日本エイサーは、Android OSを搭載したスマートプロジェクター「M511」と「M311」を発売した。いずれも価格はオープン。実勢価格はフルHD解像度に対応した「M511」が110,000円前後、WXGA解像度に対応した「M311」が80,000円前後。
いずれも、Android OS搭載でYouTubeやNetflix、Prime Videoなどの対応するストリーミングサービスを手軽に楽しむことができるスマートプロジェクター。標準搭載のWi-Fiドングルを利用することで、スマートフォンやPCからのワイヤレス投写も可能で、Miracastテクノロジー対応機器とのスクリーンミラーリングにも対応する。
また、3Dや2Dの投写コンテンツの色調整を自動で行ない、鮮やかに写し出すAcer ColorBoost(カラーブースト) 3Dテクノロジーや、映像のフレームを分析して最適な見え方に調整するAcer LumiSense(ルミセンス)テクノロジーといったAcer独自機能を搭載。映像の歪みを補正する台形補正機能も装備する。
さらに、重力センサーも搭載し、プロジェクターを天井に設置して使用する際、プロジェクターの設置向きが上下逆になる場合でも、自動で向きを検知。映像を180°回転させて上下の向きを正しく投写する。
加えて、3D映像に対応したHDMI 3D規格に対応。これにより、3Dコンテンツ、再生プレイヤー、3Dメガネと組み合わせることにより3Dで映像を楽しむことが可能(3D映像を投写するには、別途対応する3Dコンテンツ再生プレイヤーと3Dメガネが必要)。
そのほか、10Wスピーカーも搭載。外付けスピーカーなしで映像とともに音声を楽しむことができる。
「M511」の主な仕様は、解像度がフルHD(1,920×1,080)、輝度が4,300ANSIルーメン(標準)、アスペクト比が10,000:1(最大)。投写サイズは27~301インチ、投写距離は1.0~10.0m。本体サイズは約313×240×113.7mm、質量は約3.0kg。
「M311」の主な仕様は、解像度がWXGA(1,280×800)、輝度が4,500ANSIルーメン(標準)、アスペクト比が20,000:1(最大)。投写サイズは27~300インチ、投写距離は1.0~10.0m。本体サイズは約313×240×113.7mm、質量は約2.7kg。
入力端子は共通で、HDMI 1.4a(HDCP対応)×2、アナログRGB/コンポーネントビデオ(ミニD-Sub 15ピン)×1、コンポジット(ビデオ)(RCA端子)×1、PCオーディオ(ステレオミニジャック)×1、USB Type-A(ワイヤレスキット用)×1、USB Type-A端子×1を装備する。
製品情報
https://acerjapan.com/projector/home/M511/M511
https://acerjapan.com/projector/home/M311/M311
構成/立原尚子