に入りの木星が出てきても興奮できますね」
m-fro・☆Taku Takahashiさん「本当に立体的な感じがして、宇宙が本当にすぐ上にあるようで、それをおうちで楽しめるのは本当にすごいな」
「HOMESTAR granity」の発売は2022年9月8日から、販売はAmazon.co.jpとセガトイズECサイト「セガトイズ.com」のみとなっている。事前予約を実施中だ。
取材・文/北本祐子